スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

盗作問題2016 FINAL  パクラーの気持ち

さて、もう更新はないと思っていた著作権侵害問題闘争ブログ。
なぜ更新したかというと…
パクラーが盗作についてどんな考えを持っているかを知ったためだ。 
その前にちょっと説明しておく。
 以前の記事にも書いたのだが、虹作品の描き手の中には「著作権」についての認識が薄い人もいる。そもそも著作権についても投稿サイトなどで定義を曖昧に書いていることが多い。単に「リスペクトの有無」だけで定義しているようなサイトもあるくらい。
たしかに、虹作品という時点で著作権を侵害しており、すでにグレーゾーンであるから、描き手が
「お互い様」
「だってみんなやってるし」
「そもそもパロじゃん」
と思うのは無理もないことだ。
がしかし、暗黙の「虹作品世界ルール」はあるのだ。まあ、ラノベ異世界転生ものに例えてみるとわかりやすい。そこ(虹作品)に転生(参加)するのは自由、だがその世界(ジャンル)ですべての行いが許されるわけではない、現実世界のルールも移植されていると言ったような。
「もともと虹なんだから、ひとの真似したってパクトレしたっていいじゃん」
「パク元だって著作権侵害してるんだから人のこと言えないでしょ」
こう思っている人がいたとしたら、
それはいくら虹作品でもルール違反だ、とここで言っておく。
わたしの作った勝手なルールではなく、虹作品世界でのマジョリティによる暗黙ルールなのだ。
虹だろうが、描き手にとっては自分の創り出した作品はone & onlyであり、血肉を分けた我が子だ。
それが「何人も侵すべからざる」著作者人格権というものである。

しかし、そもそもパクるひとはこう思っているからこそパクるのだろう。
わたしの盗作者のように。
そう、この記事を書くに至った動機とは
HN「みの」氏がまた接触をしてきたからだ。
もう二度と関わることもないと思っていたのだが。

彼女から送られてきたメールは、
曰く、
ブログを更新しているのは知っていたが、あまりにも舌鋒鋭く非難されて読むと心が折れるので今まで読まなかった、(まあ、わたしのblogを読みたくない気持ちも判る。
わたしが向こうだったら、性格が悪いから「ちっ」と舌打ちして、毎晩五寸釘を打ち込んだろう。)
だが今日ブログを読んだ、
そしてメールを貰ったことを知り、あわてて連絡した、と。

盗作し頒布した同人誌を回収するために作ったメアドは受信メールを別のアドレスに転送する設定にしていたので、わたしからのメールは気づかなかった、
だから三年前にpixivで連絡を貰ったとき無視したのと同じではない、と。
そういうことはあるかも知れない。
わたしもきちんと確認を取らず、断定したのは間違っていた。陳謝する。
そしてわたしのブログを読んで今までのことを深く反省し、改悛したと長文に渡って書いていたのはいいが、
わたしが注目したのは別のことだった。
それは、
「弁護士先生に言われて合意書を作成しているときも、もやもやしていた」
という一文とそれに続く文だった。
要約(意訳)すると、

そもそも虹自体がすべて著作権侵害している。
であるから、これはよくて、これはダメの妥当な基準はなく、
盗作側がそれでお金を稼ぐとかしなければいいだろう。
盗作された側だって経済的に損・得(宣伝になる)がでるかの問題だけだ、
とつい最近までずっと思っていた。

あれほどの騒ぎを起こし、弁護士も立てて、告訴されないようにドタバタしているときにもまだそんな風に思っていたのか!
そりゃあ、どんな反省文にも心がこもらないわけである。
そうなのだ、2015年に合意書を交わしたときでさえ、「みの」は自分は悪くないと思っていたのだった。

だがこれで、「みの」の一部を理解できたと言える。
あれほどの盗作をしていたのは当たり前のことであり、
わたしが三年前、「一言謝るよう」と呼びかけていても無視し、だけでなく、粛々とパクリを重ねていた理由が分かった。

言い分をより精確に分析すれば、

二次同士のパクリであれば、そもそも同じことをしているのだからなにが悪い、自分だけ悪いと言われるのはおかしい、
pixivはただだからここでパクトレしても,お金を得ていないからOK、
パク本の販売、どこが悪い、それで盗作された側は金銭的損をしていないじゃないか。どころか宣伝になる。

と、まあ、そういうことなのだろう。
正直言ってここまでとは思わなかったが、
確かにパクラーの心理を突き詰めればこうなる。
世にパクラーのはびこる理由、そしてなくならない理由がここにあった。
もはや使っている言語が違うのではと言いたくなるほど、
思考性が違う。
「だって盗作されたって経済的損をしてないだろう」と言われれば、もう返す言葉がない。
これがすべてのパクラーに共通の認識ではないだろうが、
大同小異なのではないか。
webの世界では、コンテンツはフリーが当たり前になってきている。
DRMへの風当たりも強く、
もしかしたらそのうちに「著作権」すらフリーが普通、の時代が来るのかも知れない。
そんな危機感すら芽生えた。

にしても、netiznの皆さんは楽しみのためにパクラーを叩くだけでなく、
著作権というものをその人にちゃんと教えていただきたい。
著作権についての本を紹介するもよし
わたしのblogを紹介するもよし。アフィはついておりませんゆえ。(でも某投稿サイトのように直貼りはしないでください)
「みの」氏でさえ、読んで納得してくれたのだから。
とまれ、彼女は創作そのものについても深く考え、今まで軽々しく見ていた著作権について理解してくれた。そして創作に真摯に向き合うと約束してくれた。それならそれでいいだろう。わたしも素直に受け入れるし、二度とパクリをしないことはもちろん、今後もその気持ちを持ち続けることを希望する。何度も書くが、檜原まり子、たいへん性格は悪いが人はいいのである。

というわけで、この事件は3年かかってやっと本当に解決をみたと言える。
わたしはべつに「みの」氏に反省を促すためにblogを書き続けたわけではないが、
これによってわたしの言い分が少しだけでも判ってもらえたことは嬉しく思っている。
また、彼女が本心を明かしてくれたおかげで、今までまったくわからなかったパクラーの気持ちに一つの解が与えられたことにも感謝する。

わたしは自分では虹創作をすることはないが、
大昔から常に読者として楽しんできた。
どうかみな、最低限のルールを守って虹創作を行って欲しい。

そして「みの」氏においては、
あなたがわたしに書いてくれたような本心をblogで公開すれば、
今までトレパクしてきた人への謝罪にもなるし、
周りの人もきっとあなたを受け入れてくれるだろう。
これからは新たな気持ちで創作活動をしてもらいたいと切に願う。

創作は本当に楽しいことだから。

スポンサーサイト

新盗作問題11:メールの返信



謝罪広告がWEB上に掲載され、
平和な日々が帰ってきた、とわたしは思った。
もう盗作問題と関わることもないとも。
弁護士先生も最後に
「相手はろくなもんじゃないから、もう関わらないほうがいいよ」
とおっしゃった。
その通りだ。
そして時が過ぎたが、
年が明けて2016年3月、
わたしはとある同人作家さんからメールを受け取った。
そのかたは5年前から「みの」をよく知っており、
彼女が反省の色を見せずに再び盗作をしていると画像を添付していた。
それがこれ。 
(18禁ですので、お小さいかたは見ないでください)(webarchiveはこちら)
もちろん「パク?」のほうが「みの」のデータであり、その同人作家さんによると、今は別HNで虹創作同人誌を頒布していた。
「パク?」はどうみても「ラレ?」のトレース、しかも反転させているとは確信犯だった。
ただ、「構図のトレース」は著作権法から言えば、セーフだ。アイディアの部類に入るからだ。
たとえば、二人の人物が並んで座っている。一人が相手の肩に片手を置いて、もう片方の手をその人物の頬に当てている、などの構図、それに著作権が生じたら大変なことになるわけ。
しかし表情や髪の毛や汗、服の皺など、それまでもトレースしたら「表現の模倣」となってアウトとなる。
果たしてこの画像はどうなのか。
著作権問題に詳しいかたにこの画像を見ていただいたところ、
「これはかなーり黒に近い」
というわたしと同じ意見の回答をいただいた。
やはり「みの」はわたしに謝罪したあとも、盗作を続けてきたのだ。
そう言うこともあって、いろいろ悩んだ末、わたしは5月に過去の闘争ブログ再公開に踏み切った。
するとすぐ「みの」からメールが来た。
表向きは「盗作した同人誌の回収状況報告」であったが、
(回収開始から7ヶ月での報告というハンパな期間である)
「11月以降は本当に盗作はしていない」とこちらの対応を非難していた。
「一所懸命模写して練習したから似てしまうこともあり、それまで盗作と言わないで欲しい」
とも。
わたしの考えでは、
不作為でも盗作は盗作だ。
それについてはこのブログ記事で自分の考えを公表した。
にしても、「みの」が「違う」と言い張るのであれば仕方がない。
この絵はそれに当たるのだろうか。
もしかしたら本当に今は盗作していないのかも知れない、
そう思い、
この画像についてきちんと彼女に聞こう、
確かに、本人が「違う」と言うのは自由だし、
これはわたしのコンテンツではない。わたしが盗作だと決めつけるのはお門違いなのだ、
と結論した。
わたしは「みの」にメールで尋ねることにした。

・・・・・

画像を拝見しましたが、とてもよく似ているとしか思えません。
それもあって、ブログの再公開に踏み切りました。
しかし、もしあなたが前回のメールで言っていたように、
「一所懸命真似て練習したために似ただけ」と主張されるのでしたら
それでもかまいません。
これ以上、わたしは何も言いません。
いいかがでしょうか。
お答えいただけないのでしたら、
わたしは盗作と推認せざるを得ません。
その場合は、
わたしに一回目の謝罪どころか二回目の謝罪をしたあとも、
ほかの方のコンテンツを盗んでいたということになります。
あなたのご意見を聞かせて下さい。
お待ちしております。

・・・・・

厳密に言うと、
同人作家さんからメールを頂いたあと、webで詳しく調べたところ、
この画像は2015.3に検証のため某サイト(今後、「みの」の盗作を発見したかたはここにアップロードし、注意喚起したほうがいい)にアップロードされており、
「みの」の二度目の謝罪(2015.10.6)よりは前だった。
しかし、もし「みの」がこれを盗作(トレパク)と認めれば、
「みの」は一度目の謝罪(2013.12)をしたあとも、反省の色を見せずに盗作し続けてきたことを認めることになる。すなわち、わたしのように身銭を切って謝罪を迫るような作者があらわれない限りは、トレパクしても問題ないとたかをくくっているのだろう。
そして「みの」が自分の主張に従って「真似て練習したから似ただけで盗作ではない」と否定すれば、
今まで検証されてきたほとんどの画像を彼女は盗作ととらえていないということになるのだ。
つまり、今まで検証されてきた程度のトレパクを今後も彼女はやるだろう。
いずれにせよ、「みの」の考えていることの一片は判るわけだ。

しかし、彼女からの返信はなかった。
10日間待ち、(わたしも甘いね)
最後にこう送った。

・・・・

2年前とまったく同じですね、
あのときも何度もメールやメッセージを送りましたが、
お答えはいただけませんでした。
やはりあなたは変わっていないのですね、残念です。
このメアドは盗作同人誌回収用のものですから、

あなたがここをチェックしていないはずはなく、

ここに送ったメールを読んでいないとは考えられません。

もしこのメアド宛のメールを読んでいないのなら、

あなたは回収に誠実に対応していないと推認せざるをえません。

とても残念です、
一時はあなたが本気で悔い改めたと信じようと思ったのですが
これまでの全経過を
ブログで公開することにしました。
しかし、このメールのやりとりを書くところまではまだ
発表のタイムラグがありますので、
前のメールで尋ねた質問の答えを待っております。
・・・・・・

ここまで譲歩してもまったく回答はなかった。
まったく2年前と同じ。
一言、謝るように、とメッセージを送り続けたあのときと。
こちらからの接触は拒否、おのれに都合がいいことだけ言ってくる。
この2年間(いや、足かけ3年間だ)はなんだったんだろう…。
わたしは愕然とした。
そしてもうこれで本当にすべてを終えようと決心した。
これ以上、彼女と関わることはない。
ただ、今までのことをあるがままここに記しておこう。
ネットが進化したきょうび、
沢山の人が今後もコンテンツの盗作事件に巻き込まれるだろう。
そのとき、このブログに辿り着いて、
なんらかのヒントを得られれば。
それだけのために。

