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でんでんランディングページを作ってみた2

でんでんランディングページの作り方に沿って作っている最中なわけで。
さて、現在こんな画像が表示されています。
008
矢印を押すと、HTML編集画面の前に戻りますが、ページ表示は以前とは変わっています。
で、まず最初にやることは、左のフレームのスライダーを一番下まで動かします。
010

さらにそこで「詳細設定」をクリック。
そしてこの説明ページ
Customizeカスタマイズ
の項目にここでやっと辿り着いたわけです。
ここで説明の通りにするとこんな画面になります。
011

で、ここからが本番ですよ~
わたしのコンテンツを例にして説明していきますね。
左フレームのスライダーを一番上までスクロール。
そして「外観オプション」とcover imageまでを説明に従って入れたところです。
cover imageは横幅260px以上がいいそうです。
「プロフィール画像」は出版社enjugroupのロゴにしました。ここではまだ見えていませんが。
012

次の
テーマオプション・全体に関する設定
で、わたしの場合はこうなっています。
「cover image」から16項目下から始まります。
013

ここは「非表示/表示」のボタンの説明が必要ですので、画像で表示します。
こんな感じ。
014.jpg

あと、最後の「EnableSchemaOrg」はONのままで。

さて、これで個々の設定にかかります。
こんな感じ。
016

で、ここまでくれば、あとはこの説明ページの通りにやっていけばいいでしょう。
CM用の動画もこの通り入れられます。
動画はもちろん作らなくちゃいけないんですけど。
動画はYouTubeやFacebookに投稿したものを埋め込むことができます。
私の場合は、Facebookに以前投稿した動画を使いました。
Facebookページへ行き、自分の動画の編集をクリックすると、「埋め込みコード」が得られます。
それをそのままここにコピペ。
017

さて、あとは「試し読み」の項目。
それは次で!










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でんでんランディングページを作ってみた

ろす氏の「でんでんランディングページ」があまりにかっこいいので、コミック宣伝として作ってみた。
くわしくはここ
まずはTumblerにブログを作成する必要がある。
アカウントを作る方法はここに詳しい。
ここで「最初の使い方」まで参考にして作って下さい。
000

数字を書き込むと認証メールが登録アドレスに送信されます。
ここは多くのサイトと同様。
003.jpg
送信メールで最後の認証が済むと、こんな画面になりますが、スキップをクリック。

002

そうするとこれがブログのダッシュボードです。
004

①はThumblerにもれなくついてくるフォロワーだそうで、あとで消せます。
②がホームのアイコンで、この画面。
で、③をクリックしてカスタマイズします。
するとこんな画面が現れますので、
「HTMLを編集」をクリック。
005


するとすざまじいコードが現れるが、ひるまずにすべてを選択し、消去する。
006.jpg


あう~400行くらいあるんだよ…。
でも全部消す。
そしてそこにこれをコピーする。
この「これ」も結構すごく長いんだよ~
でもコピペする。
さあ、本番はここからです。
貼り付けたのち、左上のプレビューの更新を押します。すると右側の画面が「題名未定」から「キャッチフレーズうんぬん」の画面に」変わります。
007

で、左端の矢印を押します。

008

ということころで次へ!




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ごまめのまとめ第3弾

さて、恒例の「ごまめのまとめ」である。
KDP花盛りの今、もはやオワコン作家には誰も興味はないとは思うが、
自分の回顧録を書くときに必要になるかも知れないので(笑)
とりあえずまとめておこう。
2013.8から2014.7月まで。
この期間の注目すべきトピックは、amazonのツールを使い英語版のPODを開始したことかなあ…。
実を言えば、私は紙の本のほうが好きなのだ。
電子書籍をやるのはひたすら「自主」出版するためであって、
さらに英語版をグローバル展開するためであって、
こよなく電子書籍を愛しているわけではない。
しかしこのあたりは、ここでまた新たな問題提起をしたいと思う。
というのは、大昔、コミ○ィアという同人誌即売会に参加していたときのこと、
同人のゴールは商業出版という雰囲気を少なからず感じたことがあったからだ。
「おめでとう、○○サークルの●●さんが、ついに商業デビュー!」
的なことが、カタログの記事に頻回に載ることがあった。
それはそれで確かにそうなのだが…でもゴールであるというのとは違うような気がして、
違和感があった。
それと同じ事が電子出版に起こるのではという危惧だ。
電子で大々的に成功し、紙版も出る、
それが電子出版成功者のゴール、といった。
確かに、食うためには紙版が出ることがベストだとは経験的に知っている。
だが紙版のシステムではもはややっていけないと電子にシフトした私としては、
いろいろなチョイスがあるからこその電子だと思うのだ。
まあ、KDPが日本にローンチしてまだ1年半、
KWLは日本では本格的にローンチしていないし、
今後どうなっていくか、見守っていくしかないのだけれども。
それはともかく。
DL数を書き出してみた。
KDPセレクト登録はいっさいしていないので、
無料DL数はゼロである。

海外書店で自主出版しているコンテンツのDL数。
amazon 750
amazon ODP(これは2014.6開始) 10
kobo 291
Nook 465
iBooks 244
ほとんどが英語版。
トータル 1760

My distributorのMediaTunesさまを通してのDL数(2013.7から2014.5)
トータル11780
配信書店の数は今のところ国内11。
DL数は多いが、パピレスレンタが半分近くのため、
なかなか売り上げには結びつかないことが悩みかな。
今後、コンテンツの値段をあまり下げない方針でやっていく必要はあるかも知れない。
今まで絶版本はかなり廉くしていたのだけれども。
以前、白泉社で商業BLを書いていたとき、部数が伸びずに煮詰まったことがあった。
そのとき、ダンナに「お前な、好きなこと書きたい、褒められたい、お金欲しい、この3つを同時に満たすのはほぼ不可能だぞ」と言われ、納得したものだ。
そう、作家の10%ぐらいしか本業では食えない。
それは電子でも同じ事。
昨今では小説家(や漫画家)は、DRMを無くし、海賊版やYou Tubeを受け入れてコアなファンのみに向けてグッズ販売やコンサートなどの興業を通じて金を稼ぐミュージシャンのようになれ、と平気で書くライターもいる。
それってわたしがたびたび書いている、クリエイターはロドリーコ・イル・モーロをパトロンに持つとか、即売会に必死で参加するブルーワーカーになれってこと。
取り巻く状況を鑑みると自分で実行することはほとんど不可能だ。
それじゃあ、電子出版などそもそもせずに、
ePub3をウェブで見るツールBiB/iをウェブサイトに埋め込んでただでコンテンツを見てもらっても同じではないか。
私のような作家はそうすべきなのかも知れない。
それとも別の未来はあるのか?
そういったことを憂慮するにつけ、
本当に電子書籍の正念場はこれからなのだと思う。
さて、来年の今頃は「ごまめのまとめ第4弾」を
発表できているだろうか、わたし。
神のみぞ知る。

twitterで電子書籍サンプルを開示してみた

web上でepub3を読むことが出来るツール「BiB/i」が無料公開されている。
セルフプロモーション用に自分のHPにこのツールを埋め込むことも出来るのだ。
さらに、dropboxの「public」フォルダに埋め込むことによって、twitter上でも自分の電子書籍をサンプルとして公開できるという。
くわしくはここ
わたしもこのサイトを参考にやってみたが、
猿未満の人のためにもう少し詳しく書いておこうと思う。

自分は「六本木夜間診療所」の英語バージョンと日本語バージョンを同時に呟いてみたのだが、
画像と共に公開されるのは一つだけのようだ。
epub3の作成方法はここには詳しく書かないが、
作成フリーソフトなどはウェブで公開されているので、
調べてみること。
作成したePub3を記事にあるように、
名前についた拡張子を「.epub」から「.zip」に変更し、さらに解凍ソフトで解凍する。
私はフリーソフトの「Lhaplus」を利用している。
winでは右クリックでも展開できる。
解凍したフォルダがサンプルとなる。
そうやって作成した日本語バージョンを「sample」とし、英語バージョンを「rsample2」として、
サイトに書いてあるように、BiBi フォルダの中の「bookshelf」に置く。
「bib」フォルダ内はこんな感じになっている。
bibi1

「bookshelf」内に置いたものがこれ。
sukusyobibi2.png
で、htmlの編集にかかる。

記事にあるように、「i」フォルダ内にあるindex.htmlを複製して別の名前を付け、それをhtml編集ソフトで編集する。
わたしの場合は、「sampl.html」と「sampl2.html」というページを作ることになる。
sukusyobibi5.png



「index.html」の編集前はこんなコード。
sukusyobibi3.png

ここの「公開リンクへのURL」は、
dropbox内のhtmlを右クリックすると、
こんなメニューが出るので、「公開リンクアドレスをコピー」をクリック。
sukusyobibi4.png


この「sample.html」の公開リンクアドレスを、さきほどの「sample.html」に書き込む。
わたしの場合はこうなる。

sukusyo4.png

で、ほぼ完成である。
twitter上で、この「sample.html」のアドレスを公開するだけ。
実際の呟きがこれ。
sukusyobibi6.png

もちろん小説でなくてコミックでも出来る。
特に虹のサンプルなどにいいのではないだろうか?
twitterで期間限定で見てもらうのには便利なツールで、
自主出版作家のプロモーションに今後はかなり役立つと思う。

kindle match bookを作ってみた2

さて、本の中身(interior)の編集だ。
まずは本のサイズを選ぶ。
お薦めは6×9インチだそう。
これは同人で言うところのA5に近い。
まあ、これを使うのが無難か。
次に行くと、驚いたのが本文にカラーが選べること。
もちろん「高くなる」が、amazon co.jpの出版社向けPODでは中身は白黒オンリーなのだ。
ただ、同人のように巻頭カラー4Pのチョイス、などといった細かいサービスはない模様。
しかし、写真集にはいいのではないだろうか。
それにアメコミなんかは全部カラーだったりするしね。
まあ、ともかく白黒印刷を選び、紙質も選ぶ。
これも同人印刷と同じだ。
そして作成したPDFをアップロードする。
ウェブ上で自分の本を確認できるサービスがあって、
このpreviewerでアップしたデータを確認する。
これがまたなかなかよくできている。
こんな感じ。
これでOKなら、「save&continue」で次の段階へ。
次はカバーだ。
これはテンプレが充実していて、
さすがamazonと悔しいが感動してしまった。
同人屋でなくてもこのテンプレを使えば、好きな表紙が簡単に出来るのだ。
もちろん自分ですべて作ることも可能だ。
ページ数と背表紙の厚さも計算できるようになっている。
そしてテンプレを使えば、自動的に背表紙は計算されている。
背表紙を自分で計算する必要もなく、
自分の好きな画像をテンプレで指示された領域にアップロードすればもうできあがるという仕組み。
カバーの紙質も選べる。
これも同人印刷と似ている。
マット加工や光沢加工といったところだ。
これでカバーができあがると、次はいよいよ出版に進むのだが、
そのまえに、自動チェックをかけておくといい。
これはたぶん、OCRの自動チェックなのだろうと推測する。
主に裁ち切りに字がかかっているかどうか、
タイプミスがあるかどうかがチェックされる。
なので日本語の名前などには
「タイプミス」という警告が出ることがあるが、それは気にせず、
またコミックだと裁ち切り部分に絵がかかっていて、さらに「マージンに注意」という警告も出る可能性があるが、
これも無視して次へ。
するといよいよ向こうの人的なチェックとなる。
「24時間以内にメールが行くよ」とあるが、
本当に早い。
わたしの場合は、12時間ぐらいでメールが来た。
一回目は、奥付のISBNを間違えたので、
(mobiと紙版では別のISBNが必要になる)
慌てて作り直し、再アップロード。
そしてほぼ12時間後に来たメールがこれ。


Congratulations!
Your interior and cover files for Last Legend, #4793080 meet our technical requirements for printing.
The next step in the publishing process is to proof your book:
FOLLOW THIS LINK TO GET STARTED:

****************************************

https://*****++

こんな感じ。
そしてリンクに飛んでconfirmすると……
やったね!
こんなポップアップが出ます^^
「CreatSpace eStore」なるものがどんなものかまったく不明だが(苦笑)
そこへ行くととりあえず本が見られる。
しかし最終目標はamazon comとEUのamazonに並ぶこと!
1Wのタイムラグがあるらしいので、確認したらまたご報告します。
で、結論。
やらなきゃゼロだ。
そしてこのPODはセレクト登録しなくても出来るのだ。
これはやらなきゃ損!

