ごまめのまとめ第3弾

さて、恒例の「ごまめのまとめ」である。
KDP花盛りの今、もはやオワコン作家には誰も興味はないとは思うが、
自分の回顧録を書くときに必要になるかも知れないので(笑)
とりあえずまとめておこう。
2013.8から2014.7月まで。
この期間の注目すべきトピックは、amazonのツールを使い英語版のPODを開始したことかなあ…。
実を言えば、私は紙の本のほうが好きなのだ。
電子書籍をやるのはひたすら「自主」出版するためであって、
さらに英語版をグローバル展開するためであって、
こよなく電子書籍を愛しているわけではない。
しかしこのあたりは、ここでまた新たな問題提起をしたいと思う。
というのは、大昔、コミ○ィアという同人誌即売会に参加していたときのこと、
同人のゴールは商業出版という雰囲気を少なからず感じたことがあったからだ。
「おめでとう、○○サークルの●●さんが、ついに商業デビュー!」
的なことが、カタログの記事に頻回に載ることがあった。
それはそれで確かにそうなのだが…でもゴールであるというのとは違うような気がして、
違和感があった。
それと同じ事が電子出版に起こるのではという危惧だ。
電子で大々的に成功し、紙版も出る、
それが電子出版成功者のゴール、といった。
確かに、食うためには紙版が出ることがベストだとは経験的に知っている。
だが紙版のシステムではもはややっていけないと電子にシフトした私としては、
いろいろなチョイスがあるからこその電子だと思うのだ。
まあ、KDPが日本にローンチしてまだ1年半、
KWLは日本では本格的にローンチしていないし、
今後どうなっていくか、見守っていくしかないのだけれども。
それはともかく。
DL数を書き出してみた。
KDPセレクト登録はいっさいしていないので、
無料DL数はゼロである。

海外書店で自主出版しているコンテンツのDL数。
amazon 750
amazon ODP(これは2014.6開始) 10
kobo 291
Nook 465
iBooks 244
ほとんどが英語版。
トータル 1760

My distributorのMediaTunesさまを通してのDL数(2013.7から2014.5)
トータル11780
配信書店の数は今のところ国内11。
DL数は多いが、パピレスレンタが半分近くのため、
なかなか売り上げには結びつかないことが悩みかな。
今後、コンテンツの値段をあまり下げない方針でやっていく必要はあるかも知れない。
今まで絶版本はかなり廉くしていたのだけれども。
以前、白泉社で商業BLを書いていたとき、部数が伸びずに煮詰まったことがあった。
そのとき、ダンナに「お前な、好きなこと書きたい、褒められたい、お金欲しい、この3つを同時に満たすのはほぼ不可能だぞ」と言われ、納得したものだ。
そう、作家の10%ぐらいしか本業では食えない。
それは電子でも同じ事。
昨今では小説家(や漫画家)は、DRMを無くし、海賊版やYou Tubeを受け入れてコアなファンのみに向けてグッズ販売やコンサートなどの興業を通じて金を稼ぐミュージシャンのようになれ、と平気で書くライターもいる。
それってわたしがたびたび書いている、クリエイターはロドリーコ・イル・モーロをパトロンに持つとか、即売会に必死で参加するブルーワーカーになれってこと。
取り巻く状況を鑑みると自分で実行することはほとんど不可能だ。
それじゃあ、電子出版などそもそもせずに、
ePub3をウェブで見るツールBiB/iをウェブサイトに埋め込んでただでコンテンツを見てもらっても同じではないか。
私のような作家はそうすべきなのかも知れない。
それとも別の未来はあるのか?
そういったことを憂慮するにつけ、
本当に電子書籍の正念場はこれからなのだと思う。
さて、来年の今頃は「ごまめのまとめ第4弾」を
発表できているだろうか、わたし。
神のみぞ知る。
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