「みの」は悪質であるから今後何を仕掛けてくるかわからないが、
このブログがもう更新されないことを希望して、ここで終える。



新盗作問題10:そしてやっとその日が来た。


やっとその日が来た。
これで、盗作発覚以来二年以上も私を悩ませた問題から解放される。
「みの」の再接触からすでに半年近くが過ぎていた。
相手の代理人はこちらの主張をすべて受け入れ、
一切の条件をつけることなく、
合意に至ることとなった。
「みの」が主張した「会って謝罪する」は「みの」の以前の同人仲間であるAさまの意見を取り入れ、丁重にお断りをした。ハッキリ言って不気味だったし、不快になるだけだしね。
ともあれ、わたしは何かあればまた、この盗作事件について自由に書くことができる。
「みの」が再びわたしの作品を盗作することはないだろうが、
今後、何かを仕掛けてこないとも限らない。
わたしだって自衛手段を執らねばならない。
(そして、実際、ふたたびある事件が起こるのだが、それはまた別の話になるのでここでは詳しく書かない。
知りたい人は同じブログの「盗作問題2016 その2」を読んで欲しい。)
「みの」の代理人から送られてきた合意書には、弁護士先生が署名し、相手に送ることになっていた。
そして、期限の日が来て、
夜間に「みの」は新しいアカウントを取り、そこに謝罪広告を載せた。
こちらから送った文面とは違った謝罪文をいったんは掲載するなど、
最後の最後までわたしの心臓は安まることがなかったが、
なんとか正確な文章に訂正させた。
半年以上、嫌な気分でいたあげく、
間違った文章が上げられたのを見たときは、唖然呆然だった。
なぜまたこんな目に遭わなくちゃならないのかと絶望したものだ。
ニ年前、常に期日ぎりぎりで「みの」に嫌がらせとしか思えない不誠実な対応をされたことが蘇り、
一瞬、またしても嫌がらせを受けたのかと思ったほどだ。
あのときの恐怖と不快感は一生忘れない。
これだけでも「精神的苦痛」で訴えたいぐらいだ。
しかし、「みの」は自分でSNSに謝罪を告知することはなかった。
そんなものだ。
今回謝罪したいと言ってきたのは、今までの行為を悔い改める決心をしたからではなく、
すべては自己保身のためだったのだ。
「民事で告訴しない」のお墨付きが欲しかっただけ。
就職のためか、結婚のためかは知らないが。
「みの」はとりあえず、わたしと、名前は出さないまでも彼女が今まで盗作した著作権者に謝りはしたが、
以前同人活動をしていたとき楽しくつきあった人たちにも謝ったのだろうか。
Aさまには未だに謝っていないことは判っている。
そして、今も別HNで虹活動をしているようだが、
そこでつきあっている人には真摯に対峙しているのだろうか。
マスゾエを含め、人は過ちを犯すものではあるが、
そのときにこそ、本質が現れるのだ。
「とりあえず謝っとけ」という態度は決して人の心を動かさない。
同人の世界は広いようで狭い。
以前の友人たちに誠意を見せなければ、
今つきあっている人たちだってあなたのことを心から信用しないだろう。
ただ、支部でちやほやされるだけの関係しか要らないのなら、
それはそれで仕方がない。
しかし「違法ではないが不適切」だけで乗り切れるものではない。
人間関係は(可能な限り)適切であらねばならないとバーサンは思うのだ。
もはや、あなたには一言も通じないと思うが。

あなたの人生はこれからだ。
どうか、幸せを自分で掴んでください。
そして廻りの人を幸せにしてください。
あなたは医療に従事する人なのだからその義務がある。
バーサンはもうじき死ぬから、これ以上もう言わない。

と、書いて最後にするつもりだったが。
これで終わりにはならなかった。
そう、「みの」はただものではなかった…。
 

三分の理。盗作問題2016その3

誰にだって三分の理はある。
メールにあったように、たとえ構図やアイディアがそっくりでも
本人がトレース(盗作)ではないと主張するのなら、それは仕方がない。事実は本人しか知らないことなのだ。
しかし、webでのそれはナショナルコンセンサスなのだろうか?
わたしはいくつかの投稿サイトなどを当たってみた。
すると、とある投稿サイトの「事典」で、パクリについてこうあった。
要約すると、
誰だって何かから影響を受けているのだ、それまでパクリとなったらなにも創れない、元ネタへのリスペクトをきちんと現せばいいのだ。リスペクトがないから叩かれるのだ。
といったような余りにもアバウトなことが書かれている。
以下は引用である。

・・・・・
「相手の作品の良いところを吸収して自分の作品として昇華していく」という創作者にとって欠かせない姿勢やプライドもないままに、 
盗んだ作品を利用して自分の実績であるかのように振る舞うことに対する批判からきている。 」
「そして創作活動をする側は影響を受けた作品に対する敬意を常に持って、自分の個性と作風に昇華できるよう、謙虚かつ誠実な姿勢で創作活動に励みましょう。」
・・・・・ 

むむ、メールの作者がこれまでパクったとは思わないが、ほぼ論旨は同じだった。
それでいいのか?みんなこの定義が正しいと思っているのだろうか?
インターネットが普及したこの時代、著作権問題は確かに難しい。
投稿サイトの「事典」に拠るだけでなく、
コンテンツクリエイターであれば、きちんと勉強すべきとわたしは思う。
投稿サイトなどで作品を公開している人は、
こういった本を読んで欲しい。

この本ではいろいろな例を取り上げて、
表現とアイディアの違いなどを解説してくれている。
また、「偶然似た」についても、判例を上げて説明している。
単に「リスペクトの有無」では測れないのだ。
それともあれほどの盗作でも、「リスペクトがあればいい」と盗作者は思っていたのだろうか?
それ以上に、わたしみたいに盗作事件に巻き込まれると、本当に身も心もすり減らされる。
わたしは再燃した盗作問題についてきちんと書き表した方がいいと感じ始めた。 
それにつけては、以前「みの」と一緒に同人誌を出したことのあるAさまに、
やりとりしたメールの内容をブログに書いてもかまわないか、と許可を取ることにした。
投稿サイトからメッセージを送ったところ、すぐに返事が来た。
Aさまはまだ「みの」との事件が終わっていないことにほとほと呆れていた。
いや、わたしだってそうなんですけどね。
そして、やはりわたしのブログを読んでも書き方が断片的で全貌がわからないので、
このさい、HPなどで誰もが読めるようにすべてをきちんと載せて欲しい、
自分とのやりとりは書いてもかまわない,と許可をくださった。
そしてなにより気になるのは、
謝罪文に出ているのはわたしの名前だけであり、
2年前に発覚したほかの盗作した画像などについては
「ただ似ただけ」と思っているのだろうか、
ということだった。もしそうなら、今までパクリとされていた件については
盗作とは思っていないことになるからだった。
 わたしにとっては、自分の小説については終わったことであり、
もうこれ以上、「みの」と関わりたくはなかった。
しかし、わたしがすべてをwebに残しておこうと思ったのは、
とある記事を読んだからだった。
それはamazonのセルフパブリッシングプラットフォームKDPで、盗作が横行しているという記事だった。
出版社や編集者を通さない、自主出版による作品の配信、それはそれで新たな才能の可能性を広げるもので、
わたし自身も積極的にやっている。
しかし、他者の目が入らないことで盗作が看過されてしまうリスクがあることに、
今までさほど誰も言及してこなかったし、わたし自身もそこまで考えたことはなかった。
記事はここ。
要約すると、ある日、ロマンス小説などを書いているRachel Ann Nunesさんが彼女の読者からメールを受け取る。それは彼女の小説が丸ごと盗作されて別の題と別のキャラクターの名前で、amazonのKDPから出版されているというものだった。
彼女の「A Bid of Love」は1998年に出版され、売れゆきはよく、絶版になるまで、続巻が二作出たとのことだった。(なんか、既視感があるわ~~)
Nunesさんが盗作したと思われる作家にコンタクトを取ったところ、もっと恐ろしい事が起こった、と記事は伝えている。
謎のアカウントが多数出現し、facebook上で彼女のキャラクターをdisり始め、さらにAmazonの彼女の著者ページには、敵意のある星一つレビューが溢れたのだ。
現在、NunesさんはクラウドファンディングGoFoundMe Pageの助けを借りて、「著作権侵害相手に闘う私たちを助けて」として訴訟費用を募り、相手方に15万ドルの訴訟を起こしているとのことだ。
むむ、GoFoundMeみたいなクラウドファンディングでもいいし、
そういった訴訟を助ける組織があったらいいな。
わたしはいい弁護士先生に巡り会うまで、結構大変だったんだっけ。
そこで思ったのだった。
ほんと、こんな事件に巻き込まれたら、どうしたらいいか判らなくなるよね。
だったら、わたしに起こったすべてのことを明らかにして、
盗作者と争うときには、どんな心構えが必要か、
そしてどんな気持ちで闘わねばならないか、
どれほど気持ちが萎えるか、
それらすべてを書き残そう。
そう思ったのだ。
わたしは今、メールを送ってきた人に、
とある質問を投げかけている。
その答えが返ってくるかどうかは不明だ。
しかし、いずれにせよ、
2015年に再燃した盗作問題についてはこれからこのブログで明らかにしていくつもりだ。
 

盗作とは。盗作問題2016 その2




さて、そもそも「盗作」とはなんなのだろうか?
昨今では「盗作」は「パクリ」と軽い言葉に置き換えられているが、盗作と著作権侵害を混同している人も少なからずいる。
著作権侵害は法的な言葉であり、わたしのように法に訴えようとした人間が使う言葉だ。
盗作はそれ以前、というか、裁判所で判断されるものではなく、よってマスコミやウェブなどで面白おかしく取り上げられ、祭りになることもある。
「盗作」の定義が難しいのも、読んだ(見た)人間の主観的判断に拠ることが多いからだ。

わたしの著書が盗作された事件のように、コピペのごとく誰がみてもほとんど同じ文章だったり、また盗作者本人が盗作を認めたりしなければ、著作権侵害が法的に認められることも希だ。

そのことについての議論は、
及びその後、
著者と批判者との間に起こった論争に詳しい。
特に、「〈盗作〉の文学史」はたいへん興味深い著書であったので、
ぜひ皆さんには読んでもらいたい。
今回、この問題を取り上げたのは、実は前回のブログ更新のすぐあとに、
とある人物から(その人物が誰かは察しのいいかたならわかるだろうが)
「あなたの盗作の定義が間違っている」とメールで指摘されたからだ。

メールはwebやブログに転載しないでくれとあったので、詳しくは書けないが、大まかに言うと、
「力量不足で構図や表情などが似てしまうことがある。
なぜならば、わたしは好きな作家さんの作品を何度も読み、1冊丸ごと模写して勉強するから」
「一度描いたことのあるポーズや表情は癖になって残る((だから上達のために模写した絵がすぐ出てきてしまう、わざと似せたのではない)」
とのことだった。
そして、わたしの作品に対しても
「生まれてから今までに読んだものが自分の血肉となって」いるのでは、と指摘があった。
つまり、誰だって多かれ少なかれ知らない間に似て(パクって)しまうこともある、それまで盗作と言われたくないと。
いや、「大好きだから」影響を受けた、というのはあるかもしれないが、
それと盗作とはまったく別物だ、とわたしは考えている。
わたしは自分の考えを公表することになんのてらいもないからここで描いておく。
さらに、影響を受けたものが知らない間ににじみ出てしまい、結果的に似ていても、つまりたとえ故意ではないにしてもそれはやはり盗作なのだ。
であるから、この人物が言うところの、
「何度も模写したから似て当然、似たのは仕方がない」
という言い訳は通用しない。
そのことに関しては、
最近ネットで話題になった「憂国」盗作事件でも明らかだ。
みなさんご存じだろうが、
韓国の女流作家の描いた作品が三島氏の「憂国」の盗作ではないかと、
同じ韓国の作家から指摘された事件だ。
当事者である女流作家は「読んだことはない」と初めは否定していたが、
のちに盗作を認めざるを得なかった。
そのさいは、やはり読んだ記憶はない、しかし、照らし合わせてみると似ていて、知らない間に読んだかも知れない、自分の記憶に自信がなくなった、つまりわざとではないが、似てしまった、といった弁明だった。
もちろん、たとえ盗作疑惑がかけられても、このように本人が否定することは可能だ。
「著作権侵害」であれば、法的かつ客観的な判断が下されるが、
「盗作疑惑」の段階であれば、本人に盗作の認識が全くなければそれを声高に主張すればいい。
ただし、「偶然似た」「いっさい見た(読んだ)ことはない」であれば、
周囲も納得するだろうが、
「何度も模写して練習したので、知らない間に似てしまった」は
「アウト~~」だろうとわたしは思う。この憂国盗作事件のように。
それがわたしの見解だ。
メールを送ってきた人物がさらにわたしに反論をするのなら、
そして自分の考えに自信があるのなら、
広く公開して意見を募ったらいい。
わたしは自分の意見をここに公開し、netiznの判断にゆだねる。