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kindle match bookを作ってみた1

SNSの友人から、amazonでどうやったら効果的な半額セールスが出来るのだろうと問いかけられた。
私自身はKDPではセレクト登録していないので、フリープロモーションなどは行っていない。
しかし、そのことでいろいろ調べたところ、「kindle match book」に登録する、という項目を見つけた。
もともと、amazonでCDを購入するとMP3がフリーでついてくるというもの。
自分でMP3を作成してiPodに入れる手間が省けるわけで、
このサービスが登場したとき、そのうち本にも適応されるのでは、と思っていた。
するとあにはからんや、2013.11より、
「紙版をamazonで購入した人がkindle storeで電子本を安く購入できる」
というサービスが始まったのだ。
そこまではよし、私も知っていた。
KDPのプラットフォームに、その項目が追加されたのも。
ここに登録すると、自分の電子本を紙版購入者にお得な値段で売ることが出来る。
プロモーションの一環として。
ただ、紙版購入者への電子本の割引サービスはまだ日本では適応されておらず、
さらに私が自主出版している本は出版権を引き上げてしまったものばかりなので、
たとえこのサービスが日本で行われていてもあまり関係はないや、
と思っていたのだ。
ところが、である。
より深く知ろうといろいろリンクをクリックしていたところ、
自主出版者が自分の本を簡単にPOD出来るということが解ったのだ。
もちろん、まだUSとEUの一部でしか、そのPODで刷った本は購入できない。
しかし、なんとすごいサービス!
自分の本がamazonに並ぶのであるよ、しかも初期費用なしに!
これはやるっきゃない!
というわけで、まずは1冊、試しにやってみることにした。
KDPの自分の本の編集画面に
No.9「Kindleマッチブックに登録する」
という項目があり、そこから「もっと詳しく見る」をクリックすると、
「kindle match book」の説明へ跳ぶ。
そこに「CreatSpace」へのリンクが貼ってあって、
それがここ
まずはここでアカウントを作る。
作り方はKDPとまったく同じなので、一度KDPにアカウントを作った人なら簡単に作れます。
そして、作りたい本のタイトルなどを登録していく。
KDPと同様にISBNは持っていなくても大丈夫。
私は持っているので、13桁のISBNを登録。
ここで注目は、「本の言語」で「日本語」もちゃんと選べるようになっているということ。
もちろんまだ日本では買えないが、
日本以外にも日本人はいるのだから、たとえ日本から買えなくても、どんどんこのサービスは使うべきではないだろうか?
それにPDFだから縦書きだって問題なし。
といっても、まだ右綴じに対応していないような気がするんだが、
それはともかく。
そして情報がすべて登録できると次はいよいよ、本の「中身(interiorというのだ)」を作っていく。
ここからは同人でデジタル入稿したことがある人なら簡単だ。
本のサイズを選び、原寸もしくは裁ち切り分を含めたPDFをアップロードすればいいのだ。
というところで次へ!

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そして縦書きを捨てる

 昨年秋に、「エブリスタ」にアカウントを作ってみた。
 新しい自主出版プラットフォームの一つとして利用してみたいと思ったからだ。コンテンツも準備したが、盗作騒ぎの中で時間もなかったために加え、自分が昭和の女でかつあまりにもケータイ小説から遠い作風に、断念した。ハッキリ言えば怖じ気をふるったのだ。
 が、しかし、盗作騒ぎも終息し、さらにこの4/12には○歳となった。
 もう誰かに迷惑をかけなければ何をしてもいい歳だと、ダンナにも言われた(笑)
 Google+のとあるグループに所属していたところ、たまたま「エブリスタ」のグループに入る機会に恵まれたこともある。
 というわけで、エブリスタのアカウントでのコンテンツ配信を決心した。
 しかしそれはまたePub3から離れることでもある。
 もともと縦書きにはたいしたこだわりはない。
 私の感覚では、紙版であれば小説は縦書きでなくてはいけないが、ウェブやモバイルなら別だ。
 ただ、ケータイ小説独自の掟を守ることはしないと決めた。
 たとえば、「一字下げ(インデント)」
 横書きの英語はウェブでもインデントがある。
 さらに自作の英語翻訳版を手直ししていただいたときも、インデントが重要と教わった。インデントを見ただけで、英語に不慣れかどうかが解るのだそうだ。
 まあこれもさほどこだわっているわけではないので、不評なら改めるにやぶさかではない。
 また、ルビは振れないが漢字はオリジナル原稿のままで使おうと決めた。
 さらにしばらくは無料公開とする。
 KDPではセレクト登録すると、独占配信と引き替えに90日間に5日だけ、フリープロモーションができる。
 その時にランキングをどれだけ駆け上がるかに自主出版作家は血眼になる。
 炎上覚悟で言うが、それはどうなのかと私はずっと思っていた。
 確かにセルフプロモーションはとても大変だ。大手出版社から出版されない限り、人の眼に停まることは難しい。KDPのフリープロモーションだけが頼りだと思う気持ちも解る。が、私のように大手出版社で作品が出版されてもやっぱり人の眼にも停まらず、売れずに消えていく作家なんかごまんといるのだ。
 大手出版社では売り上げは第一だから当たり前だが、自主出版だからこそのコンテンツ発信方法があるのではないか。
 そういったことを考えて、エブリスタを選んだ。
 ここでは無料配信も出来る。もちろん有料もだが。
 そして読者がなんと言っても多い。
 もちろん配信数もハンパではない。
 この中で誰かに届けられたら。
 それだけで意義があるのではないか、と思ってのことだ。
 KDPのフリープロモーションに通じるが、無料配信は長く売れない同人活動をやってきたババア同人作家にとってある意味馴染みがある。イベントでの無料本配布に通じるからね。
 そして逆に大変難しい。
 無料配信には以下の3種類のコンテンツがあると思う。

・ 無料だから読む。(能動的)
・ 無料でなければ読まない。(受動的)
・ 無料でも読まない。(拒否的^^)

 少なくとも、最初の二つのカテゴリにまずは入らねばならない。
 さらにケータイ小説を読む読者がkindleでkindle storeのコンテンツを読む確率は限りなく低いと思われる。
 が、異文化交流(苦笑)で向こう側に行くことで、新たな読者を獲得できる可能性は高いのではないだろうか。
 フリープロモーションで無料本のランキングを駆け上がる以外にも、認知度を高めることが出来るような気がする。
 要するにまた実験だ。
 というわけでここです。
 某レーベルで、まったく別PNで出版した王道ファンタジー小説。
 ご多分に漏れず、売れずに打ち切りになりましたが、続編を自主出版していく予定(苦笑)。
 


 

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ごまめのまとめ2 2013.7から12まで。2014.4.4

さて、ごまめのまとめ第2弾。
第1弾はここ
第1弾は2012.6から13ヶ月間の成果である。
2012年6月はkoboが発売になり、そしてkobo writing lifeが最初は日本からも利用できたのが、
途中からは縦書きに対応しなくなったという混乱を経て、12月にはKDPのローンチ、
これで自主出版者には新たな時代が開かれたと喜んでいるところで、
amazonが日本とブラジル、そしてインドだけにセレクト登録しなければ70%のロイヤリティは支払わないということが解り、冷や水を浴びせられた日々を経、激動のおよそ1年。
今回はきりのいいところで2013.7から12までの半年間を公開する。
相変わらずの痛い三文えろ作家と
晒して下さってOKだ。
前回の記事も拍手は4つだけだったしなあ(笑)
もともと、KDP、kobo、Nookその他distributorを通じて、国内の電子書籍書店へ個人が配信した場合、
どうなるのかという1ケースに過ぎない。
私としては、コンテンツホルダーはKDPだけでなく、複数の書店で配信するのがいいと思っている。
それは主に、amazonのホモフォビアとダブルスタンダードに嫌悪を抱いているからなのだが、
まあ、個人的な感想に過ぎないのであしからず。
長いものに巻かれろ体質の人には解らないだろう。
というわけで、まずmy distributorさまからの複数書店への配信による総DL数、iBooksを除いて日本国内のみ。
すべて日本語のコンテンツです。
2013.7-12。
なんと6728。
たった、と言うべきですけど。
すべて有料です。
で、海外書店。ほとんどが英語のコンテンツです。
2013.8-12
amazon 360
Nook 209
kobo(KWLでの自主出版)156
iBooks 123
計 848。
フリープロモーションはKDPセレクトに登録していないので
やっておりません。
ほぼ半年で立派なものじゃあないですか!
売り上げはたいしたことありませんよ~(苦笑)
電子書籍の単価は低いですからね。
でもこれだけの数の読者さまに届けられたとというのが、
本当にありがたいことです。
これぞ自主出版の醍醐味!
なので、他のかたも
ぜひ複数書店へと目を向けて下さいませね(苦笑)
檜原が自主出版をする意義は、
全世界のどこかにいる自分のドッペルゲンガーに届けるためなのです。
私の書くものは私が読むためのものだから。

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盗作問題。盗作者の詫び状

さて、盗作者HN「みのは京都大学医学部人間健康科学科を卒業し、社会に旅立っていった。
私もここで一区切りを付けるために、彼女から最初に来た「詫び状」なるものを公開しようと思う。
同意を取らない私書の公開は厳密に言うと法律違反だ。
だが彼女がもしこれに関して私を名誉毀損で訴えるのならば、
某S河内vsガッキーのごとく、
ここまでの経緯すべてが法廷で明らかにされることになるわけで、渡りに船だ。
というわけで、盗作者の詫び状はここで見ることが出来る。
一部、事実と異なる記述があるので、私が知り得る限りの範囲でコメントとして訂正してある(爆笑)。
手紙には人柄が出ると言うが、この書簡は彼女の人間性すべてを表している。
わたしの弁護士先生もこの手紙を見て「これは相当プライド高いよ、謝罪広告には応じないだろう」とおっしゃった。
そしてこの手紙を書きつつも私以外の作家から盗作を続けていたのだから、さすがに呆れる。
ただ、ここまでくると心理学的に興味深く、最近は楽しくなっている。
彼女に新しい動きがあると、何人ものかたがメールで知らせてくださるので、
今後もウェブ上で観察を楽しもうと思う。