ただ、わたしの考えはほぼ世間の常識と思われるから、
もしメールの作者が、今後も
「好き作家さんの模写をたくさんしたために似ただけ」と主張するコンテンツをネットに上げ続ければ、
再び盗作wiki〈盗作画像に関しては前の記事に貼ってあります)などで検証されるに違いないから、
悪いことは言わない、やめたほうがいい。老婆の心で助言する。一歩譲って、ほんとうに偶然似ただけなら、堂々と反論するがよろし。
また、「過去にはそういうことをしたが、今はしていない」のならば、それでいい。わたしはもう何も言わないし、やっていないと信じよう。(いや、散々瞞されてまだ懲りないかって感じなんですけど、檜原まり子、性格は悪いが人はいいのだ)
ただし、ネット上で似ていると指摘された際に、わたしに言ったような言い訳をすると炎上は必至と覚悟すべきである。
そして上達のために模写するのは当然のこととして、その結果「下手だから似てしまうのは仕方がない」「一度描くと癖になって残る」などと言い訳せず、
「なるべく同じポーズや表情にならないように工夫する」ことが上達への道だと思う。あなたがクリエイターならば。
ピカソの名言「凡人は模倣し天才は盗む」はそういう意味だとわたしはとらえている。「盗む」とは、コピーできない何かのことなのだ。まあ、なにも天才になれとは言っていないのだけれど。
もう、ほんとうに自分の力で無理せず楽しく虹をやって欲しいよ。

また、この人物はわたしに対し「釈迦に説法」としてわたしが小説を書く場合は今まで読んだものすべてを蓄積して再構成しているのだから、わたしはこの人物と同じ事をしており、だからこそこの人物の気持ちがわかるだろうとあったが(これは釈迦に説法、ではなくて「同じ穴の狢」と言っているに等しい)
これに関しては、有名なマーク・トゥエインのジョークをここに記しておこう。

とある作家のもとに友人のマーク・トゥエインから手紙が来た。そこには、
「あなたが最近出版した著作の一語一句はわたしの手元にある本にすべて載っています。よろしかったらその本をお送りしましょう」とあった。
その作家は知らない間に自分が剽窃を行ったのかと悩み、その夜は眠れなかった。
そしてマーク・トゥエインから送られてきた本はオックスフォード大辞典だった。ちゃんちゃん!
 

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

盗作問題2016










このたび、以前の盗作問題についてのブログ記事を再公開することとしました。

PN「みの」とのあいだで交わした同意書では、
「みの」が謝罪文書を公開し、きちんとそこに書かれた条項を守るののであれば、わたしは温情から
以前書いた記事をwebで公開することをやめる
となっていました。
同意書を交わす前、わたしは弁護士先生を通じて、盗作同人誌の回収を今後即売会イベントで行うように求めました。「みの」が古紙回収業者を回収先に指定し、誠意を持って回収しなかったためです。
しかし、「みの」の代理人である弁護士からは、

「○○氏はいっさいいわゆる同人活動を行っておらず、イベントに参加する予定がございません。
そのため、ご提案のあったイベント会場で回収する旨の告知及び実際にイベントで回収する方法ですと、告知する機会が存在しないことになります。」

と連絡がありました。
そのため、わたくしはイベントでの回収を求めることは断念し、webでの告知のみに妥協したのです。
しかし実際はその時点でもpixivで活動しており、またとうらぶジャンルで作品を発表していたとの連絡がありました。
やはり「誠実さ」を盗作者に求めるのは無理だったようです。
すでに同意書の一部は破られました。
しかも、イベントシーズンの直前に、「みの」の別アカウントであるtwitterには鍵が掛けられ、pixivからは作品が引き上げられたとも連絡を頂きました。
以前、「みの」は盗作がばれたとたん、twtterに鍵を掛けました。
ただ虹でR18作品を発表していらっしゃるかたが、twitterに鍵を掛けることは普通のようです。
なので、これをもってして再び盗作に励んでいるとは断言できません。
(注:わたしが直接ウェブで盗作画像を見たわけではなく、
同人活動をしているかたからの連絡があったと記しておきます。2016.5.21記)
しかし、「みの」は呆れるほどの盗作常習者です。
そのことはwebarchiveで保存したこのページで(少し重いですが)見ることが出来ます。
また、wikiページは現在凍結状態ですので、
webarchiveで保存してある「みのたん@wiki」のwikiページをここにはっておきます。

パクリ検証画像はここです。すべて18禁ですので、お子さんは見ないでください。

  png1
  jpeg3
  jpeg4
  jpeg7
  jpeg8
  jpeg9
  jpeg10
  jpeg11



やはり今後の健全で楽しい二次創作のためには、過去の盗作事件について誰もがすぐ知り得るようにしておくべきだと判断しました。
この事件では、被害者であるわたしもたっぷりwebで叩かれ、もういっさい関わりたくないと思っていました。
しかし、「みの」の今後について不安に思う方々がわたしに連絡してくる以上、
出来ることはしなくてはなりません。
どうか、それらのことが杞憂に過ぎないといいのですが。
「みの」よ、あなたが謝罪文書に「今後は一切盗作をしない、誠実に生きる」と綴った言葉がもし本当なら、わたしに「心配しないでください」と連絡してください。

HN「みの」による盗作事件最終報告



わたくし檜原まり子は医学部医学科でないにもかかわらず、同人仲間には医者の卵であると詐称していたHN「みのとわたくしの著書1997年白泉社花丸文庫より発行された「Still Heart」盗作の件で最終的に合意いたしました。これまでの経緯はこのブログの「盗作」カテゴリで読むことができます。
このたび互いの弁護士を代理人として協議し合った結果、
みのがほぼ私の申し出を受け入れることで決着いたしました。
盗作されたのももちろん腹立たしいことですが、わたくしとしては「医師の卵」を詐称していたということも許せない気持ちであり、あのような謝罪広告となりました。

謝罪記事はここです。
謝罪文の掲載は6ヶ月の期間限定ですのでお見逃しなきよう。
スクリーンショットはこちらになります。
また、盗作同人誌の回収は、住所を知られたくないとのことで
今まで一切行っていませんでしたが、
心を入れ替えて再びweb上で回収する旨ここで告知しております。

盗作の発覚よりこのかた、呆れるほど長い時間が掛かりましたが、これですべては終わりました。
彼女はやっとこれまでのすべての盗作について謝罪し、今後一切盗作をしないと宣言しました。
よってわたくしはわたくしが作成した彼女に関する記述いっさいをwebから消去いたします。
これはわたくしの「みのへの温情です。これを条件として合意書を取り交わしたしたわけではありません。盗作者はわたくしに対して一切の条件を突きつける権利はないからです。
闘争ブログの「盗作」カテゴリに関する記事は消去いたします。FC2ブログだけでなく、livedoorブログにも引っ越しましたので、そちらでもこれと同様の記事を見ることが出来ます。
livedoorのアドレスは
http://enjugroupmeinkampfblog.jp/HN「みの」のよる盗作事件最終報告
となっています。
一件、著作権侵害をされた場合の解決法のみ、一般的な話ですので残すつもりです。

もし謝罪広告の公開後7日以上経っても盗作問題のブログ記事が残っているようであれば、
それは「みの」が誠意を持って合意事項を遂行しなかったということです。
また、彼女が再びどなたかの著作権を侵害した場合も、この限りではありません。
今までの不誠実さを鑑み、ブログ(アドレスはhttp://enjugroup.blog.fc2.com/blog-entry-11.html、blog-entryナンバー11から14までと16、17、20、.21、.22、また27.35.40,44となります)や盗作のwiki(アドレスはhttp://www54.atwiki.jp/minotan/pages/1.html)など、webarchiveで保存してありますので、
今後、彼女が弁護士にすべてのweb記載を削除させても、
アドレスさえ判っていれば、遡って見ることが出来るようになっています。
なお、元のwikiは現在凍結されていますので、wbarchiveで見られるようにしておきました。(2016追記)
前回、彼女が送ってきた嘘に満ちた詫び状(アドレス:http://www.geocities.co.jp/enjugroup/tousaku/wabi.htm)も保存してありますので、
webarchiveで見ることが出来ます。
なお、このwebarchiveはwebページをある日ある時刻の状態で保存でき、法的にも証拠となりますので、皆様には魚拓を取るよりも、このサイトで保存することをお薦めします。
このようにすでにwebから削除された「みの」の行状は現在このwebarcihveで見ることが出来ます。
「みの」はこちらからの謝罪要求を無視し、盗作同人誌の回収先を自分ではなく古紙回収業者にしたり、また謝罪文を上げてからも通販サイトで盗作同人誌を売り続け、削除するように言っても運営会社にいっさい連絡しなかったり、不誠実の塊でしたからね。これぐらいは自衛のためにやっておかないと、一度あげた謝罪文をすぐ削除したり、また盗作に励んだりしかねません。
もし再び彼女による著作権侵害を発見したかたは、すみやかにわたくしかわたくしの弁護士先生へご一報ください。
事実関係を確かめた上で対処いたします。
河原崎弁護士事務所はこちら
わたくしへのメールはこちらenjugroup★hotmail.co.jpです。(★印をアットマークに変えてご連絡ください)

ここにいたった道のりはわたくしにとって実に長く苦しいものでした。
合意までの経緯は機会があれば詳しく発表するつもりです。知りたいかたがいらっしゃったらの話ですけど(笑)
わたくしの立場を説明しますと、
もう終わったこととして忘れたく思っていたこの事件について
「みの」からのあらためての接触を拒否しなかったのは、
ひとえに「みの」の盗作を抑止したいという気持ちによります。
おりしも佐野研二郎によるオリンピックエンブレム騒動のさなか、
この問題が再燃したのは運命と言わざるを得ません。
盗作常習者である「みの」による新たな被害者を作りたくない、
また今までわたくしと同様に嫌な思いをしたかたの気持ちを少しでも軽くしたい。
それだけの理由です。
「みの」の気持ちはいっさい解りません(笑)
単に以前の合意書を自分の過失からなくして怖くなり、
法的手段を執られないための確証がもう一度欲しかっただけかもしれません。
そうではなく、心から反省したのかもしれません。
ただ、今回「みの」がわたくしの謝罪文掲載要求を呑んだ理由が
卒業し、就職して社会でいろいろ学んだ末のことであればと思います。
そして彼女が迷惑を掛けた昔の同人仲間へも
きちんと顔を合わせて謝っていただきたく思います。
「みの」が謝罪文の通り、心底誠実に生きる決心をしたのならば、
きっと同人の友人たちに謝罪するでしょう。
「みの」がもし謝罪したなら、ぜひ関係者はわたくしにご一報ください。
わたくしの無意義な行為も少しは意味があったのだと慰めになりますゆえに。

思い起こせば、
騒動の渦中にあるときは、夜眠れなかったり、不整脈が頻発したりと、
気分は本当に最悪でした。
某有名BL漫画家さんが、ご自身の作品を盗作された際、鬱状態になられたという話を聞いたことがありますが、
その気持ちは解ります。
著作権侵害を「パクリ」と言い換えることは、
少女売春を「エンコウ」と呼ぶようなもので、
あたかも軽い気持ちでやったことで犯罪ではないかのようなイメージを植え付けます。
しかし著作権侵害は立派な犯罪であり、盗作された作者は「犯罪被害者」です。
さらにTPPが締結されれば、「著作権侵害」は「非親告罪」となって
「犯罪被害者」でなくても侵害者を罪に問うことが出来るようになります。
「みの」のような悪質な盗作常習者はともかくとして、
クリエイターのほとんどのかたがご自身の創作活動に真摯に向き合っていらっしゃるはずです。
しかし、どこまでが許される範囲なのかわからないかたは、
この本を参考にされるとよいでしょう。
クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本