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難聴についての医学的見地

いろいろとかまびすしいので、「難聴」についてここで医学的なことを記しておこうと思う。
まず、「難聴」には「伝音性難聴」「感音性難聴」がある。
「伝音性難聴」は外部から鼓膜を経て神経まで達するルートの一部に障害があり、音が正確に伝わらないこと。たとえば耳小骨の(あぶみ・きぬた・つち骨)異常、また鼓膜が破れたときなど。
「感音性障害」は神経の異常。先天性全聾などはこれに当たる。後天性であれば、神経細胞の変異や損傷などによる。たとえば加齢による神経変異の老人性難聴やヘッドフォンの多用・工事現場や飛行場の近辺に住むことによる騒音性難聴だ。
確かにこの場合は、音がゆがんで聞こえることもあるが、神経細胞の損傷であるから回復することはない。
また、40-50dbの難聴の場合は、社会生活に不便を来すことはない。
私は職業上、就労時健康診断のためにオージオメーターで簡易聴力検査を行うが、40-50dbの障害であれば「就労に問題なし」と診断する。
また、一歩譲って人間の声のみがゆがんで聞こえ、何を言っているかまったく解らないのであれば、難聴者に特有の自分の声が聞こえないために話しているうちにだんだん声が大きくなっていく現象が見られる。
S氏が人の声を判別できないと詐称するのであれば、「耳鳴り」にすればよかったかも知れない。
しかしその場合も、詐病を見破る検査がある。
一昨年の「イグノーベル賞」を受賞した「スピーチジャマー」をご存じだろうか。
自分の声が外部からワンテンポ遅れて入ってくると、難聴でない人は発声が困難になるという現象を利用した発明品だ。
医学の現場でも同じような装置がある。ヘッドフォンで自分の声を流しながら、朗読してもらう検査をすれば詐病を見破ることが出来る。
さらにS氏の受けた難聴の検査について。
ABR(聴性脳幹反応)は未熟児に聴力障害があるかどうか検査するために有用な検査であり、30年以上前からごく普通に行われていた。決して一部の特殊な病院にしかない検査ではない。
しかし、「詐病」を疑わない限りはわざわざ脳波まで検査しないのは事実である。
今回のS氏の場合、簡単に診断書を書いた医師にも問題があると言われるのは無理もないことだ。
特に障害者年金や認定に関する診断書は今後どの医師も慎重に書かねばならないだろう。
彼のことを考えると、わたしの盗作者を想起してしまう。
ありとあらゆる嘘を瞬間的につくことが出来、さらに自分が悪いと決して認めず、実力以上の評価を盗む…。
ある種の人格障害なのだろう。
こういった人種の考えていることは永遠に解らない…。

法的手段を執る人のために 盗作問題課外授業 

ここでは自分の経験と反省に基づき、
今後、ネットで盗作されたかたへの対処方法を公開しようと思います。
まず、どこまでの本気度かで違います。
このウェブサイトを参考にして下さい。
弁護士に依頼せず、自分で対処する方法も書かれています。
記事の盗作・パクリサイト被害に遭った時の対処法と予防策
わたしは最初から法律事務所に依頼するつもりでした。
なんとなれば、そのための資金は惜しまないつもりだったからです。
わたしと同じようなかたはそう多くはいないかと思いますが、
そういったかたのために、ここでわたしの経験に絞って説明していきます。
最初の関門はよい弁護士を見つけることです。
個人の場合、盗作者から賠償金を取ることはかなり難しいのです。
とくにウェブでの盗作問題では賠償金は雀の涙です。
そのためほとんどの弁護士先生が嫌うものです。
弁護士の報酬は「着手金」というものがあるものの、
基本的には成功報酬です。
人間、金のために仕事をしているわけですから、
個人の著作権問題を引き受ける弁護士がほとんどいないのも無理もありません。
しかも書類の作成は「すごうく面倒」だそうです(苦笑)。
まず案件を引き受けてくれる弁護士先生を見つけて下さい。
そして、相手に内容証明つきの手紙を送ります。
そのさい、わたしの経験から言うと、
やっといい先生に巡り会うと、
相手を早く懲らしめたくて
急いで事を進めたくなるものなのですが、
ここは慎重に文章を考えた方がいいです。
わたしもわたしの先生も初体験でしたから、
無理もないのですが、
いろいろとミスを犯しました。
必要なことは、
最初の内容証明からがっつりこちらの要求を突きつける。
もちろん、拒否されたら裁判も辞さず。
そういった意志を伝える必要はあります。
また、わたしの場合ですが、「刑事告訴するぞ」とブログやツィッターでわめいたことが、
最終的に相手の謝罪広告同意を引き出したのかなと言う気がします。
それほどわたしの相手は悪質かつ人でなしでありました。
ここで注意、「刑事告訴」するつもりで呟くのはかまいませんが、
(わたしの場合は本気でした)
その気がないのにあまり脅し文句のように
メールを送ったり、メンションしたりすると脅迫罪になります、お気を付けて。
メンションではなく、普通に呟くのは問題ないでしょう。
誰へ向けての言葉か特定されませんし、
相手がもし脅威に感じたと言ってきても、
(脅迫罪は「相手が脅迫と感じた」だけで脅迫罪として訴えることができるのです)
「盗作者全般に向けていった言葉だ」と言い返せます。
そして「民事」ではほとんどお金が取れませんので、
最初の段階で弁護士先生には「刑事告訴する」と伝えるのもよいでしょう。
今回、私の場合はまさか相手があれほどの人格障害とは知りませんでしたから、
刑事告訴まではするつもりはありませんでした。
経過中、相手のあまりのひどい対応に刑事告訴も辞さず、という気持ちになり、
弁護士先生にそれを伝えたところ、
「最初になんでそう言わなかった」と言われ、
ちょっと唖然とした経験があります。
というわけで、自分の失敗を踏まえると、
相手に内容証明を送る前に、じっくりと相談し、どう対処するか最初に決めておくのがベターです。
刑事告訴の場合は、弁護士の仕事は告訴状を制作して提出し、受理されるまでです。
民事よりは時間がかからず、。
報酬は少ないものの、どうせ民事でもたいして取れませんから、
時間給としてはよいと思って手助けしてくれるかもしれません。
ただし、告訴が受理される可能性は個人の場合はかなり低いようです。
残念ながら、すでに絶版になって出版社の手を離れた作品や、
二次創作作品ではまず受理されることはないでしょう。
そして弁護士先生は無駄な手間をいやがります。
さらに「どうせ受理されないのを刑事告訴するのはいや(うんざり)」という心理が働きます。
最初から刑事告訴を望む場合は
弁護士先生を通さず、
淡々と仕事をする行政書士に頼み、告訴状を提出してもらうことは可能です。
ただし、受理されることはやはりあまりありません。
それでも「ああっ、せっかく訴えたのに!」とHPやツイッターで騒ぎ、
拡散してもらうのもありかもしれません。
ここが大手出版社だと警察もすぐ動くくせにって感じなんですが、
この国では公務員は「上にへいこら、下に威張る」ってことなのです。
「告訴状を不受理にされたことがある」という弁護士先生が60%以上だとか。
なので、「民事・刑事両方で告訴」でもいいでしょう。お金、倍かかりますが…。


というわけで、内容証明は
以下の文を参考にして下さい。

●●●●氏の(以下、同氏)の依頼を受け、代理人として、連絡いたします。
同氏は、小説「●●●」の著作権を有しています。
貴殿は、20××年頃、上記小説を真似て、「●●●」のタイトルにて小説および漫画を投稿サイトで発表し、紙媒体で漫画を××社主催のイベント及び通販サイト×××で有償頒布しています。
貴殿の小説及び漫画は、タイトルもせりふも、描かれた状況も、文章も、同氏の小説を一部改竄したものと認められます。
すなわち、貴殿は、同氏の著作財産権および出版権、配信可能化権、著作者人格権を侵害しています。
そこで、貴殿に対し、以下のことを求めます。
1.盗作作品の有償頒布によって得た不当利益の詳細な報告。
2.盗作同人誌の回収
3,または不当利益の返還。
4.著作者人格権侵害に対する謝罪広告の掲載。




1. 有償で頒布した盗作同人誌で得た利益を以下のように本状到達後2週間以内に報告せよ。


定価●●円 印刷部数●● 頒布数●● 利益●●●円
(印刷所の発注書のコピーを同封すること。保存していない場合は印刷所に連絡し、領収書を再発行して貰うこと)


2.回収は以下のようにすること。

ウェブ通販サイト×××に連絡し、返金することをウェブ上に掲載して貰う。
投稿サイトやHPで返金の詳細を掲載する。
購入者が返金のために当該同人誌を発送するための宛名・住所、購入者の問い合わせのためのメールアドレスをHP上に公開する。
回収した同人誌は自分自身で1冊ずつ確認し、廃棄する。
そのさいは画像を撮り、こちらへ送るもしくはHP上に掲載すること。
今後、××社主催のイベントに参加するさいは、当該同人誌を頒布したときと同じサークル名で参加し、
スペースに回収・返金の知らせを掲示する。
また、今後のイベント参加予定もSNSを通じてそのたびに告知する。

3.2に書かれた回収手段が不可能な場合は、1に記載した金額を本状到達後2週間以内に不当利益として●●氏に返還すること。
その場合は、弁護士事務所に電話にて連絡のこと。返還方法はそのときに詳細を伝える。

4.謝罪広告の掲載

以下の謝罪文を本状到達後2週間以内にHPに掲載すること。
掲載期間は×ヶ月とする。
また、SNSを通じて拡散すること。
また、●●氏は同文を●●氏のHPにも貴殿の同意を取って掲載する。




謝罪文


.........(ここはお好みで弁護士先生と相談の上書いて下さい。訴訟を起こすと覚悟しているのなら、相手の他の盗作に触れるのも可能です。私は最初、そういった文章を書いたのですが、弁護士先生に止められました。今思えば最初の文章のままで送ればよかったと悔やんでいます。)




同意書を別送しますので、署名捺印の上、ご返送願います。

本状到達後2週間以内に同意書を返送下さい。返送なき場合は、法的措置をとります。(もしくは「刑事または民事告訴します」)

****

以上を内容証明付きで送ります。
そうすると郵便局の窓口で、日本郵便の番号が付いたもののコピー(謄本)が渡されます。
その番号を同意書に書き込みます。


別送同意書の例

わたくし○○は内容証明xxxxx号に書かれた4つの項目に同意いたします。


住所       氏名 ○○ ○○       印


これで法律的には宣誓したも同じです。
内容宇証明の番号は法律上の証拠となりますので。

こんな感じです。
この内容はかなり厳しく、
民事・刑事告訴を前提にする場合です。
これを叩き台に、あなたの弁護士先生と話し合って下さい。
弁護士先生によって意見は違いますから、
先生の意見を良く聞き、お互いに納得するまで話し合うこと。
とにかく、アドバイスとしては、焦ってはいけないと言うこと。
そして「ぶれない」ということ。
わたしの失敗は、相手のあまりの悪質さにぶれたことにあります。
最初は単に謝罪広告の掲載だけのつもりでしたが、
経過中に、制裁を加えたいと思うようになり、これがいけませんでしたね。
弁護士先生との関係に齟齬が生じ、
結局は最初の目的のみを達するための方法しか執れませんでした。
客観的に見て、加害者側の不誠実な対応に
被害者側が厳罰化を求めるようになることは(著作権侵害に限らず)まれではないと思われます。
しかし、法律でこれを実現するのは難しく、
こういった「ぶれ」は弁護士先生との関係を悪化させます。
最初から相手を強い気持ちで罰する、といった覚悟で臨まないと、
悪質な盗作常習者には対応できません。

最後に。
二次創作での盗作は多いです。
盗作元が二次創作の場合、盗作者は著作権侵害で訴えられないとたかをくくっているからです。
確かに、された側も盗作であるから、訴えることはまずありません。
私の弁護士先生も「二重の盗作だね」とおっしゃってました。
某脱税で逮捕された有名な先生も、堂々と今も活動されていらっしゃいます。
どれほどパクっても、トレースしても、
相手に訴えられることはないと思っておられるからです。
しかし、たとえ二次創作でも、1枚の画像には著作権があります。
あなたが魂を込めて創作したものであれば、
たとえ二次でもそれにはちゃんと著作人格権があるのです。
ただし個人の場合、盗作は「された側の負け」です。
わたしは本当に無駄な闘いをしました。
その上さらにウェブでも叩かれるというさんざんな目には遭いましたが
悔いはありません。
もともとわたしはドン・キホーテ的性格なものですから(嘲笑)。
わたしの闘争はいろいろと失敗を繰り返し、謝罪広告の掲載のみしか成果は得られませんでしたが、
あの時点ではそれが精一杯でした。
ウェブでの悪質な盗作者に詳しい弁護士先生にお願いできればよかったかもしれませんが、
逆にそういった先生ではまずお金にならないので引き受けてくれなかったでしょう。
またわたしの周囲にも悪質な盗作被害に遭った人もおらず、
残念ながら助言を得られることもありませんでした。
わたしの失敗をを蔑むかたはTPPが締結されて著作権侵害が非親告罪になったら、
ぜひこの記事を参考にして彼女もしくは多くの他の盗作者を告発されるといいでしょう。
お金もかかり、さらに無駄に終わるとは思いますが…。
また、真摯に自分の作品を守り、
そのための闘いをしたいかた、
自分の意志に従い、ぜひなさってください。
そのさい、一報いただければ相談に乗ります。
自分の失敗から多少なりともお役には立てるかとも思います。
以上、どなたかの参考になることを祈ってこの項を終わります。


追記しておく。
わたしのように著作権侵害に悩んでいる人には、
こういったサイトがある。
日本独立作家同盟の理事鷹野 凌氏に紹介されたものだ。
アーツ・アンド・ロー Arts & Law
すぐ弁護士に頼むより敷居が低いので
ここの無料相談窓口を利用するのが良いだろう。
 

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最終報告です。盗作問題

わたくしの作品「STILL HEART」がHN「みのによって盗作された件の最終報告です。
みの 氏はわたくしの弁護士先生が送った内容証明に書かれた事項をすべて受け入れました。
FC2ブログ上でその謝罪文を見ることが出来ます。
謝罪広告の掲載、不当利益の報告、盗作同人誌の回収、
いずれも期限内ではありませんでしたが、
こちらの要求に応えました。
ここまで解決が長引いたのは、
わたくし自身にも問題がありました。
わたくしが真に求めたものはわたくしへの謝罪ではありません。
彼女が盗作行為を心から反省することです。
しかし、彼女へ働きかけている間にも、
次から次へと他の作家からの盗作が発覚したと
友人の同人作家さんから連絡があり、
彼女が盗作常習者だと知りました。
それら詳細について、みのたん wiki で検索していただければ、彼女の一人芝居などを見ることが出来ます。
友人から知らされ、わたくしも見ましたが、
まさに吐き気を催すとはこのことです。
彼女の今後の盗作に歯止めをかける方法はないものか、
他の二次作家さんへの警告が出来ないものかと、
いろいろ悩み、方法を考え出そうとしましたが、
わたくしにはそれは不可能だと悟りました。
法律で彼女の行動を規制することは出来ず、
罪を犯そうとするものを未然に防ぐことは不可能なのです。
わたくしへの謝罪は成されましたが、
成果は半分だったと言っても過言ではありません。
しかし、弁護士先生から「奴らは決して謝らない」と言われておりましたから、
最低限の結果は出せたと、
ここで諦めることに致しました。
厳しい処罰を最初から望んだわけではなく、
ただ「いけないことはいけないのだ」という気持ちで始めたことです。
そして、わたくし以外の誰一人こんな行動は取れないのだと確信してやったことです。
現時点では結果に満足しております。
謝罪広告の文章に関しても、
わたくしが相手から聞きたい謝罪の言葉を入れようとも思いましたが、
そんな言葉は一つとて相手の心にはありません。
相手の心にない言葉をわたくしが作文したとて、
何一つ意味はないと悟り、
最低限の簡単な文言にしました。
彼女が自ら発する言葉以外を求めるのは、単なる自己満足にすぎないからです。
さらに掲載期間ですが
わたくしは当初、2年間のウェブ上公開を望みました。
相手が2年間の長きにわたって、ウェブで盗作作品を掲載し続けたからです。
せめて同じ期間、公開することを望んだのですが、
判例では多くが1ヶ月の掲載を命じています。
ただ、今回のような長期にわたって
ウェブで盗作し続けたという判例がないため、
弁護士先生の助言に従って、6ヶ月としました。
反面、わたくし自身のHPに同意書を取って同文を掲載することで
長期の掲載を可能にしました。
社会に出れば、自分の行動に全責任を負う、
それは当たり前のことです。
彼女は4回生、学生だから盗作が許されるわけではありませんが、
来年3月以降は、社会で責任ある大人として振る舞わなければならないのです。
今回の盗作問題で少しでも自分の非を認め、
自ら償おうという意志が感じられればまだ救われるのですが、
わたくしとわたくしの弁護士先生が彼女に接触を試みているあいだ中ずっと、
彼女自身からの自発的な謝罪の動きはいっさいありませんでした。
それどころか、その間、新しいHNで同じpixivに別ジャンルのアカウントを取り、
同人誌を作り、作品を投稿していることも既に分かっています。
これはそのジャンルの二次創作をしているかたから直接連絡がありました。
二次創作の作家さまたちが新しいジャンルへ移り、
そこで愛するキャラの二次創作をするのは別にかまいません。
みの氏がヘタリアに飽き、新たなジャンルで同人誌を有償頒布するのは別になんの問題もありません。
盗作でない限り。
しかし、すでに新しいジャンルでも盗作がどんどん発覚しているとそのかたから報告があり、
このままこれを許しておけば、ヘタリアと同じ経過をたどるのは目に見えています。
どうしたらいいのだろうとわたくしは悩みました。
やはり訴状を提起し、彼女の本名が明かされるような行動を取った方がいいのか。
たとえ被害者だとしても、わたくしにそんな他人を断罪する権利があるのか。
しかも相手はどんなに人間性に問題があるとしても
前途ある学生である。
そうやって悩んでいる間に、大きな動きがありました。
盗作者の個人情報が一部ウェブに流出してしまったのです。
これは別の同人作家さんからメールがあり、知りました。
ここで断言しておきますが、
流出させたのはわたくしでもわたくしサイドのものでもありません。
お疑いのかたはどうぞ弁護士をお雇いになり、
サイト管理者に情報開示を命じ下さいませ。
みの氏は複数のジャンルで盗作を繰り返しておりましたから、
どこかでどなたかの不興を買うことにでもなったのでしょう。
最初にすみやかに謝罪し、嘘をつかず、見栄も張らなければ
本名がウェブに流出することもなく、
医学生だと仲間内には見栄を張り続けられたのにと思うと、
人は嘘で得をすることなど無いのだと思います。
それにしても9月に盗作が発覚して以来ずっと、こちらからの呼びかけを無視し、
そのあいだ、同じpixiv内で新たな盗作にいそしんでいたのかと思うと、
おぞましさに身の毛がよだつ思いです。
最高学府においてさえ、
学生による論文のコピペは日常茶飯事です。
「ばれなければいい」、それが彼女に限らず盗作常習者の日常なのでしょう。
はじめは何とかそういった考えを変えさせよう、今までの生き方を反省させよう、
などといった気持ちでおりましたが、
今に至ってはその考えは捨てました。
個人の倫理感は子供の頃に確立するものです。
とうに成人した彼女を矯正するのは不可能に近いでしょう。
わたくしの硬直した倫理観を相手に押しつけることは出来ません。
盗作常習者は一生、他人のものを盗んでも平気でしょうし、
そうなれば一生、人とのあいだで真の信頼関係を築くことは出来ないでしょう。
情けないことですが、それが真実です。
彼女がそれを望み、そうやって生きていくのなら
誰にも止められないのです。
ただ、二次創作を本心から愛する方々にはまことに申し訳なく思っております。
今回の騒動で、キャラへの愛から二次創作をする方々も不愉快な思いをしたのではないでしょうか。
ここでわたしからお詫びを申し上げます。
また、彼女の盗作に歯止めがかけられなかったことも
申し訳なく感じております。
今後、TPPが締結され、著作権侵害が非親告罪化することは間違いありません。
盗作常習者達が、自分のことだけを考えて同人活動をすることがどんな問題をもたらすのでしょうか。
それがわたくしの気がかりです。
しかし、それもまた檜原まり子の力の及ぶことではありません。
ただ、みの氏 このFC2ブログに今後のイベント参加予定を掲載するようですので、
ぎりぎりで活動中のジャンルは解ります。
そのジャンルで活動している二次作家さんへの警告にはなるでしょう。
それだけが、わたくしの救いです。
2013年の終わりに、情けない報告しかできず、忸怩たる想いですが、
それでもまた新しい年に向けて気持ちを切り替えていこうと思っております。
長文を読んで下さってありがとうございました。
最後になりましたが、今までお力を貸してくださったかたがた、
エールを送って下さったかたがたに深く感謝いたします。