なんにせよ、これで二年にも及んだ盗作に関する問題はすべて解決いたしました。
「みの」が再び盗作した場合は、ブログの記事も復活しますが、
できればもう嫌な想いをしなくてもいいように願っています。
オマケに一言。
わたくしの弁護士先生もおっしゃっていましたが、
「盗作はされた方が負け」であります。


最後に、この件で悩んでいる間、わたくしを支えてくださった友人たち、
また力を貸してくださった弁護士の河原崎先生に感謝を捧げます。

さて、追記である(10/19)

続きを読む

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

新盗作問題8:決裂



相手の弁護士から送られてきたFAXにはこうあった。

。。。。。
○○ は、自らの行為が原因になっているとは言え、現在、実名で検索したさいに檜原様が管理しているWEBサイトだけでなく、第三者が経緯をまとめた不正確な記述を含むWEBサイト等がヒットする状況に大変心を痛めております。
。。。。。

この期に及んで、何を言うかと呆れましたね。
盗作が発覚したとき、どんだけわたしがメールを打ったか、支部で連絡したか。
一言、「ごめんなさい」と言えばなにもしないと。
「心を痛めている」だと~
それはこっちだっつ~の
しかも、誰のせいじゃ~~

向こうはさらにこのような提案をしてきた。
もしWEBで今回の経緯を発信したいのなら、期間は六ヶ月、
そして

乙の氏名(氏名が推測可能な伏せ字・当て字等による表現を含む)や、住所、連絡先,大学名,乙の父の氏名など、乙個人が特定され得る情報、乙代理人の氏名、住所及び連絡先、甲及び乙代理人関でやりとりした一切の文書、本合意書そのもの、(中略)公開しないことを相互に約束する。(「乙」てのは「みの」のことね。で、「甲」がわたし。「甲」って言われるの、ほんともううんざり)

といった、さらなる条件が付いてきた。
わたしは切れた。
悪いけど、わたしは「犯罪者」に条件をつけられるいわれはない。
もともと、「みの」 の本名を晒す気はなかった。
たまたまほかの場所で出てしまっただけで、
わたしが好きこのんで晒したわけではない。わたしはシェアしただけと言える。
そして、一度webに出た事象を消すことは不可能であり、わたしの責任ではない。あの時点ですぐ謝ればこんな事は起こらなかったのだ。
重ねて「みの」 の父親などなんの興味もない。
こんな娘を育てた父親など。
わたしが相手の弁護士に「みの」 の父親が医者かどうか尋ねたのは、
もし医者であれば、もしかしたら「みの」 は両親に医者になるように、小さい頃からプレッシャーをかけられてきたかも知れず、
だとしたら同人仲間に「医者の卵」と詐称していたことも多少同情の余地はあると思ったからだ。
もちろんそうでないことが解り、
「みの」 の詐称は単に実力以上のものを望む(それは盗作し続けたことからも推測できるが)見栄からだった。
いずれにせよ、そんなバカ娘を育て、しかも自分可愛さに弁護士先生の元へ名刺の一つも置いていかないような
バカな父親には一切興味がない。
ただ、わたしとて、このまま「みの」 を一生さらし続ける気はない。
今回、きちんと今までのすべての盗作を認めて謝れば、
わたしが作成したコンテンツすべてを削除すると相手に申し出たのは、
わたしの「みの」 への温情だ。
「みの」 はわたしの温情にすがるべきであり、わたしに条件を突きつけるべきではないのだ。
わたしは弁護士先生に、こちらの案が通らないなら、もう終わりにしてくださいと伝えた。
そしてこのような文章を相手の代理人に送るよう頼んだ。

○○の代理人弁護士殿

わたくし檜原まり子は、自ら新しい合意(契約)を望んでいるわけではありません。
○○ は不誠実ながらも一応WEBに謝罪広告を載せましたので、
この盗作問題についてはわたくしの中では終了しております。
○○ が合意書を紛失したことについては、こちらには何ら責任はありません。
今回、○○ が新しく合意書を求めてきたさいに、その求めに応じたのは、○○ にもう少し誠実さを見せて欲しいと思ったからです。
そのさいに、WEBの記載を削除するというわたくしからの申し出は、○○ に対する温情です。
有料で頒布した盗作同人誌(侵害行為作成物)を回収しないのは極めて遺憾ですが、不当利益の返還を行うことで、多少なりともその償いはさせたく思います。
○○ は前回の合意書で、回収を約束したにもかかわらず、回収先を古紙回収業者にするなど、極めて回収には不熱心でした。しかし、今回の合意書でも、誠実に回収する様子はなく、新しい契約を交わしたところで、わたくしにはなんの利点もありません。
そのうえ、第6項で言論の自由を封鎖されることは、わたくしには耐え難いことです。
ただでさえ、とっくに終わった案件を蒸し返され、わたくしは不快に感じております。
これ以上長引けば、わたくしにもたらされるのはストレスによる精神的苦痛だけです。
○○ による新たな精神的苦痛をこれ以上望まないことをはっきり申し上げます。
第6項で○○ が契約に応じない場合は、新しい契約を望みません。
不当利益の回収は出来ませんが致し方ありません。
○○ にはそのようにお伝えください。

弁護士先生は、その文面を重んじ、相手の弁護士にまた文書を送って下さった。
交渉は決裂でかまわない、
わたしの心はとっくに決まっていた。

新盗作問題7:ゴミまたはカス案件



その間にも世の中では色々なことが起きていた。
一番大きな事件は「サノケン」オリンピックエンブレムだろうか。
奇しくも「著作権侵害」「トレース」など、二年前、ウェブで踊った言葉がちまたに溢れた。
そして「みの」 が改めて連絡してきてから早3ヶ月が過ぎようとしていた。
相手も弁護士を立てたのだから、もっと話し合いはスムーズに行くと思っていたのだが、
期待は裏切られた。
法律に関するやりとりはとにかく時間と手間が掛かるのだ。
しかし実際に裁判になればもっと大変なのだろう。
まさにディケンズの「荒涼館」を思い起こさせる。
ちょっと説明しておくと、この「荒涼館」、文豪チャールズ・ディケンズの長編小説で、
とある二つの家族があまりにも長くかかる裁判に翻弄されるというもの。
探偵小説の元祖だとも言われている。
これ、わたしのお気に入りだ。
それはともかく。
時間の経過と共に、わたしはふと我に返った。
そもそもなんでわたしはこんなことに煩わさられているんだろうか?
その間に何回か、向こうの弁護士から「合意書」の叩き台なるものが送られてきてはいた。
その文書の内容から推察するに、
要するに「みの」 はひたすら「告訴」されないための確約としての「合意書」が欲しいらしかった。
以前交わした合意書をなくしたのは向こうの過失であり、
こっちはそんなことどうでもいいのだ。
確かに、もう一度謝罪広告をWEBに載せさせれば、
多少なりともわたしの溜飲を下げることは出来る。
だが、以前わたしはある結論に達していた。
それは、どんな謝罪を載せさせても、本人にその気がなければ、なんの意味もない、と。
もう一度「みの」 に心のこもっていない謝罪文を掲載させ、「わーい」と喜ぶほどわたしはバカなのだろうか?
そのために神経をすり減らす価値があるのか?
すでにわたしは、前と同じような鬱状態に陥っていた。
わたしは弁護士先生に「こんなことをやっていてわたしにはなんのメリットもありません」と訴えた。
さらに向こうから送られてきた「合意書叩き台」に気になる文言があったのだ。
それは「合意に至った経過、また内容をWEBで公開しないこと」という付帯事項だ。
これって、どういうこと?
職業上の守秘義務ならともかく、
また、M&Aのような、守秘義務を伴う契約ならともかく、
わたしが、なぜ「著作権侵害」の「罪を犯した」「みの」
条件をつけられなければいけないのだ?
わたしはその付帯条項を外し、あらたに修正合意書を送るよう、弁護士先生に依頼した。
わたしの弁護士先生は、この長い経過を一緒に過ごしてきただけあって、
「ひはらさんの思うようにしましょう」と言ってくださった。
あとは相手からの返事待ちだ。
この案件は弁護士にとってはカスだろうから、
(「みの」 が払うお金はきっとめちゃ安いにちがいないよ)
返事がいつになるかもわからない。
二年前、「みの」 に内容証明付きの謝罪を求める文書を送ったときとおんなじだ。
そして長らく待たされたあげくに来た答えは…ありえないものだった。

新盗作問題6:もはやホラー



で、電話を切ってから色々考えてみた。
やはり何かがあるのだ。
父と称して「みの」 と一緒に現れた人間がもし本当に父親ならば、
名刺も渡さないなどそれはそれで社会的な常識を備えていない、つまり「親が親なら子も子」。
いっぽう、父親でなかったとすれば、「みの」 はその人物に依頼して、父親の振りをして貰ったわけで、
そんなことをする「みの」 はマジで人格障害に違いない。
よく考えてみれば、たとえ弁護士同士で話し合っても、そしてこちらが要求書を送っても、
相手方の弁護士はそれを「みの」に渡すだけだ。
弁護士に強制力などない。
「みの」 はこの期に及んで民事訴訟など起こすはずもないと舐めているのかも知れない。
こちらの要求を「みの」 が実行しなければなんの意味もないのだ。
そんなアホな人間はいないと思っていたけれど、
もしも父親も詐称だったら、そして本人が人格障害だったら、
どころか、解離性人格障害でわたしのやったことに責任はないとか言いかねないって
(考えてみれば、最初に進撃の○人でパクリがばれたときも別人を装ったっけ)。
もはや、事態はホラー小説も真っ青だった。
もしそうなら、今回、「みの」 が接触してきたのは謝罪のためではないのだろう。
では目的は?
わざわざ弁護士まで立てて、費用を払ってまで、何がしたかったのか。
それは今後明らかになるだろう。
まさかの新しい闘争が始まったのだ。
それでも、とりあえず弁護士先生にお任せするしかない。
わたしは弁護士先生からの連絡を待つことにした。
「みの」 を相手にするよりはずっとまし、そう思いつつ。
そう、それ自体が幻想に過ぎなかったのだが。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

新盗作問題5:弁護士先生が切れた!