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これで最後 盗作問題

さて、盗作からの返事はなく、
本日12/3火曜日にわたくしは弁護士先生と連絡を取った。
すると、こちらが内容証明を送ったのは11/19だが、相手が受け取ったのは
11/27だと言うことが分かった。
その間、受け取りを拒否していたのか、別のイベントに出かけていたのかは分からない。
となると、最終期限は12/7になる。
だからといって、内容証明を受け取ってすぐこちらへ返信してくる様子もないことは、
これまでとまったく同じで、相変わらず反省の色がないと言わざるを得ない。
すでに先生からは民事で訴訟を起こすことはなんの意味もなく、
このままでは謝罪広告はもちろん掲載しないだろうと言われている。
わたくしは「強い処罰を求める」ために、刑事告訴するとの希望を
先生に伝えた。
そしてわたくしが考えた通り、今回の件は
犯罪事実があり、故意であると認めた書簡もあるため、
起訴猶予になるだろうとのことだった。
起訴猶予は不起訴の一種だが、犯罪はあったと認識される。
罪はあるものの、起訴して公判を維持するほど悪質ではないというものだ。
ただし、「猶予」であり、今後同様の犯罪を犯したときは、
猶予になった事件も含めて(法律上は情状証拠、というらしい)
起訴される可能性がある。
すでに盗作者の個人情報が流出した以上、
わたくしが最も求めるものはまさにこれだった。
「起訴猶予になれば、前歴がつきますよね?」
「そうだね」
「そうすると、今後の盗作に抑止効果があるんじゃないですか?」
「その通りだね」
先生、本当に檜原まり子と手を切りたいと思ったに違いなかった…。
それはともかく。
先生との契約は民事を念頭に置いていた。
なので刑事告訴の場合は、また別の契約となり、
費用も別にかかる。
しかし、心は決まったのだ。
刑事告訴は、わたくしが3月に電子書籍配信で契約した
MediaTunesさまから快諾を得、共同告訴になる予定だ。
代表者のかたも「刑事告訴が一番」とおっしゃってくださった。
そうなれば、今注目の電子書籍配信とのからみで、
ウェブでもニュースになる可能性は高い。
二次創作についても議論が盛んな今、ネタとしても受けるだろう。
最近の事例でもあるように、一罰百戒となるかもしれない。
だが、なんでこんなことになるのだ?
きちんと謝罪をすれば、決して訴えないとわたくしは何度も宣言した。
TTPが締結されれば、著作権侵害は非親告罪になる。、
クリエイターは自らの矜持で盗作を廃して行かねばならない。
そうしなければ、安易な告発が増えるかも知れず、
ウェブや同人界での創作活動はシュリンクしてしまう。
特に二次創作のジャンルは。
今後盗作を繰り返すことは本心から二次創作を愛する人たちも苦しめることになる。
なぜ自分のことだけでなく、周りの人たちのことも考えられないのか?
自分だって、作品を生み出すことで得られる悦びを失う可能性もあるのに。
いや、盗作者は単なる金儲けと、
自分の実力以上の評価が欲しいために二次創作をやっているのかもしれない。
もしそうならわたくしの言葉は何一つ届いていないに違いない。
だが、最後にもう一度だけ言いたい。
刑事事件で告訴されるのは大変なダメージだ。
どうせ不起訴になるから平気だと甘く見てはいけない。
検察が起訴するケースの90%以上が有罪になる。
つまり、有罪を勝ち取れないケースを起訴することはない。
そして不起訴の60%は起訴猶予だ。
それはつまり、検察が犯罪事実がないと断定するのが面倒だからなのだ。
あなたの場合は犯罪事実があり、
検察は楽々と起訴猶予に出来る。
あなたは自分の権利を守るために弁護士を必要とするだろう。
いまだ4回生であるからにして、親にその費用を出して貰わねばならない。
犯罪の事実がある以上、
罪を認める自筆の書簡がある以上、
どんな弁護士だって無罪を争わないだろう。
この場合の「起訴猶予」は有罪も同然なのだ。
「前歴」は「前科」ではないが、一生残るのだ。

謝罪広告を掲載し、盗作同人誌の有償頒布による不当利益の報告をなさい。
そして盗作同人誌回収のための情報を公開することで、
一片の誠意を見せなさい。
期限ぎりぎりで返事をするのではなく、
(たぶんそうすることであなたは山月記に出てくるように
肥大化して虎となった自尊心をを自分でなだめているのだろう)
これを見たらすぐ、弁護士先生へ電話なさい。
たとえ偽りでも誠意があるように見せかけなさい。
あなたは来年3月に社会へ出るが、
半澤直樹ではないけれど、
社会にはありとあらゆる理不尽なことが待っている。
どんなにいやでも相手に頭を下げることだってあるのだ。
いつまでもお花畑で遊んではいられない。
それが人生なのだから。
わたくしの言うべきことはこれですべてである。

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盗作者に告ぐ2

本日は三通目の内容証明の期日である。
今現在、盗作からの返信はない。
盗作者はいつも必ず期日ぎりぎりで返信して来る。
よって、本日投函したとしたら、月曜日にこちらへ届くだろう。
わたくしも月曜日までは待つつもりだ。
しかし、これだけを取っても、盗作者に一片の誠意もないことが分かる。
なぜならば、本心から謝罪しようと思うのなら、
こちらからの働きかけがあった時点ですぐに謝罪の意を表示するはずだからだ。
もはやわたくしは盗作者に誠意を求めないことにした。
盗作者はわたくしが謝罪を求めている間も、
別ジャンルの二次創作で活動している。
しかもそこでまた盗作を繰り返しているのだ。
今現在の盗作者の活動ジャンルは「フリー!」であり、
pixivのアカウントはhttp://www.pixiv.net/member.php?id=8329623であり、HNは「Rio5」である。
彼女のフォロワー、もしくは新しい友人のかたは、ぜひ彼女に誠意ある対応を求めて欲しい。
はじめ、わたくしは誠意ある謝罪さえあれば、すべてを許すと思っていたが、
3回にわたる内容証明にもかかわらず、
きちんとした謝罪が得られないのであれば、
刑事告訴も視野に入ると思い始めている。
わたくしのような個人作家、さらにベストセラー作家でもないようなら、
検察は不起訴にするだろうが、
それでも盗作者の悪質さに対応するにはこれしかないのではと思う。
そもそも2年の長きにわたって22回もWEB上で連載され、しかも一字一句違わぬほどの盗作をされたわたくしに、
なんら相手を罰することが出来ないようなら、
著作権法など、なんの意味があるのだろうかと問いたい。
民事告訴については、もともと1円も相手から貰う気はないゆえ、
あまり意味がないと思っている。
民事の基本は和解であり、
こちらにいっさいの落ち度がないのだから、
和解する意味がない。
しかも、相手が誠意ある態度を見せないでいる間に、
相手の個人情報が一部webに流出してしまっている以上、
民事で訴訟する意味がない。
ただ一つ、思うことは、
相手が大学4回生であり、
来年の3月に卒業するということだ。
ここで謝罪してくれれば、
わたくしとて、これからの人生に汚点を付けたくはない。
しかし、逆に言えば、
謝罪せずにこれから社会に出て人生を送ることを
看過することも盗作者のためにはならないと思う。
これをこのまま許せば、
彼女は「ばれなければいい」「適当にごまかせばなんとかなる」
という気持ちで生きて行くに違いないからだ。
盗作者よ、
もしこのブログを読んだなら、
そしてあなたが今日わたくしの弁護士宛に書簡を投じていないのなら、
月曜日に朝一番でここに電話なさい。
〒105-0001 東京都港区 東京都港区虎ノ門3丁目18−12 301
03-3431-7161

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個人の立場 盗作問題第2部10

いろいろ悩んでいる間にもどんどん時は過ぎてゆく。
ブログに講談社発行の写真集からの写真を勝手にアップした男が逮捕されるというニュースも見た。
大企業なら、警察も速攻で動いてくれるが、
個人のごまめ作家ではどうなのだろう。
無視されるのだろうか。
しかし、わたしほどのひどい盗作をされてもなお、個人でしかも売れていないからと言って
なんの法的保護も得られないのであれば、
他の弱い個人は誰もがいっさいこの国では法の保護を得られないのではないだろうか?
そもそも著作権保護法など、なんの意味もないのではないのか?
ここまでひどい盗作をされても犯人を罰することが出来ないのであれば、
著作権保護法などないも同然ではないだろうか?
先生は民事では無理だろうとおっしゃった。
なんとなれば、日本の男(判事)は若い女に味方するから。
ならば、刑事しかないのだろうか。
先生が刑事で代理人になって下さらないのなら、
もはや自分でやるか、別の代理人を捜すしかないのかも知れない。
わたしは追い詰められていた。

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ノルウェーの森と著作者人格権侵害 盗作問題 

著作者人格権侵害とはなんだろうか?
ぴんと来ない人も多いのではないだろうか?
著者が描いた作品を勝手に改竄したり、
著者の名前を偽ったり、また記載しなかったりすることなのだが、
わたしの場合でわかりやすくお教えしよう。

と、その前に、わたしはハルキストではないと断っておく。
ハルキについては別に好きも嫌いも何とも感じない。
で、わたしが「Still Heart」を書いたのは1996年。
わたしは同居人の影響で、ビートルズファンであった。
ハルキの大ヒット作、「ノルウェーの森」は読んではいないが、
そのタイトルが、もちろんビートルズの楽曲から取られたのは知っている。
「Isn't it good, Norwegian wood」
あまりにも有名な歌詞だ。
ただ、英語力がないため、ずっとそのタイトルに違和感を感じていた。
そんなとき、定期購読をしていた岩波書店の販促雑誌「図書」で衝撃的な記事に出会った。
米文学者大津栄一郎氏の「ノルウェイの森雑考」である。
それには、「単数形のwoodは森ではなく、材質のこと。
つまり『ノルウェイジャンウッド』とは木材であり、この場合は、ノルウェー製の家具のこと」とあった。
そして続けて彼は、(すみません、もうもとの「図書」が手元にないので、記憶に基づいただけですが)
アメリカ文学者であるためかこのように書いていた。
「60年代当時、ニューヨークでは、北欧製の家具が流行だった。
ソーフォーのロフトなどでは白木の家具を置き、ラグを床に敷く。
だが男が遭った女は、自分の殺風景なアパートに入ると、
家具もない部屋の木製の床を指し、
『ノルウェー製の家具よ、素敵でしょ』と言うのだ。
そこで彼女が貧乏ではあるが、自立した女性で、しかも貧乏であることに引け目を感じず、
ユーモアのセンスにあふれていることが分かる」
「つまり、自立した女性へのリスペクトなどをこのタイトルから感じ取らねばならない。
日本語タイトルの『ノルウェーの森』ではなんのことか分からない」
現在、wikiを見るとどうもそういったニュアンスは削られているが、
リアルタイムで読んだわたしは腑に落ちた。
いかにも後年、「ウーマン」を作曲するジョンらしい歌詞ではないか、と。
もちろん、本当にジョンやポールがそう考えて作曲したかどうかは分からない。
いろいろな説もあるし、
wikiには下世話な説も乗っている。
しかしわたしはそのとき確かにジョンの魂を感じ、感動したのだった。
同じ記事内で、大津氏は
「ノルウェー製の家具というタイトルでは日本ではあれほどヒットしなかったろうし、
そうなれば村上春樹も自作のタイトルに持っては来なかったろう」と書き、
確かにその通りである。
そして今までの疑問が氷解すると同時に、
その歌詞の意味の深さにうたれた。
「ノルウェイジャンウッド」は「ノルウェーの森」では意味がない。
それこそが、言葉の持つ『言霊』なのだと。
そしてわたしは、盗作された「Stll Heart」の中に、
自分の感動を伝えるためと、またジョンへのリスペクトとしてこう書いた。

,,,,,,,,,,,

 三年前訪れたベセスダの二人のフラットは、天井が高く、ワンルームのロフト風で、
コルクの壁に白木の家具と明るい北欧調インテリアだった。
フローリングの床には綾織りのラグが敷いてあった。
 木田は小早川を部屋に招き入れると、
「ノルウェイジャン・ウッドだぜ?」
 くすくす笑って説明した。
「え?」
「ビートルズの歌だよ! 日本では『ノルウェイの森』って訳されてるけどね。
本当はノルウェイ製の木製家具って意味さ。北欧調の家具のことだって星が教えてくれた」
 あっけにとられている小早川に、木田はひどく得意がっていた。
「ホーム」
と何度も木田はその部屋のことを呼んだ。

......