実を言うと、弁護士先生の「みの」 が訪ねてきたというメールを読んで以来、
わたしの心には一つ疑惑の種がまかれていた。
それは、「本当に父親だったのだろうか」というもの。
誠実に謝罪すると言いながら弁護士先生に実家の住所も知らせていない、
つまり、一緒に来た父親と称する人物は弁護士先生に名刺を渡さなかったのではないか。
それっておかしくありませんか?
わざわざ大阪?京都?神戸から、娘の不始末をわびるために、
東京の弁護士事務所を訪ねるんですよ?
「わたしはこういうものです」って名刺の一つも渡さないってあり得る?
同人の友人は「絶対、父親でもなんでもない」と最初から主張していた。
確かに、父親を巻き込んでのことなら、もう少し事態はすみやかに進展するのではないか。
わたしは弁護士先生にメールで、
「気になることがあります。
父親と称した人物は、先生に名刺なりなんなり、身元を証明するものを提示しましたでしょうか」
と訊いてみた。
「みの」 が依頼したという弁護士から連絡があってすでに一ヶ月が過ぎていた。
すると速攻で電話があった。
やはり、「父親」と称する人物は名刺を見せなかったと。
だけでなく、なんと、相手の弁護士にこちらの要求を知らせて以来一ヶ月、やはり弁護士先生の口座に不当利益の入金はないのだという。
どころか、連絡は一切無いと。
「こうなったらきちんと初めからまた文書を送りましょう」
先生の声はいささか険しかった。
弁護士先生が切れかかっている~~
「みの」 、恐るべし(爆笑)
「お願いします」とわたしは答えた。そして
「本当にこんなくだらない案件にまたかかわることになって申し訳ありません!」と平謝りしてしまったよ。
だってあなた、わたしは官能小説家ですよ、しかもホモの。そして相手は虹ほもえろ同人作家。
くっだらないこと、この上なし!
これほどまでに弁護士先生の日常から乖離している状況ってないんじゃない?
でも、もう行くところまで行くしかない。こうなったら、民事訴訟もあり得るかも知れない。
弁護士先生の言い様では。
まあ、いいだろ。わたし、公職を離れたしね。
で、先生、「もう仕事は辞めたの?」と声音を変えて尋ねてきた。
「はい、著作に専念しようと思いまして」
「わっはっは、そうかね」
あ~先生、お変わりないわ~。
わたし、「先生も弁護士を主人公としたミステリーを書いてくださいよ」と言ってみる。
「わっはっは、そうだねえ」
あ~ほんと、お変わりない…最初にお会いした時と同じ。
本当に先生に頼んでよかった、とその時思ったのだった…
でもごめんなさい、先生…こんなクソクダラナイ案件に関わらせてしまって…


新盗作問題4:話せば判る!…って古すぎるwww



それは「みの」 が弁護士に交渉を依頼した、というものだった。
これは渡りに船だ!
今まではいつ連絡してくるかわからないバケモノを相手にしていたわけで、
これなら弁護士同士で話し合って貰えばわたしは気を揉まなくて済むに違いない。
「話せば判る」相手がやっと現れたのだ~
向こうから来た内容証明付きの文書では、
要するにこちらの言い分をおおむね認める、とあった。
そりゃそうでしょう、だって盗作の事実は変わらないのだから。
そして多分弁護士に書かされたのだろうけれど、
「みの」 の自筆の詫び状が着いていた。
内容はわたしが書いたことをそのまま写しているといった(弁護士先生が送った文章のままってこと)
あの、わたしがウェブに載せたものとほとんど変わらない雰囲気の詫び状だ。要するに心がない,って奴でしょうか。
向こうの弁護士によれば、案件が片付くまでは詫び状は非公開でとあったので、
残念ながらお見せできませんが。
それでもわたしはほっとした。
弁護士同士で話せばすべては片付くだろう。
わたしは「みの」 がウェブで公開すべき文章を作成し、弁護士先生に送った。
盗作同人誌の回収方法は、今後参加するイベントで行うようにとし、
販売で得た不当利益は弁護士先生の口座に振り込むようにと指示をした。
これですべてはうまく行く…と。
が、「みの」 は本当に信じられない人間だったのだ。

新盗作問題3:性格の悪い女



これって穿ちすぎだろうか?
それともわたしって性格の悪い女?そうなの?
いやいや、二年前さんざんな目にあったわたしとしては、疑心暗鬼になっても仕方ない。
なにせ相手は、盗作同人誌の回収先を古紙回収業者に指定したり、
謝罪広告を掲載したあともウェブで盗作同人誌を売り続け、削除するよう言っても運営会社に連絡しなかったりと、
不実の塊だったのだ。
ここは用心せねば。
わたしは「みのがヘ○リアで一緒に活動していた同人仲間Aさまに連絡を取ってみることにした。
Aさまは「みのの無実を信じて庇っていたのだが、あまりにもひどい行状に、盗作が真実かどうかを内容証明付きで問い合わせたというかたである。
しかしいっさい返事はなかった、と聞いている。
もし「みのが彼女に謝っていたら、わたしの疑念は単にわたしが性格の悪い女である証拠に過ぎないことになる。
それもいやだけど、「みのがAさまにきちんと謝っていた方が、ストーカーまがいよりまだましかも。
わたしは支部を介してメッセージを送った。
Aさまはすぐに返事をくださった。
そしてその内容は…やはり予想していた通りだった。
「みの」 は二年前の騒動以来、いっさい連絡してこないのだと。
そして、
老婆心ながら直接会わないほうがいい、
今も盗作しているのだから謝罪して更生したとは思えない、
性根の腐った人間はどこまでも腐っている、
という厳しい文面だった。
まあ判るけど…だって、いっときは楽しく一緒に活動していた人だよ、
こんな形で裏切られたらわたしだって心が折れるよ…
わたしにはもう謝らなくていい、彼女に謝ってくれ、と心底そのとき思った。
まあ、「みの」 の目的は不明ながら、相手がどう出てくるか待つしかない。
二年前の気分の悪かった頃とまったく同じだ。またあのいやな経験をしなくてはならないのか。
わたしはすっかり鬱状態に陥った。
あの頃はどれほど不眠になったことか、心臓が突然ばくばくと躍り出したこともあった…
そしてさらに時間が流れ、依然として不当利益の入金はなかった。
やはり「みの」 の目的は謝罪ではないのだ、そう確信した頃、
再び弁護士先生から連絡があった。
最初の連絡からもう一ヶ月が過ぎようとしていた…

新盗作問題2:ひょっとしてストーカー?



さて、弁護士先生からの連絡を待つ一方、
わたしは別の方面から調べてみることにした。
なんといっても、「みののこれまでの行状から鑑みて、
急にしおらしく反省したとはとうてい思えなかったからだ。
情報通の同人仲間に連絡してみる。
すると驚くべき返事が返ってきた。
すでに「みのはまったく新しいジャンルで盗作をしているというのだ。
やっぱりね…。
心から反省した訳じゃなく、とにかく法的な保護が欲しかっただけなのね…。
その一方、弁護士先生は私の以下の要求をきちんと「みのに送って下さっていた。


檜原まり子氏の(以下、同氏)の依頼を受け、代理人として、連絡いたします。

同氏は、謝罪さえあれば、webの貴殿に関するコンテンツを削除致します。

ただし、以下の条件があります。

①檜原まり子だけでなく、これまでに行ったすべての著作権侵害に対しわびること。

②京都大学医学部看護学科であるにもかかわらず、同人仲間に医者であると吹聴したこと。

③医療従事者であるにもかかわらず、不誠実な態度であったこと。

以上の謝罪をwebで表明すること。

④著作権を侵害した本を回収してください。

以上を実行してくだされば、同氏は、貴殿にかかわるいっさいの自分のコンテンツを消去致します。

しかし、もし今後、著作権侵害を再び犯す場合は、コンテンツを再公開致します。

以上でお父上の同意が得られれば、webで公開すべき謝罪文章を、同氏が作成致します。

さらに本の売り上げは、下記へ振込んでください。

○○○銀行○○支店、普通預金、XXXXXX、河原○○○○

ただ、果たして「みのは以前の住所に住んでいるのだろうか?
父親と称する人物と訪れたさい、「みの」 は実家の住所を教えていない模様だ。
もしきちんと連絡先を教えていないのなら、実は謝る気持ちなどないのではないのか…。
そんな不安を同人仲間にもらしたところ、情報通の彼女は早速ウェブである事実を発見、
教えてくれた。
二年前と同じ進学塾でまだ、「みの」はバイトをしているようだ。
その進学塾は関西ではとても有名なので、講師のプロフィール欄を更新しないはずはない、「みの」 がまだその進学塾のサイトに顔写真とプロフィールが乗っている以上、その進学塾でバイトをしており、すなわち以前の住所に住んでいるに違いない、とのこと。
う~む、わたしは友人に恵まれているなあ…
ともあれ、弁護士先生の手紙は「みの」 には届いているはずなのだった。
さあ、どうなるか…。
が、待てど暮らせどなにも連絡はない。
一体どうなっているのか。
もしかしたら、やはり転居したのかも知れない。
そう思って弁護士先生にメールしてみた。
すると驚愕の事実が判明した。
「みの」 に手紙を送ってほぼ10日が過ぎていたが、
不当利益の入金はなかった、と。
それっていったいどういうこと?
ここでわたしはふと不安になった。
そもそもこの盗作問題はオワコンなのだ。
なのになぜまたほじくり返すようなことをするのだろう。
しかも不当利益の入金はなく、それって自分から言った「本の売り上げを支払いたい」を破っているじゃないか。
入金口座の名前が弁護士先生だったから入金しなかったのかも知れない。
それは単に私の名前が知りたかったから?
口座名義は本人でないといけないのだ。
ってことは、ひょっとして「会って謝る」も何か意味がある?
え?まさかミザリーじゃないでしょうね?
会っていきなり、斧か包丁で襲いかかるなんてことはないわよね…。
しかし、そもそも相手が何を考えているかまったく見当も付かない。
盗作をするってこともわたしには理解できないし、
盗作がばれたあと、他人がやったかのようにツイッターでツィートしまくる、なんてことももちろん。
色々考えたすえ、とある可能性に気づいた。
もしかしてわたしはストーカーされているんじゃないだろうか…。
こちらが被害者なのに!
別に苛めたわけでもなんでもないのに!
逆恨みされてるってこと?
どうなる、わたし!
と言うところで続く!

続きを読む

新盗作問題1:過去の亡霊(笑)



そう、それはまたしても一通のメールから始まった。
メールボックスに私の弁護士先生からの新着メールがあったのだ。
いまごろ何?
メールを開けたところ、
「著作権侵害の○○ が弁護士事務所にやってきました」という文面が目に飛び込んできた。
もう忘れかけていたところで、嫌な記憶もやっと薄らぎ、(これまでの経緯はblogの「カテゴリ 盗作」にもあるが、
みのたん・wiki」を見ていただければすぐ判る)
平穏な毎日を送っていた(そうでもないけど)わたしは、タイトルそのままの感想を抱いた。
いったいなぜまた?
謝罪文もウェブに載せさせ、すべては幕が引かれたのに?
弁護士先生によると、
父親と称する人物を伴っており、
以下の要求をしたのだという。
①会って直接、謝罪したい。
②住所を載せることが怖いので、本は、回収していない。
③本の売り上げ6万円余をお支払いしたい。
④当時の契約書を紛失したので、送ってほしい。
は?
今更何を言ってんの?
もう謝ってもらったし、大和田常務じゃないんだからさあ、
別に土下座とかいいし、というか、そもそも最初から一言謝ってもらえればよかったんだし。
それにお金なんか欲しくないし。
それよりも④にちょっと呆れたというか、
なんか引っかかりを憶えた私であった。
契約書?
ああ、合意書のことね。
確かに法律上は、合意はある意味契約だ。
しかし、盗作同人誌の回収が民事で訴えないことの条件の一つだったわけで、
すでにその合意書は意味を成していないことになる。
今更、こちらから再送してもらったところで、「みの」 に法的な権利が付与されるわけではない。
ただ、この時点でわたしはこう考えていた。
「何かあったときに、合意書(契約書)がないと、やばいって思ったのかも」
だとしたら、ここで私には有利に働くかもしれない。
そしてすでに1年以上経ったこの時点でこちらに働きかけてきた理由を考えてみた。
当然「就職」に違いない。
今や、人事では新人を採るときには必ず本名でググるそうだ。
「みの」 の本名も出身校も、すでウェブ上に晒されている。
人事に何か言われたときに、合意書を印籠のように見せようと考えたのかも知れない。(わたしも古いね)
ってうか、ホモえろ虹同人誌ってだけで「あちゃー」ですけどねえ…。
でもまあ、被害者であるわたしと法的に決着が付いているといないとでは、
雲泥の差だしね。
そこでわたしは弁護士先生に以下のメールを送った。

この期に及んで連絡してきたというのは、
先方の諸事情があってのことと存じます。
○○ 氏、昨年3月に卒業し、就職したかどうか判りませんが
web上に本名が晒されている状況で、
就職先か、はたまた結婚相手か、
ウェブ上のコンテンツ削除を期待していると推測致します。
わたくしとしても謝罪さえあれば、
webの○○ 氏に関するコンテンツを削除致します。
以下の条件をお伝えください。

①檜原まり子だけでなく、これまでに行ったすべての著作権侵害に対しわびること。
②京都大学医学看護学科であるにもかかわらず、同人仲間に医者であると吹聴したこと。
③医療従事者であるにもかかわらず、不誠実な態度であったこと。
以上の謝罪をwebで表明すること。

それがかなえば、わたくしは彼女にかかわるいっさいの自分のコンテンツを消去致します。
しかし、もし今後、著作権侵害を再び犯す場合は、コンテンツを再公開致します。

以上で同意が得られれば、
webで公開する謝罪文章をわたくしが作成致します。
また当時の契約書ですが、
再送付は拒否いたします。
さらに本の売り上げは河原崎先生の手数料として、
河原崎先生にお支払いするようお伝えください。


盗作者からは1円だって貰いたくない。
しかし、弁護士先生へのお礼にすればいい。
だいたいこんなクズみたいな案件で再び先生を煩わせるのだから、
まったくもって申し訳ないことだ。
先生だって二度と思い出したくなかったに違いない。

さあ、これでいい、と思ったら、
衝撃の展開が待っていたのだった…
以下、次号!

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

盗作問題。盗作者の詫び状

さて、盗作者HN「みのは京都大学医学部人間健康科学科を卒業し、社会に旅立っていった。
私もここで一区切りを付けるために、彼女から最初に来た「詫び状」なるものを公開しようと思う。
同意を取らない私書の公開は厳密に言うと法律違反だ。
だが彼女がもしこれに関して私を名誉毀損で訴えるのならば、
某S河内vsガッキーのごとく、
ここまでの経緯すべてが法廷で明らかにされることになるわけで、渡りに船だ。
というわけで、盗作者の詫び状はここで見ることが出来る。
一部、事実と異なる記述があるので、私が知り得る限りの範囲でコメントとして訂正してある(爆笑)。
手紙には人柄が出ると言うが、この書簡は彼女の人間性すべてを表している。
わたしの弁護士先生もこの手紙を見て「これは相当プライド高いよ、謝罪広告には応じないだろう」とおっしゃった。
そしてこの手紙を書きつつも私以外の作家から盗作を続けていたのだから、さすがに呆れる。
ただ、ここまでくると心理学的に興味深く、最近は楽しくなっている。
彼女に新しい動きがあると、何人ものかたがメールで知らせてくださるので、
今後もウェブ上で観察を楽しもうと思う。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

法的手段を執る人のために 盗作問題課外授業 

ここでは自分の経験と反省に基づき、
今後、ネットで盗作されたかたへの対処方法を公開しようと思います。
まず、どこまでの本気度かで違います。
このウェブサイトを参考にして下さい。
弁護士に依頼せず、自分で対処する方法も書かれています。
記事の盗作・パクリサイト被害に遭った時の対処法と予防策
わたしは最初から法律事務所に依頼するつもりでした。
なんとなれば、そのための資金は惜しまないつもりだったからです。
わたしと同じようなかたはそう多くはいないかと思いますが、
そういったかたのために、ここでわたしの経験に絞って説明していきます。
最初の関門はよい弁護士を見つけることです。
個人の場合、盗作者から賠償金を取ることはかなり難しいのです。
とくにウェブでの盗作問題では賠償金は雀の涙です。
そのためほとんどの弁護士先生が嫌うものです。
弁護士の報酬は「着手金」というものがあるものの、
基本的には成功報酬です。
人間、金のために仕事をしているわけですから、
個人の著作権問題を引き受ける弁護士がほとんどいないのも無理もありません。
しかも書類の作成は「すごうく面倒」だそうです(苦笑)。
まず案件を引き受けてくれる弁護士先生を見つけて下さい。
そして、相手に内容証明つきの手紙を送ります。
そのさい、わたしの経験から言うと、
やっといい先生に巡り会うと、
相手を早く懲らしめたくて
急いで事を進めたくなるものなのですが、
ここは慎重に文章を考えた方がいいです。
わたしもわたしの先生も初体験でしたから、
無理もないのですが、
いろいろとミスを犯しました。
必要なことは、
最初の内容証明からがっつりこちらの要求を突きつける。
もちろん、拒否されたら裁判も辞さず。
そういった意志を伝える必要はあります。
また、わたしの場合ですが、「刑事告訴するぞ」とブログやツィッターでわめいたことが、
最終的に相手の謝罪広告同意を引き出したのかなと言う気がします。
それほどわたしの相手は悪質かつ人でなしでありました。
ここで注意、「刑事告訴」するつもりで呟くのはかまいませんが、
(わたしの場合は本気でした)
その気がないのにあまり脅し文句のように
メールを送ったり、メンションしたりすると脅迫罪になります、お気を付けて。
メンションではなく、普通に呟くのは問題ないでしょう。
誰へ向けての言葉か特定されませんし、
相手がもし脅威に感じたと言ってきても、
(脅迫罪は「相手が脅迫と感じた」だけで脅迫罪として訴えることができるのです)
「盗作者全般に向けていった言葉だ」と言い返せます。
そして「民事」ではほとんどお金が取れませんので、
最初の段階で弁護士先生には「刑事告訴する」と伝えるのもよいでしょう。
今回、私の場合はまさか相手があれほどの人格障害とは知りませんでしたから、
刑事告訴まではするつもりはありませんでした。
経過中、相手のあまりのひどい対応に刑事告訴も辞さず、という気持ちになり、
弁護士先生にそれを伝えたところ、
「最初になんでそう言わなかった」と言われ、
ちょっと唖然とした経験があります。
というわけで、自分の失敗を踏まえると、
相手に内容証明を送る前に、じっくりと相談し、どう対処するか最初に決めておくのがベターです。
刑事告訴の場合は、弁護士の仕事は告訴状を制作して提出し、受理されるまでです。
民事よりは時間がかからず、。
報酬は少ないものの、どうせ民事でもたいして取れませんから、
時間給としてはよいと思って手助けしてくれるかもしれません。
ただし、告訴が受理される可能性は個人の場合はかなり低いようです。
残念ながら、すでに絶版になって出版社の手を離れた作品や、
二次創作作品ではまず受理されることはないでしょう。
そして弁護士先生は無駄な手間をいやがります。
さらに「どうせ受理されないのを刑事告訴するのはいや(うんざり)」という心理が働きます。
最初から刑事告訴を望む場合は
弁護士先生を通さず、
淡々と仕事をする行政書士に頼み、告訴状を提出してもらうことは可能です。
ただし、受理されることはやはりあまりありません。
それでも「ああっ、せっかく訴えたのに!」とHPやツイッターで騒ぎ、
拡散してもらうのもありかもしれません。
ここが大手出版社だと警察もすぐ動くくせにって感じなんですが、
この国では公務員は「上にへいこら、下に威張る」ってことなのです。
「告訴状を不受理にされたことがある」という弁護士先生が60%以上だとか。
なので、「民事・刑事両方で告訴」でもいいでしょう。お金、倍かかりますが…。


というわけで、内容証明は
以下の文を参考にして下さい。

●●●●氏の(以下、同氏)の依頼を受け、代理人として、連絡いたします。
同氏は、小説「●●●」の著作権を有しています。
貴殿は、20××年頃、上記小説を真似て、「●●●」のタイトルにて小説および漫画を投稿サイトで発表し、紙媒体で漫画を××社主催のイベント及び通販サイト×××で有償頒布しています。
貴殿の小説及び漫画は、タイトルもせりふも、描かれた状況も、文章も、同氏の小説を一部改竄したものと認められます。
すなわち、貴殿は、同氏の著作財産権および出版権、配信可能化権、著作者人格権を侵害しています。
そこで、貴殿に対し、以下のことを求めます。
1.盗作作品の有償頒布によって得た不当利益の詳細な報告。
2.盗作同人誌の回収
3,または不当利益の返還。
4.著作者人格権侵害に対する謝罪広告の掲載。




1. 有償で頒布した盗作同人誌で得た利益を以下のように本状到達後2週間以内に報告せよ。


定価●●円 印刷部数●● 頒布数●● 利益●●●円
(印刷所の発注書のコピーを同封すること。保存していない場合は印刷所に連絡し、領収書を再発行して貰うこと)


2.回収は以下のようにすること。

ウェブ通販サイト×××に連絡し、返金することをウェブ上に掲載して貰う。
投稿サイトやHPで返金の詳細を掲載する。
購入者が返金のために当該同人誌を発送するための宛名・住所、購入者の問い合わせのためのメールアドレスをHP上に公開する。
回収した同人誌は自分自身で1冊ずつ確認し、廃棄する。
そのさいは画像を撮り、こちらへ送るもしくはHP上に掲載すること。
今後、××社主催のイベントに参加するさいは、当該同人誌を頒布したときと同じサークル名で参加し、
スペースに回収・返金の知らせを掲示する。
また、今後のイベント参加予定もSNSを通じてそのたびに告知する。

3.2に書かれた回収手段が不可能な場合は、1に記載した金額を本状到達後2週間以内に不当利益として●●氏に返還すること。
その場合は、弁護士事務所に電話にて連絡のこと。返還方法はそのときに詳細を伝える。

4.謝罪広告の掲載

以下の謝罪文を本状到達後2週間以内にHPに掲載すること。
掲載期間は×ヶ月とする。
また、SNSを通じて拡散すること。
また、●●氏は同文を●●氏のHPにも貴殿の同意を取って掲載する。




謝罪文


.........(ここはお好みで弁護士先生と相談の上書いて下さい。訴訟を起こすと覚悟しているのなら、相手の他の盗作に触れるのも可能です。私は最初、そういった文章を書いたのですが、弁護士先生に止められました。今思えば最初の文章のままで送ればよかったと悔やんでいます。)




同意書を別送しますので、署名捺印の上、ご返送願います。

本状到達後2週間以内に同意書を返送下さい。返送なき場合は、法的措置をとります。(もしくは「刑事または民事告訴します」)

****

以上を内容証明付きで送ります。
そうすると郵便局の窓口で、日本郵便の番号が付いたもののコピー(謄本)が渡されます。
その番号を同意書に書き込みます。


別送同意書の例

わたくし○○は内容証明xxxxx号に書かれた4つの項目に同意いたします。


住所       氏名 ○○ ○○       印


これで法律的には宣誓したも同じです。
内容宇証明の番号は法律上の証拠となりますので。

こんな感じです。
この内容はかなり厳しく、
民事・刑事告訴を前提にする場合です。
これを叩き台に、あなたの弁護士先生と話し合って下さい。
弁護士先生によって意見は違いますから、
先生の意見を良く聞き、お互いに納得するまで話し合うこと。
とにかく、アドバイスとしては、焦ってはいけないと言うこと。
そして「ぶれない」ということ。
わたしの失敗は、相手のあまりの悪質さにぶれたことにあります。
最初は単に謝罪広告の掲載だけのつもりでしたが、
経過中に、制裁を加えたいと思うようになり、これがいけませんでしたね。
弁護士先生との関係に齟齬が生じ、
結局は最初の目的のみを達するための方法しか執れませんでした。
客観的に見て、加害者側の不誠実な対応に
被害者側が厳罰化を求めるようになることは(著作権侵害に限らず)まれではないと思われます。
しかし、法律でこれを実現するのは難しく、
こういった「ぶれ」は弁護士先生との関係を悪化させます。
最初から相手を強い気持ちで罰する、といった覚悟で臨まないと、
悪質な盗作常習者には対応できません。

最後に。
二次創作での盗作は多いです。
盗作元が二次創作の場合、盗作者は著作権侵害で訴えられないとたかをくくっているからです。
確かに、された側も盗作であるから、訴えることはまずありません。
私の弁護士先生も「二重の盗作だね」とおっしゃってました。
某脱税で逮捕された有名な先生も、堂々と今も活動されていらっしゃいます。
どれほどパクっても、トレースしても、
相手に訴えられることはないと思っておられるからです。
しかし、たとえ二次創作でも、1枚の画像には著作権があります。
あなたが魂を込めて創作したものであれば、
たとえ二次でもそれにはちゃんと著作人格権があるのです。
ただし個人の場合、盗作は「された側の負け」です。
わたしは本当に無駄な闘いをしました。
その上さらにウェブでも叩かれるというさんざんな目には遭いましたが
悔いはありません。
もともとわたしはドン・キホーテ的性格なものですから(嘲笑)。
わたしの闘争はいろいろと失敗を繰り返し、謝罪広告の掲載のみしか成果は得られませんでしたが、
あの時点ではそれが精一杯でした。
ウェブでの悪質な盗作者に詳しい弁護士先生にお願いできればよかったかもしれませんが、
逆にそういった先生ではまずお金にならないので引き受けてくれなかったでしょう。
またわたしの周囲にも悪質な盗作被害に遭った人もおらず、
残念ながら助言を得られることもありませんでした。
わたしの失敗をを蔑むかたはTPPが締結されて著作権侵害が非親告罪になったら、
ぜひこの記事を参考にして彼女もしくは多くの他の盗作者を告発されるといいでしょう。
お金もかかり、さらに無駄に終わるとは思いますが…。
また、真摯に自分の作品を守り、
そのための闘いをしたいかた、
自分の意志に従い、ぜひなさってください。
そのさい、一報いただければ相談に乗ります。
自分の失敗から多少なりともお役には立てるかとも思います。
以上、どなたかの参考になることを祈ってこの項を終わります。