しかし盗作者はこの部分を盗作したあげく漫画化し、
台詞をこう改竄した。


「ノルウェー製の家具だって」
「え?」
「ビートルズの曲だよ。
なんでも『ノルウェーの森』って訳す国があるらしい。
兄さんが教えてくれたんだ。
賛否は分かれるが俺はその解釈も好きだ」


これを見たとき、初めてわたしは怒りに震えた。
台詞をまんまコピペするのはいい(よくはないが)。
が、わたしの感動・思索・ありとあらゆるものから生み出された作品を
改竄されるのはもっとも許せない。
これは著作者の人格を否定することになるのだ。
単に作品を盗む泥棒より更に悪い。
そして盗作者がいかに薄っぺらい人間かを知った。
そうなの、ノルウェーの森でいいのか。はいはい。
自立した女性やジョンへのリスペクトなど微塵もないのね。
まあ、薄っぺらでなくては盗作などしないだろうし、
そんなことを言っても仕方がない。
盗作者に告ぐ。
わたしの地雷は「医者」ともう一つ「ビートルズ」のようだ(笑)
あなたは二つも地雷を踏んだ。

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騒動の渦中で学んだこと 盗作問題

そして盗作問題の渦中でいろいろなことが解ってきている。
今回のケースはほとんどまるっと盗作だからわかりやすくまた争いやすいが、
ウェブでのトレース問題などは相当難しい。
同人仲間からは「みんなやってるし、検証サイトもあるから見てみ」などと言われ、
確かに見ればトレースとしか言いようのないもの・ぱくりと言いたくなるものなど多数だ。
しかし法律的にはきわめてそれを著作権侵害とするには難しいことも学んだ。
裁判では相当な独自性もしくはロゴなどでないと認められないことが多いのだ。
そしてどれほどある作家がいろいろな作家からトレースを大量にしたとしても、
数では判断されず、法律的にはその一つ一つについての検証がなされたうえで
著作権侵害が認められなければ、その作家は道義的にはアウトでも法律的にはセーフとなる。
何年か前の有名BL漫画家さんの騒動など、
トレース元が大企業だったり、
また出版者側が自主判断で作品を下げたりするようなことがあればまた別だが、
同人作家やウェブで発表している作家などはほとんど対応できないし、
泣き寝入りをせざるを得ないのが現実だ。
そしてまた、たとえ訴えても相手のほうが力が強ければ、
まず著作権侵害を認めさせることは無理だろう。
他人のトレース作品をネットに上げ、鬱憤を晴らすことは出来る。
だが、それだけだ。
逆に誹謗中傷したとして名誉毀損で訴えられる可能性もあるのだ。
たとえ限りなくグレーでも法律的にセーフであれば相手は告訴できるのだ。
だからといって、トレースが許されると言っているわけではない。
しかし、もはやウェブの海の中ではグレーゾーンは拡大しすぎていて、
ただでさえ、いっさいの著作権を認めないという政治団体もあるくらいだ。
私は信念に基づいて行動したが、
たまたまその力があっただけで、単なる自己満足であり、
また自分の思い込みを優先しただけに過ぎない。
みの氏一人を退治しても、元々パクリや盗作をする輩がそれで悔い改め、自主規制することは望めない。
今回のようにたとえ相手が盗作を認めたとしても、満足するような謝罪を得られることはまず期待できない。
それでもやったことに意味が何一つ無いとは思っていない。
とりあえず私のやり方が一つの手本にはなる。
強い意志を持って相手に対峙することで、
謝罪を勝ち取る道はあるのだ。
またもう一つ、
わたしは盗作に遭った人に助言が出来る。
それは。

訴訟や法律事務所の力を借りることは金と時間がかかり、
なおかつ期待したものを得ることは難しい。
全面勝訴しても、賠償金を取ることはほとんど不可能で、
弁護士費用すら持ち出しだ。
それでもやる人は及ばずながら出来る限り応援する。
しかしやりたくても出来ない人も当然ながらいる。
その人達にはこう言いたい。
「あきらめろ」
人間は思い込みの動物だ。
自分の心の持ち方で変われる。
パクられ、相手がそれで利益を得ているのを見ることは悔しいかも知れない。
また、パくられた本人としては自分に捧げられるべき賞賛を横取りしていると感じるかも知れない。
相手を憎んで鬱々としてしまう人がいるのは理解できる。
だがみの氏とは違い、あなたの周りにはあなたを慰めてくれる友人がいるのではないだろうか?
心の傷を癒してくれる人がいるのではないだろうか。
あなたの代わりに憤ってくれる正義感のある友人がいることを発見するかも知れない。
もしそうならあなたは幸せ者なのだ。
きれい事だと言われるかも知れないが、
綺麗に生きようが汚く生きようが、
所詮人間はいつか死ぬのだと思えば、
どう生きるかはあなたが決めることなのだ。

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ジャンル : 小説・文学

盗作者に告ぐ 盗作問題第2部に向けて

この場で盗作者へ告げておきたい。
謝罪は誠実さをもって成されるべきであり、
以前にもわたしは「誠実さ」を何より求めていると書いた。
「誠実さ」のない謝罪は言い訳と言い逃れに過ぎない。
嘘と見栄で書かれたものは人の心を動かさない。
わたしだけでなく、あなたの周り全ての人に
誠実さを持って謝罪の意を表明してもらいたい。
医療関係者であるなら、誠実さとともにこれからの人生を生きるべきである。
わたしの望むことはそれだけである。
こんなことを今更書かねばならないことに
絶望を感じている。
わたしは損害賠償請求権および今回のことの諸費用を盗作者に請求する権利を有している。
もしこの文章を読み、
反省したのなら、
再び河原崎法律事務所へ連絡して下さい。

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著作権その愛。 盗作問題追記

経過報告である。
現在、裁判に向けて準備中だ。
著作物対比表も完成した。
ここで言いたいことがある。
そもそも著作権とはなんなのだろうか?
最近の若い子は著作権のなんたるかも解らないようだ。
「なぜ使っちゃいけないの?」と主張する人もいるらしい。
著作権。
それは作者の人権だ。
作者の魂が生み出した血と肉を分け与えられた作者の一部だ。
ベストセラー作家であろうがわたしのようなごまめ作家であろうが、関係ない。
もちろん金に直結する場合もあるだろう。
だがごまめ作家だからないがしろにされていいというものではない。
それは「基本的」な「権利」なのだ。
「なんで勝手に使っちゃいけないの?」と主張する若い子にはこう言いたい。
あなたの名前を誰かが使って、なにか悪いことをしたり、
もしくはあずかり知らないところで何かがあなたのやったことになったりしてもいいのか、と。
「著作権」は「人権」なのだ。
「著作者人格権」が定義されていることでも分かる。
だからこそ、今回の「みの」氏の気持ちが理解できない。
虹は「愛」が基本だ。
キャラクターへの愛が無くては創作できない。
他人の創作を自分のものと偽るところには愛が感じられない。
盗作の理由が単に自分を実際以上のものとして見せかけたいだけに過ぎないとすれば、
今後の人生もその延長線上にあるだろう。
こういった問題に巻き込まれて思い出すのは
中島敦の1編だ。
中島敦は私の大好きな幻想作家で、
もちろん「光と風」も名作だが、
そして「悟浄出世」や、名人が「これは何に使う道具だね?」と尋ねてしまう話も大好きだが、
ここで思い出すのは「山月記」だ。
肥大した自我・自己愛・自尊心ゆえに獣となってしまう詩人の物語である。
誰しも自己愛や自尊心はある。
だが理性によって飼い慣らさねば、
それは膨れあがって自分自身を呑み込んでしまうのだ。
プライドと見栄、それは時には自分を高めるために必要なモチベーションだが、
自分を見失う前にぜひ「山月記」を読んでいただきたいと思う今日この頃である。

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盗作問題 最終章

さきほど法律事務所で契約を済ませました。
すばらしい弁護士さんと巡り会えた幸運を神に感謝します。
「著作権問題はねえ、お金が取れないんだよね」
と笑いながらおっしゃった河原崎先生、ぐっと来ました(笑)
檜原の目的はあくまでも真摯な謝罪、
「悪いことは悪い」と言うこと。
以上二点で闘っていきます。
そしてHNみの 氏、
今からでも遅くありません、
下記のHPにあるメールフォームから謝罪の意を示して下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/
これからは相手側の出方によって裁判に発展する可能性がありますので、
しばらく闘争ブログはお休みです。
しかし檜原まり子は闘っておりますので、
みなさま陰ながら応援するなり嗤いものにするなり好きにして下さいませ。
ではいつか、善いお知らせを届けられることを願って。

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小説そのまま  盗作問題7

その頃までにわたしはある一つの感想を持っていた。
それは。
河原崎先生はわたしの「Still Heart」シリーズに出てくる功刀元法学部教授そのままじゃない!
功刀元教授は白髪で温厚な外見、
中身は結構お茶目で大胆、冒険好き。
「Still Heart」第3部に登場し、
木田の性格の悪い美人の兄・木田政基が所属する法律事務所の顧問という設定だ。
未だ取りかかっていない幻の第4部では小早川とともに活躍する予定なのだ。
ひょっとしてこの出会いは運命かも!
それはともかく、次にやるべきことは紙版の同人誌を手にいれること、と意見の一致を見る。
「それはどこかで売っているのかね?」
ウェブサイトで売っていましたが、今は売り切れです。
「国会図書館にあるんじゃないかな?」
ええっ?
いやいやいやいや。
ないですって。
「いつ発行したのかな」
昨年の夏です。
「じゃあもう、国会図書館に入っているんじゃないかな。あそこは日本で発行された全ての本が入っている」
ないですってば。
で、わたしの考えですが、
ツイッターで「有償で譲り受ける」と呟き、拡散してもらうのです。
600円で売られたものですから、高ければ誰かが名乗り出るでしょう。
「そうだね、それが一番だろう」
で、お願いがあるのです。
「何かね?」
連絡先をここの法律事務所にしていいでしょうか?
そのほうが信用されますし、いたずらや詐欺なども防げますから。
「それはかまわないよ。
引き受けるともう決まったのだから」
ファーストステージ、クリア!