追記しておく。
わたしのように著作権侵害に悩んでいる人には、
こういったサイトがある。
日本独立作家同盟の理事鷹野 凌氏に紹介されたものだ。
アーツ・アンド・ロー Arts & Law
すぐ弁護士に頼むより敷居が低いので
ここの無料相談窓口を利用するのが良いだろう。
 

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

最終報告です。盗作問題

わたくしの作品「STILL HEART」がHN「みのによって盗作された件の最終報告です。
みの 氏はわたくしの弁護士先生が送った内容証明に書かれた事項をすべて受け入れました。
FC2ブログ上でその謝罪文を見ることが出来ます。
謝罪広告の掲載、不当利益の報告、盗作同人誌の回収、
いずれも期限内ではありませんでしたが、
こちらの要求に応えました。
ここまで解決が長引いたのは、
わたくし自身にも問題がありました。
わたくしが真に求めたものはわたくしへの謝罪ではありません。
彼女が盗作行為を心から反省することです。
しかし、彼女へ働きかけている間にも、
次から次へと他の作家からの盗作が発覚したと
友人の同人作家さんから連絡があり、
彼女が盗作常習者だと知りました。
それら詳細について、みのたん wiki で検索していただければ、彼女の一人芝居などを見ることが出来ます。
友人から知らされ、わたくしも見ましたが、
まさに吐き気を催すとはこのことです。
彼女の今後の盗作に歯止めをかける方法はないものか、
他の二次作家さんへの警告が出来ないものかと、
いろいろ悩み、方法を考え出そうとしましたが、
わたくしにはそれは不可能だと悟りました。
法律で彼女の行動を規制することは出来ず、
罪を犯そうとするものを未然に防ぐことは不可能なのです。
わたくしへの謝罪は成されましたが、
成果は半分だったと言っても過言ではありません。
しかし、弁護士先生から「奴らは決して謝らない」と言われておりましたから、
最低限の結果は出せたと、
ここで諦めることに致しました。
厳しい処罰を最初から望んだわけではなく、
ただ「いけないことはいけないのだ」という気持ちで始めたことです。
そして、わたくし以外の誰一人こんな行動は取れないのだと確信してやったことです。
現時点では結果に満足しております。
謝罪広告の文章に関しても、
わたくしが相手から聞きたい謝罪の言葉を入れようとも思いましたが、
そんな言葉は一つとて相手の心にはありません。
相手の心にない言葉をわたくしが作文したとて、
何一つ意味はないと悟り、
最低限の簡単な文言にしました。
彼女が自ら発する言葉以外を求めるのは、単なる自己満足にすぎないからです。
さらに掲載期間ですが
わたくしは当初、2年間のウェブ上公開を望みました。
相手が2年間の長きにわたって、ウェブで盗作作品を掲載し続けたからです。
せめて同じ期間、公開することを望んだのですが、
判例では多くが1ヶ月の掲載を命じています。
ただ、今回のような長期にわたって
ウェブで盗作し続けたという判例がないため、
弁護士先生の助言に従って、6ヶ月としました。
反面、わたくし自身のHPに同意書を取って同文を掲載することで
長期の掲載を可能にしました。
社会に出れば、自分の行動に全責任を負う、
それは当たり前のことです。
彼女は4回生、学生だから盗作が許されるわけではありませんが、
来年3月以降は、社会で責任ある大人として振る舞わなければならないのです。
今回の盗作問題で少しでも自分の非を認め、
自ら償おうという意志が感じられればまだ救われるのですが、
わたくしとわたくしの弁護士先生が彼女に接触を試みているあいだ中ずっと、
彼女自身からの自発的な謝罪の動きはいっさいありませんでした。
それどころか、その間、新しいHNで同じpixivに別ジャンルのアカウントを取り、
同人誌を作り、作品を投稿していることも既に分かっています。
これはそのジャンルの二次創作をしているかたから直接連絡がありました。
二次創作の作家さまたちが新しいジャンルへ移り、
そこで愛するキャラの二次創作をするのは別にかまいません。
みの氏がヘタリアに飽き、新たなジャンルで同人誌を有償頒布するのは別になんの問題もありません。
盗作でない限り。
しかし、すでに新しいジャンルでも盗作がどんどん発覚しているとそのかたから報告があり、
このままこれを許しておけば、ヘタリアと同じ経過をたどるのは目に見えています。
どうしたらいいのだろうとわたくしは悩みました。
やはり訴状を提起し、彼女の本名が明かされるような行動を取った方がいいのか。
たとえ被害者だとしても、わたくしにそんな他人を断罪する権利があるのか。
しかも相手はどんなに人間性に問題があるとしても
前途ある学生である。
そうやって悩んでいる間に、大きな動きがありました。
盗作者の個人情報が一部ウェブに流出してしまったのです。
これは別の同人作家さんからメールがあり、知りました。
ここで断言しておきますが、
流出させたのはわたくしでもわたくしサイドのものでもありません。
お疑いのかたはどうぞ弁護士をお雇いになり、
サイト管理者に情報開示を命じ下さいませ。
みの氏は複数のジャンルで盗作を繰り返しておりましたから、
どこかでどなたかの不興を買うことにでもなったのでしょう。
最初にすみやかに謝罪し、嘘をつかず、見栄も張らなければ
本名がウェブに流出することもなく、
医学生だと仲間内には見栄を張り続けられたのにと思うと、
人は嘘で得をすることなど無いのだと思います。
それにしても9月に盗作が発覚して以来ずっと、こちらからの呼びかけを無視し、
そのあいだ、同じpixiv内で新たな盗作にいそしんでいたのかと思うと、
おぞましさに身の毛がよだつ思いです。
最高学府においてさえ、
学生による論文のコピペは日常茶飯事です。
「ばれなければいい」、それが彼女に限らず盗作常習者の日常なのでしょう。
はじめは何とかそういった考えを変えさせよう、今までの生き方を反省させよう、
などといった気持ちでおりましたが、
今に至ってはその考えは捨てました。
個人の倫理感は子供の頃に確立するものです。
とうに成人した彼女を矯正するのは不可能に近いでしょう。
わたくしの硬直した倫理観を相手に押しつけることは出来ません。
盗作常習者は一生、他人のものを盗んでも平気でしょうし、
そうなれば一生、人とのあいだで真の信頼関係を築くことは出来ないでしょう。
情けないことですが、それが真実です。
彼女がそれを望み、そうやって生きていくのなら
誰にも止められないのです。
ただ、二次創作を本心から愛する方々にはまことに申し訳なく思っております。
今回の騒動で、キャラへの愛から二次創作をする方々も不愉快な思いをしたのではないでしょうか。
ここでわたしからお詫びを申し上げます。
また、彼女の盗作に歯止めがかけられなかったことも
申し訳なく感じております。
今後、TPPが締結され、著作権侵害が非親告罪化することは間違いありません。
盗作常習者達が、自分のことだけを考えて同人活動をすることがどんな問題をもたらすのでしょうか。
それがわたくしの気がかりです。
しかし、それもまた檜原まり子の力の及ぶことではありません。
ただ、みの氏 このFC2ブログに今後のイベント参加予定を掲載するようですので、
ぎりぎりで活動中のジャンルは解ります。
そのジャンルで活動している二次作家さんへの警告にはなるでしょう。
それだけが、わたくしの救いです。
2013年の終わりに、情けない報告しかできず、忸怩たる想いですが、
それでもまた新しい年に向けて気持ちを切り替えていこうと思っております。
長文を読んで下さってありがとうございました。
最後になりましたが、今までお力を貸してくださったかたがた、
エールを送って下さったかたがたに深く感謝いたします。



テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

これで最後 盗作問題

さて、盗作からの返事はなく、
本日12/3火曜日にわたくしは弁護士先生と連絡を取った。
すると、こちらが内容証明を送ったのは11/19だが、相手が受け取ったのは
11/27だと言うことが分かった。
その間、受け取りを拒否していたのか、別のイベントに出かけていたのかは分からない。
となると、最終期限は12/7になる。
だからといって、内容証明を受け取ってすぐこちらへ返信してくる様子もないことは、
これまでとまったく同じで、相変わらず反省の色がないと言わざるを得ない。
すでに先生からは民事で訴訟を起こすことはなんの意味もなく、
このままでは謝罪広告はもちろん掲載しないだろうと言われている。
わたくしは「強い処罰を求める」ために、刑事告訴するとの希望を
先生に伝えた。
そしてわたくしが考えた通り、今回の件は
犯罪事実があり、故意であると認めた書簡もあるため、
起訴猶予になるだろうとのことだった。
起訴猶予は不起訴の一種だが、犯罪はあったと認識される。
罪はあるものの、起訴して公判を維持するほど悪質ではないというものだ。
ただし、「猶予」であり、今後同様の犯罪を犯したときは、
猶予になった事件も含めて(法律上は情状証拠、というらしい)
起訴される可能性がある。
すでに盗作者の個人情報が流出した以上、
わたくしが最も求めるものはまさにこれだった。
「起訴猶予になれば、前歴がつきますよね?」
「そうだね」
「そうすると、今後の盗作に抑止効果があるんじゃないですか?」
「その通りだね」
先生、本当に檜原まり子と手を切りたいと思ったに違いなかった…。
それはともかく。
先生との契約は民事を念頭に置いていた。
なので刑事告訴の場合は、また別の契約となり、
費用も別にかかる。
しかし、心は決まったのだ。
刑事告訴は、わたくしが3月に電子書籍配信で契約した
MediaTunesさまから快諾を得、共同告訴になる予定だ。
代表者のかたも「刑事告訴が一番」とおっしゃってくださった。
そうなれば、今注目の電子書籍配信とのからみで、
ウェブでもニュースになる可能性は高い。
二次創作についても議論が盛んな今、ネタとしても受けるだろう。
最近の事例でもあるように、一罰百戒となるかもしれない。
だが、なんでこんなことになるのだ?
きちんと謝罪をすれば、決して訴えないとわたくしは何度も宣言した。
TTPが締結されれば、著作権侵害は非親告罪になる。、
クリエイターは自らの矜持で盗作を廃して行かねばならない。
そうしなければ、安易な告発が増えるかも知れず、
ウェブや同人界での創作活動はシュリンクしてしまう。
特に二次創作のジャンルは。
今後盗作を繰り返すことは本心から二次創作を愛する人たちも苦しめることになる。
なぜ自分のことだけでなく、周りの人たちのことも考えられないのか?
自分だって、作品を生み出すことで得られる悦びを失う可能性もあるのに。
いや、盗作者は単なる金儲けと、
自分の実力以上の評価が欲しいために二次創作をやっているのかもしれない。
もしそうならわたくしの言葉は何一つ届いていないに違いない。
だが、最後にもう一度だけ言いたい。
刑事事件で告訴されるのは大変なダメージだ。
どうせ不起訴になるから平気だと甘く見てはいけない。
検察が起訴するケースの90%以上が有罪になる。
つまり、有罪を勝ち取れないケースを起訴することはない。
そして不起訴の60%は起訴猶予だ。
それはつまり、検察が犯罪事実がないと断定するのが面倒だからなのだ。
あなたの場合は犯罪事実があり、
検察は楽々と起訴猶予に出来る。
あなたは自分の権利を守るために弁護士を必要とするだろう。
いまだ4回生であるからにして、親にその費用を出して貰わねばならない。
犯罪の事実がある以上、
罪を認める自筆の書簡がある以上、
どんな弁護士だって無罪を争わないだろう。
この場合の「起訴猶予」は有罪も同然なのだ。
「前歴」は「前科」ではないが、一生残るのだ。