そのあとは小説についてのおしゃべりをしてしまった。
先生はわたしが準備した文書に書かれた名前に目を留める。
「このレオン・ユリスってのは?」
アメリカのユダヤ系作家で、ハリウッドの脚本なんか書いた人なんです。栄光への脱出とか。
「おお、そうか」
で、QBⅦってのはクィーンズバー7号のことで…
ナチスドイツに協力した医者の話です。
自分のことを書かれて名誉毀損で作家を訴えるんですが、
その法廷が7号法廷で…
「なるほど」
わたし、QBⅦのTVミニシリーズのことまで説明してしまう。
その後、わたしの本に話題が移る。
「印税ってどのくらいなの?」
10%です。
「そうかあ、僕は8%だったよ。
僕も3冊ほど本を出したんだけどねえ、
あっという間に絶版だ」
河原崎先生が指し示したのは、わたしが座っている椅子の後ろにある本棚だった。
法知識の一般向け解説書といったもの。
じゃあ、電子書籍にして出しましょうよ!
わたしがdistributorを紹介します!
「いや、法も変わってしまったからねえ、手を入れなくてはダメだ。
ちょっと今はその暇がないなあ」
そうなんですか、残念。
「電子書籍の印税って同じなのかい?」
だいたい同じで、10から12.5%ってとこです。
ひどくないですか?
紙もインクも流通も要らないのに!
「もっと高くすべきだね」
でしょう?
「実は僕も小説が書きたいんだ。
ネタはたくさんあるからねえ」
書いて下さいよぉ、電子書籍で出版すればいいんです!
「時間が出来たらね」
ぜひぜひ!
「弁護士の小説家は和久俊三くらいかなあ。
あの人のは面白いなあ」
ジョン・グリシャムがいますよ。
「誰だね?」
ファームとか書いた人です。
アメリカの作家で…
「まあ、アメリカに弁護士は山といるからなあ」
ですよね~~~。
そしてそろそろ時間が来て。
先生、立ち上がる。

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Viva La Vida  盗作問題8

エレベーターの前で別れ際に河原崎先生はこう言った。
「面白くなりそうだねえ」
先生、そんなこと言っていいんですか?
めんどくさくてお金にならない案件ばかり来ちゃうかもしれませんよ?
「わはは、だいじょうぶだよ」
……………
ビルの外に出ると、わたしは暮れかけた空を見上げた。
ついこのあいだまであった夏の輝きはもうなく、颱風は暑かった日々を吹き飛ばしてしまったのだった。
メトロへ歩きながら、降って湧いた災難だったがわたしはいろいろなものを手に入れたと感じていた。
もちろん今日の出会いもすばらしかったし、
検証をして下さったかたとも知り合えた。
出会いだけじゃない、
断られた法律事務所や弁護士さんからだって、知らなかったことを教えてもらった。
溺れる者は藁をも掴む、だって?
藁を掴んで何が悪い。
転んでただ起きたらいけないのか?
わたしは藁を掴み、ただ起きてここまで来た。
今までもそうだったし、これからもそうだろう。
だからこそ、アイドック社に乗り込み、成井社長と知り合って
DRMに守られた自分の書店を開くことが出来た。
英訳版コミックを全世界に配信しようと転げ回って
翻訳者のYuri Aoiさんと知り合い、彼女の紹介で
カナダに素敵な友人が出来た。
SNSではFUSE networkの池田氏・小林氏と知り合い、
MediaTunesの安倍ちゃん(と呼ばせて下さい)と意気投合し、
その結果、日本初の個人作家のためのdistributorが誕生した。
これからも転んだらただ起きてやる。
だってそれしかできないから。
そして思う。
人間はやはりアナログな存在だと。
ゼロか1か。
お金になるかならないか。
ではなく。
「おもしろそうだね」
この気持ちが人を動かすのだ。
というか、アナログでなくてはいけないのだ。
人生はすばらしい。

…………
って、綺麗にまとめて終わり、じゃありませんよ。
これから盗作者との闘いが始まるのです。
まだゴングも鳴っていません。
さあ帰宅したら、ツイッターで紙版同人誌お譲り下さい、と呟かなくては!
そして最後にもう一度。
わたしの求めているものは
「悪いことは悪い」ということ。
ただそれだけ。
考えてみれば、「Still Heart」シリーズで主人公の小早川は
しょっちゅう恋人の木田に
「すまん」「俺が悪かった」「お前の言う通りだ」
と言っている(笑)。
小早川は檜原の理想の男で(あっ、エモちゃんも^^)、
つまり現実にはそう素直に言える人が少ないのだろう。
ビリー・ジョエルの歌にあるように、
「誠実さ」は今の世の中で、めったに聞かれない言葉だけれど、
盗作者のあなたからわたしは求めている。
あなたは医者の卵と称していますが、
それがもし本当なら、
わたしは医者は厳しい倫理観のもとに人生を送らねばならないと思っていますので、
より厳しい態度で臨むでしょう。
そしてもしそれが詐称であれば、
偽りで人生を塗り固めるのは今すぐにやめるよう助言します。
盗作と同様、何一つ意味がないからです。
今からでも遅くありません、
「ごめんなさい」と謝って下さい。
「もう決してしません」と。
そうすればわたしは訴えません。

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官能小説家 盗作問題6

「あんたの本はあるのかな?」
いよいよ具体的な話に入って、河原崎先生からまずそう言われる。
あ~そうよね、小説家がある日突然
「あなたの新作は、今、わたしが書いている最中のものと一字一句まったく同じです、盗作したのですね」
という手紙をもらうことは時々あるものね。
わたしの盗作騒ぎが妄想の中の本だったら、そりゃ困るって。
もちろんわたしは盗作箇所にポストイットを貼った本を持っていっていた。
先生、それを受け取って奥付を開き「ほほう、たいしたものだね」と感心する。
「で、どんなジャンルの小説なのかな?」
うわあ、BLとか言っても絶対解ってもらえないって!
わたし、女性向け官能小説です、と説明。
「官能小説?
あなたは面白いねえ、わははは」
面白いって言っていただけて光栄で~す、はい。
先生、本をぱらぱらと捲り、
「で、同じなのかな?」
100%同じです。
でもそれはあなたが判断することです。
そしてあなたが同じじゃないと言ったらわたしはすぐ帰らなくちゃいけません。
持っていったPCを開き、検証サイトを見せる。
漫画化したものでは解りづらいと思い、
みの氏が自分で書いたと称している小説を見せる。
するとわたしの本の該当箇所を開き、河原崎先生、見比べ始める。
「あ~こりゃ同じだね。
季節だけ違えているけど」
でしょ?
そこで先生、お仕事モードに入る。
先生、一度ご自分のHPを無断転載されたことがあるそうで、
サーバーにすぐさま削除を求めたそうな。
同じ事をすればと言うが、
それでは本人が特定できない、と説明する。
アカウントは本名じゃなくても作れますし、すぐ消して別アカウントにするそうです。
「だろうな」
なので、紙版同人誌を手に入れることがベストだと思います。
そこには印刷所の名前が載っていますし、
わたしの名前では無理ですけど、先生の法律事務所の名前なら情報開示を求められますから。
「その通りだね」
では、案件を受けてもらえますか?
河原崎先生、「やりますよ」と気軽に返事。
そして「お金もかかるよ、
あなたの目的は何なんだね?」と。
前にも言ったように、わたしは賠償金を取りたいのではない。
お金がかかるとか別の問題なんです。
わたし以外はこんなこと出来ないと思うからです。
悪いことを悪いと言いたいんです。
だってみんなが泣き寝入りするからパクリが横行するんでしょう?
「もしそれが本当の目的なら、みあげたものだ。
だが最後までその情熱が続くかな?
たいてい途中でいやになっちゃうものなのだ」
わたしの情熱は変わりません。
それより先生のほうが面倒くさくなって
いやになっちゃったりしません?
「わっはっは」

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外した? 盗作問題5

ハッキリ言って、その瞬間、外したかも知れない、そう思いました、すみません、河原崎先生!
だって彼からはあまりにも遠い世界のことですよ、みなさん。
わたしはBL作家で、
それってホモえろ小説で、
で、相手は「ヘタリア」って漫画のその二次創作。
同人誌をイベントで売ってて、
pixivってサイトがあって…。
1から説明しなくちゃならないんですよ?
無理無理、ぜ~ったい無理。
もう帰ろうか、とも一瞬思ったが、
ともかく、お金を払った30分は話す時間がある。
解ってもらえるかどうか不安だけれど、とりあえず説明しよう。
そう思い、尋ねる。
あの、ウェブでの盗作なんですけど、ネットとかご存じですか?(うわあ、今考えると失礼なこと言ったなあ、わたし)
「まあ、そこそこはね」
ええと、ダメそうならそう言って下さい。
別の詳しい先生を捜しますので。
と、これまでの経緯の説明を始めるわたし。
盗作者に謝罪を求めたいと別の法律事務所でも相談したんですが、
そこでは99%はダメだ、彼らは絶対謝罪しないって言われました。
「そうだろうなあ」
でもわたしはやりたいんです。たとえお金がかかっても。
賠償金を取りたいんじゃありません、
悪いことは悪いのだと言いたいんです。
河原崎先生、ふうむと考え込む。
そして先生の口から衝撃的な言葉が。
「謝罪か。
そうだ、こういう方法なら可能性がある」
こういう方法?
「こっちが謝罪文をどこかに掲載するんだよ。
そして相手側にその掲載費用を請求する」
それ、どういうことですか?
「つまりね、裁判所の判決に
これこれこう謝罪せよ、とあるわけだ。
その謝罪文をこっちが公表すればいいんだ。
こう謝れと判決が出ました、って」
それこそ、わたしが望むことです!そんなことが可能なんですか?
「もちろんだ。やるかね?
金がかかるよ?」
はいっ、かまいません、やりたいです!
「この方法ならあなたも満足するだろう」
そしてにやりと笑って付け加えた。
「ちょっと面白そうだね、
金にはならないけど」
ああ……そうだったのか。
ウェブや2ちゃん、パクリに詳しい若い弁護士だからこそ、
意味ないって最初から否定するってことなのだ。
そして「著作権の専門」と関係なく、
クライアントの気持ちに寄り添った法律家ならば、
必ず途を指し示してくれるのだ。
初めてわたしの目には希望の光が見えた。

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暗雲その2 盗作問題3

まあ、仕方がない。
自分で何とかするしかないのだ。
今までもそうやってきたじゃないか。
そう自分を励まし、まずは弁護士協会に電話する。
するとまた別の所を紹介され、またそこへ電話する。
著作権問題に詳しい弁護士を紹介して下さいというと、
文書で申し込み、それからしかるべき人材を捜して連絡する、と。
おおむね1週間ほどかかるらしい。
その文書の書式は決まっていてどこかからDLするのですかと尋ねると、
「ここへ来て下さい」との答え。
ま、法曹界の敷居の高さ、だわね。
まあ、それも一つの手段だ。
とりあえずウェブで探してみようと、
「著作権問題・弁護士・相談」
でぐぐってみる。
もちろんいろいろなサイトがヒットする。
その中の一つに壱岐坂にある法律事務所を見つけた。
本郷には詳しいので、ここなら便利かも、と電話をする。
ここで驚愕の事実が判明したのであった……
って、ここでまた、明日、ってやると引っ張りすぎかな?
ここでもやはり断られたのではあるが(笑)
ある意味、とても有用な情報が得られた。
まず、弁護士さんに大まかな事実を説明する。
がしかし、どうも相手ののりが悪い。
同人とか知ってます?
「もちろん、一応は」
ええと、いやがってます?
「そんなことないですよ」
でもなんか、やりたくなさそうなんですけど。
「いえいえ、とんでもない」
ほんとはいやなんじゃないですか?
と本音を聞き出す。
彼の本音は、
ウェブの盗作騒ぎは今やそこら中で起こり、
ほとんどが泣き寝入りだし、
そもそも決して彼らは謝らない。
「だからあなたの目指すものが、謝罪であれば、目的を達することは無理ですよ。
お金を引き出すことならまだ可能性がありますが」
私はお金が欲しいんじゃなくて、謝らせたいんです。
「たとえ謝罪を求める内容証明を送っても、
99%謝りませんから」
じゃあ、裁判を起こしたら?
「相手が負けてもお金を払うだけで、決して謝ることはないでしょう」
そうか、そういうことだったんだ。
考えてみれば、ひと、殺して謝る奴、少ないかも。
ですよね、10年経てば出てきますしね。
「その通り、普通に生活してますよ」
う~ん、さすが、犯罪者に詳しい弁護士のことだけはあるわ…。
悪いことしたと反省する奴は最初からそんなことしないってことなのだ。
檜原まり子は世間知らずだった。
じゃあ、あたしのやりたいってことは大人げないってこと?
我慢した方がいいって事なの?
「そうは言ってません、盗作はするほうが悪いんだし。
訴えることは意味があるとは思いますよ」
でもあなた、やりたくないんでしょ?
「ハッキリ言うとそうです。
やりたくありません」
じゃあしょうがない。
やりたくない人と組んでもねえ…。
「そうです、ひはらさんとはたとえ案件を受けてもいつか決裂するような気がします」
こっちが悪いんかい~
んもう~~~
しかし、このやりとり、いつか「Stll Heart」シリーズ第4部に生かしてやる~~~(笑)

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イチローでさえ 盗作問題4

壱岐坂がダメなら、と
お茶の水にあるという法律事務所のHPを今度はクリックしてみる。
著作権侵害における弁護士費用というのが載っていて、
着手金は求める経済的利益の5%+9万円
問題が解決した暁の報奨金 得られた経済的利益の10%+18万円
ただし、これは賠償金総額が300万円から3000万円まで、
とある。
ええっ、これってゲームをパクられた、とかソフトの著作権を侵害された、って金額なんじゃない?
個人なんて相手にしないってこと?
だよね~
弁護士の報酬は成功報酬だもの、
私のような案件なんて面倒くさいだけ、
まったくお金にならないのだから、断るわよね。
そりゃあどこだってそうだわ…
著作権と言ってもピンキリだもの、
弁護士だって食ってかなきゃならないし、
雇ってる人に給料だって払わなくちゃいけない。
どこだってわたしを断るのは無理もないのだ。
暗雲はますます深く垂れ込める。
今や弁護士難民状態。
ちょっと心が折れそうになり…
いやいや、何を言う、
イチローはWBCで不振に陥ったとき「心が折れそうだった」と発言したけれど、
そりゃ世界のイチローなら言ってもいい言葉。
檜原まり子ごときに言う資格はない!
そう自らを鼓舞し、次なる法律事務所にアタックを仕掛ける。
次は虎ノ門にある法律事務所だ。
場所はよく知っているので、まずここを選ぶ。
電話に出たのは秘書と名乗る女性の方。
私のだいたいの説明に「まず有料の法律相談を受けるよう」と勧める。
「電話などではお互いのことはわかりません。
弁護士だって人間です、お互いに合わないと思ったらやめた方がいいですし」
その通り、まえの事務所であなたとは合わないと言われたというと、大笑い。
で、詳しい場所は?
「神谷町の3番出口を出て左へ」
御成門のほうですね?
「そう、1階がドトールコーヒー」
よく知ってます、真ん前のお寺、実家がそこの檀家。
「あ~、大きくて立派なお寺さんですよね、
コーヒーを飲めるカフェもあって」
そうそう。
ってな感じで話しているとここなら良さそうな気がしてくる。
速攻でその日の夕方に予約を取る。
で、出かけてみる。
気を落ち着けるためにドトールコーヒーでアイスコーヒーを買い、いよいよ3階へ。
フロアにはいくつもの事務所用部屋があり、エレベーターのすぐ脇の部屋に
「河原崎法律事務所」とある。
インターホンを押す。
すみません、ひはらですが。
現れたのは中年女性。
わたしを別の部屋へと案内してくれる。
待つこと数分。
「初めまして」と現れたのは白髪のわりと小柄な紳士だった。
え、ちょっと予想してたのよりお年かも…。
HPには自己紹介的なデータは載っていなかったのだ。
「危険な依頼人」というコラムがあって、これってわたしかもなどと思ったりはしていたけど。
大丈夫なんだろうか、ウェブとか虹とか同人誌とか解るだろうか…

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暗雲 盗作問題2

そのとき著作権侵害でまず頭に上がったのは、もちろん赤松健氏とタッグを組まれ、
業界の第一人者とも言われる福井健策氏だ。
ごまめのわたしなど相手にされないかも知れないが、と危惧を抱きつつ、
まずはネットで調べる。
すると「骨董通り法律事務所」にヒット。
さらに「著作権に特化した活動をしている」とあり、
これなら受けてもらえるかも知れない、と思う。
そのまえにいろいろと呟いたり、マイピク申請したりと、
相手の言い分も聞こうと努力するもまったく成果はなし。
さすがにだんだんこちらも感情的になってくる(笑)
なぜ「ごめんないさい」と言えない~(笑)
言えばそれですむのに!
最近の若い子はそんなことも出来ないのか!
が、同人仲間からは
「常習犯はばっくれるだけ」とアドバイス(アドバイスか?)を受ける~~;
そんなこんなで怒濤の連休が過ぎ、
火曜日の朝いちで「骨董通り法律事務所」に電話をかけ、
案件を受けてくれるように頼んだ。
いろいろ説明もし、ウェブサイトのアドレスも教え、
そして最終的にアポイントは「こちらから追って連絡いたします」と言われた。
まあ、待つしかないのだ。
その間も、ツイッターでは「謝るように」と呟き続けるが全くダメ。
そして9/18の午前中、待ち望んでいた「骨董通り法律事務所」からの電話があった。
しかし答えは
「只今、案件を抱えておりまして、お受けできません」だった。
だったら最初にそう言えばいいじゃないの~!
それならあなたたちが自信を持って紹介できる有能な著作権問題に強い人を紹介してちょうだい!
そう言うと、電話口の男性弁護士は「私たちにそんな義務はありません」と木で鼻をくくった答え。
まあねえ、そりゃそうなんだけど。
弁護士にそう言われちゃあねえ…。
しかし粘ると、「弁護士協会へ電話しろ」と(笑)
で、「東京弁護士協会、第一東京弁護士協会、第二東京弁護士協会がある」と教えられ、
別にどこのほうが優秀というのはないらしい。
ううう~
法曹界の敷居が高いってこういうことね!
今や、私の目の前には暗雲が垂れ込めてきていた……
檜原まり子の明日はどっちだ!

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あらたな闘い

その闘いは突然始まった。
そう、颱風の襲来と共に。

9/14の朝、とあるメールを受け取った。
タイトルは「貴著 Still Heartが盗作されている件について」
驚くべきことに、檜原まり子のデビュー作であるBL小説「Still Heart」が
pixivでオリジナル虹小説として(変な言い方だが)投稿されているというのだ。
検証サイトへ見に行ったが、どうもコミックのネタとして使われているようで、
確かにセリフやモノローグが私の小説そのままだ。
ただ、最初は「はあ?」という気楽な気持ちしか感じなかった、この時点では。
ハッキリ言って、絵もプロレベルではないし、所詮は虹小説のキャラとして萌え部分を抽出しているだけ、
お遊びとしか思えなかったからだ。
検証サイトもDLしなければ見られず、たくさんある画像をいちいちDLしてチェックするのも面倒くさい。
検証してくださったかたが、検証のために一部をサイトにアップする許可を求めていらしたので、
「どうぞ検証はご自由に、
しかし、虹をやられているかたは著作権うんぬんを重要視していませんから、
いくらやってもモグラ叩きではないでしょうか」
といういささか失礼な返信をしてしまった。
その後、掲載されているサイトへ行ってみたところ。
一言で言うと、「絶句」だった。
なにしろ作者であるから(苦笑)
どこが私の書いた部分かはすぐに解る。
というか、ほとんどが私が書いたもの。
これは最初の認識を改めねばならない、
さらに二次創作をこよなく愛する同人作家達へも謝らねば、と感じた。
そもそも二次創作はオリジナルへの愛から生まれるもの。
愛ゆえの行為だ。
だが、「盗作」とはまた別次元で語られなくてはならない。
今回は二次云々ではなくて、純然たる「盗作」なのだ。
なんとかせねば。
ということころで明日また!

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ごまめのまとめ。2012.6から2013.7まで

KDPが日本の自主出版の中心になったようなムードがあるが、さてどうなのだろう。
コミック作家と小説家、さらにジャンルとしてもえろと純文では同じ土俵では語れないものだ。
KDPフリープロモーションがどれほど私たち自主出版者の役に立つかも理解はしている。
しかしえろコミックと男性が忌避してやまないBLジャンルにいる私としてはamazonに拒否されていることもあり、
独自の路線を行くしかないのだと思う。
KDPでは自分の売り上げやDL数を公表してもいいのだそうだ。
というか、そもそもそれは個人の自由だろう。
そこでこのほぼ1年の総括をしてみることにした。
ちょっとチキンなので(というかあまりに少なくて恥ずかしいので)およその数だけです。

DL数(全世界)
Amazon.com 1500(ほとんど英訳版)
Nook 500 (すべて英訳版)
Kobo 360 (小説が大多数)

売り上げ
Amazon 3000$
Nook 1500$
Kobo 500$

マイdistributorのMedia Tunesさまを介し複数書店での配信した結果。日本国内のみ(2013.3から2013.6まで)
DL数
Amazon Co,jp 500
Kobo 150
パピレス+パピレスレンタ 1400
売り上げはまだ未収なのでマル秘にしておこう。

さて、これであなたが何を感じるかは自由だ。
やはり電子では食えないからとやめるもよし、
いや、どこかにいる自分の読者にこんなに届けられるのだと勇気を奮い起こすもよし。

そして自分でまとめてみて解ったこと。
KDPに特化してそこで売り上げを伸ばすことも一つの手段だが、
BL作家はdistributorを利用して複数書店で展開する方が吉だ。
これがごまめ作家の1年にわたる闘争の結果である。




5/23 結論は?

さてさて、楽天からはいっさい連絡はありません。
まあ、いいでしょう。
そして疑り屋トーマス2世のメールに対し、Taraさんはこんなメールを送ってきました。

Hi Mariko,

The reason you can't log in through http://www.kobo.com/writinglife is because of a system error that occurred after our recent update.
Our web team are working on fixing this issue.
In the meantime,
you can log in through http://writinglife.kobobooks.com/dashboard.

Sincerely,
The Kobo Team

まあいいでしょう。
が、しかし!
となると、今後log in出来なくなるたびにTaraさんにメールしなければならないってことなんだ!
ああ、なんてこと。
毎回英語で苦情のメールを送るのは日本のself-publisherにとって敷居が高すぎる。
これではkobo writing lifeが日本で全く相手にされないのも無理はない。
しかも縦書き非対応だしね…。
唯一可能なのは有料のパブーの連携機能を使うこと。
私の心の中では「Amazonの勝ち~」という声が聞こえていた。
これでいいのか?
日本人は「寄らば大樹の陰」ってのが好きだし、いいんでしょう。

でもね…。
歳がばれちゃうんだけど、大昔、「世にも不思議な物語」というUSのTVシリーズがあった。
いわゆる「Twilight Zone」だ。
最初はそういった邦訳のタイトルだったんです。(たぶん。子供の頃の記憶なので間違っていたらごめんなさい)
その中で、「人類に供す」という作品があった。
異星人がある日地球にやってきて、進んだ科学知識を人類に提供する。
人類は異星人の恩恵を受け、病やエネルギー不足の不安から解放される。
しかし、女性の言語学者だけが異星人を信用せず、彼らの言語を解読しようと試みる。
そして解った驚愕の事実は……。
というわけで今まで私がどのようにAmazonと闘ってきたかをここに残しておこうと思います。
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