謝罪広告を掲載し、盗作同人誌の有償頒布による不当利益の報告をなさい。
そして盗作同人誌回収のための情報を公開することで、
一片の誠意を見せなさい。
期限ぎりぎりで返事をするのではなく、
(たぶんそうすることであなたは山月記に出てくるように
肥大化して虎となった自尊心をを自分でなだめているのだろう)
これを見たらすぐ、弁護士先生へ電話なさい。
たとえ偽りでも誠意があるように見せかけなさい。
あなたは来年3月に社会へ出るが、
半澤直樹ではないけれど、
社会にはありとあらゆる理不尽なことが待っている。
どんなにいやでも相手に頭を下げることだってあるのだ。
いつまでもお花畑で遊んではいられない。
それが人生なのだから。
わたくしの言うべきことはこれですべてである。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

盗作者に告ぐ2

本日は三通目の内容証明の期日である。
今現在、盗作からの返信はない。
盗作者はいつも必ず期日ぎりぎりで返信して来る。
よって、本日投函したとしたら、月曜日にこちらへ届くだろう。
わたくしも月曜日までは待つつもりだ。
しかし、これだけを取っても、盗作者に一片の誠意もないことが分かる。
なぜならば、本心から謝罪しようと思うのなら、
こちらからの働きかけがあった時点ですぐに謝罪の意を表示するはずだからだ。
もはやわたくしは盗作者に誠意を求めないことにした。
盗作者はわたくしが謝罪を求めている間も、
別ジャンルの二次創作で活動している。
しかもそこでまた盗作を繰り返しているのだ。
今現在の盗作者の活動ジャンルは「フリー!」であり、
pixivのアカウントはhttp://www.pixiv.net/member.php?id=8329623であり、HNは「Rio5」である。
彼女のフォロワー、もしくは新しい友人のかたは、ぜひ彼女に誠意ある対応を求めて欲しい。
はじめ、わたくしは誠意ある謝罪さえあれば、すべてを許すと思っていたが、
3回にわたる内容証明にもかかわらず、
きちんとした謝罪が得られないのであれば、
刑事告訴も視野に入ると思い始めている。
わたくしのような個人作家、さらにベストセラー作家でもないようなら、
検察は不起訴にするだろうが、
それでも盗作者の悪質さに対応するにはこれしかないのではと思う。
そもそも2年の長きにわたって22回もWEB上で連載され、しかも一字一句違わぬほどの盗作をされたわたくしに、
なんら相手を罰することが出来ないようなら、
著作権法など、なんの意味があるのだろうかと問いたい。
民事告訴については、もともと1円も相手から貰う気はないゆえ、
あまり意味がないと思っている。
民事の基本は和解であり、
こちらにいっさいの落ち度がないのだから、
和解する意味がない。
しかも、相手が誠意ある態度を見せないでいる間に、
相手の個人情報が一部webに流出してしまっている以上、
民事で訴訟する意味がない。
ただ一つ、思うことは、
相手が大学4回生であり、
来年の3月に卒業するということだ。
ここで謝罪してくれれば、
わたくしとて、これからの人生に汚点を付けたくはない。
しかし、逆に言えば、
謝罪せずにこれから社会に出て人生を送ることを
看過することも盗作者のためにはならないと思う。
これをこのまま許せば、
彼女は「ばれなければいい」「適当にごまかせばなんとかなる」
という気持ちで生きて行くに違いないからだ。
盗作者よ、
もしこのブログを読んだなら、
そしてあなたが今日わたくしの弁護士宛に書簡を投じていないのなら、
月曜日に朝一番でここに電話なさい。
〒105-0001 東京都港区 東京都港区虎ノ門3丁目18−12 301
03-3431-7161

続きを読む

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

個人の立場 盗作問題第2部10

いろいろ悩んでいる間にもどんどん時は過ぎてゆく。
ブログに講談社発行の写真集からの写真を勝手にアップした男が逮捕されるというニュースも見た。
大企業なら、警察も速攻で動いてくれるが、
個人のごまめ作家ではどうなのだろう。
無視されるのだろうか。
しかし、わたしほどのひどい盗作をされてもなお、個人でしかも売れていないからと言って
なんの法的保護も得られないのであれば、
他の弱い個人は誰もがいっさいこの国では法の保護を得られないのではないだろうか?
そもそも著作権保護法など、なんの意味もないのではないのか?
ここまでひどい盗作をされても犯人を罰することが出来ないのであれば、
著作権保護法などないも同然ではないだろうか?
先生は民事では無理だろうとおっしゃった。
なんとなれば、日本の男(判事)は若い女に味方するから。
ならば、刑事しかないのだろうか。
先生が刑事で代理人になって下さらないのなら、
もはや自分でやるか、別の代理人を捜すしかないのかも知れない。
わたしは追い詰められていた。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

ノルウェーの森と著作者人格権侵害 盗作問題 

著作者人格権侵害とはなんだろうか?
ぴんと来ない人も多いのではないだろうか?
著者が描いた作品を勝手に改竄したり、
著者の名前を偽ったり、また記載しなかったりすることなのだが、
わたしの場合でわかりやすくお教えしよう。

と、その前に、わたしはハルキストではないと断っておく。
ハルキについては別に好きも嫌いも何とも感じない。
で、わたしが「Still Heart」を書いたのは1996年。
わたしは同居人の影響で、ビートルズファンであった。
ハルキの大ヒット作、「ノルウェーの森」は読んではいないが、
そのタイトルが、もちろんビートルズの楽曲から取られたのは知っている。
「Isn't it good, Norwegian wood」
あまりにも有名な歌詞だ。
ただ、英語力がないため、ずっとそのタイトルに違和感を感じていた。
そんなとき、定期購読をしていた岩波書店の販促雑誌「図書」で衝撃的な記事に出会った。
米文学者大津栄一郎氏の「ノルウェイの森雑考」である。
それには、「単数形のwoodは森ではなく、材質のこと。
つまり『ノルウェイジャンウッド』とは木材であり、この場合は、ノルウェー製の家具のこと」とあった。
そして続けて彼は、(すみません、もうもとの「図書」が手元にないので、記憶に基づいただけですが)
アメリカ文学者であるためかこのように書いていた。
「60年代当時、ニューヨークでは、北欧製の家具が流行だった。
ソーフォーのロフトなどでは白木の家具を置き、ラグを床に敷く。
だが男が遭った女は、自分の殺風景なアパートに入ると、
家具もない部屋の木製の床を指し、
『ノルウェー製の家具よ、素敵でしょ』と言うのだ。
そこで彼女が貧乏ではあるが、自立した女性で、しかも貧乏であることに引け目を感じず、
ユーモアのセンスにあふれていることが分かる」
「つまり、自立した女性へのリスペクトなどをこのタイトルから感じ取らねばならない。
日本語タイトルの『ノルウェーの森』ではなんのことか分からない」
現在、wikiを見るとどうもそういったニュアンスは削られているが、
リアルタイムで読んだわたしは腑に落ちた。
いかにも後年、「ウーマン」を作曲するジョンらしい歌詞ではないか、と。
もちろん、本当にジョンやポールがそう考えて作曲したかどうかは分からない。
いろいろな説もあるし、
wikiには下世話な説も乗っている。
しかしわたしはそのとき確かにジョンの魂を感じ、感動したのだった。
同じ記事内で、大津氏は
「ノルウェー製の家具というタイトルでは日本ではあれほどヒットしなかったろうし、
そうなれば村上春樹も自作のタイトルに持っては来なかったろう」と書き、
確かにその通りである。
そして今までの疑問が氷解すると同時に、
その歌詞の意味の深さにうたれた。
「ノルウェイジャンウッド」は「ノルウェーの森」では意味がない。
それこそが、言葉の持つ『言霊』なのだと。
そしてわたしは、盗作された「Stll Heart」の中に、
自分の感動を伝えるためと、またジョンへのリスペクトとしてこう書いた。

,,,,,,,,,,,

 三年前訪れたベセスダの二人のフラットは、天井が高く、ワンルームのロフト風で、
コルクの壁に白木の家具と明るい北欧調インテリアだった。
フローリングの床には綾織りのラグが敷いてあった。
 木田は小早川を部屋に招き入れると、
「ノルウェイジャン・ウッドだぜ?」
 くすくす笑って説明した。
「え?」
「ビートルズの歌だよ! 日本では『ノルウェイの森』って訳されてるけどね。
本当はノルウェイ製の木製家具って意味さ。北欧調の家具のことだって星が教えてくれた」
 あっけにとられている小早川に、木田はひどく得意がっていた。
「ホーム」
と何度も木田はその部屋のことを呼んだ。

......

しかし盗作者はこの部分を盗作したあげく漫画化し、
台詞をこう改竄した。


「ノルウェー製の家具だって」
「え?」
「ビートルズの曲だよ。
なんでも『ノルウェーの森』って訳す国があるらしい。
兄さんが教えてくれたんだ。
賛否は分かれるが俺はその解釈も好きだ」


これを見たとき、初めてわたしは怒りに震えた。
台詞をまんまコピペするのはいい(よくはないが)。
が、わたしの感動・思索・ありとあらゆるものから生み出された作品を
改竄されるのはもっとも許せない。
これは著作者の人格を否定することになるのだ。
単に作品を盗む泥棒より更に悪い。
そして盗作者がいかに薄っぺらい人間かを知った。
そうなの、ノルウェーの森でいいのか。はいはい。
自立した女性やジョンへのリスペクトなど微塵もないのね。
まあ、薄っぺらでなくては盗作などしないだろうし、
そんなことを言っても仕方がない。
盗作者に告ぐ。
わたしの地雷は「医者」ともう一つ「ビートルズ」のようだ(笑)
あなたは二つも地雷を踏んだ。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

騒動の渦中で学んだこと 盗作問題

そして盗作問題の渦中でいろいろなことが解ってきている。
今回のケースはほとんどまるっと盗作だからわかりやすくまた争いやすいが、
ウェブでのトレース問題などは相当難しい。
同人仲間からは「みんなやってるし、検証サイトもあるから見てみ」などと言われ、
確かに見ればトレースとしか言いようのないもの・ぱくりと言いたくなるものなど多数だ。
しかし法律的にはきわめてそれを著作権侵害とするには難しいことも学んだ。
裁判では相当な独自性もしくはロゴなどでないと認められないことが多いのだ。
そしてどれほどある作家がいろいろな作家からトレースを大量にしたとしても、
数では判断されず、法律的にはその一つ一つについての検証がなされたうえで
著作権侵害が認められなければ、その作家は道義的にはアウトでも法律的にはセーフとなる。
何年か前の有名BL漫画家さんの騒動など、
トレース元が大企業だったり、
また出版者側が自主判断で作品を下げたりするようなことがあればまた別だが、
同人作家やウェブで発表している作家などはほとんど対応できないし、
泣き寝入りをせざるを得ないのが現実だ。
そしてまた、たとえ訴えても相手のほうが力が強ければ、
まず著作権侵害を認めさせることは無理だろう。
他人のトレース作品をネットに上げ、鬱憤を晴らすことは出来る。
だが、それだけだ。
逆に誹謗中傷したとして名誉毀損で訴えられる可能性もあるのだ。
たとえ限りなくグレーでも法律的にセーフであれば相手は告訴できるのだ。
だからといって、トレースが許されると言っているわけではない。
しかし、もはやウェブの海の中ではグレーゾーンは拡大しすぎていて、
ただでさえ、いっさいの著作権を認めないという政治団体もあるくらいだ。
私は信念に基づいて行動したが、
たまたまその力があっただけで、単なる自己満足であり、
また自分の思い込みを優先しただけに過ぎない。
みの氏一人を退治しても、元々パクリや盗作をする輩がそれで悔い改め、自主規制することは望めない。
今回のようにたとえ相手が盗作を認めたとしても、満足するような謝罪を得られることはまず期待できない。
それでもやったことに意味が何一つ無いとは思っていない。
とりあえず私のやり方が一つの手本にはなる。
強い意志を持って相手に対峙することで、
謝罪を勝ち取る道はあるのだ。
またもう一つ、
わたしは盗作に遭った人に助言が出来る。
それは。

訴訟や法律事務所の力を借りることは金と時間がかかり、
なおかつ期待したものを得ることは難しい。
全面勝訴しても、賠償金を取ることはほとんど不可能で、
弁護士費用すら持ち出しだ。
それでもやる人は及ばずながら出来る限り応援する。
しかしやりたくても出来ない人も当然ながらいる。
その人達にはこう言いたい。
「あきらめろ」
人間は思い込みの動物だ。
自分の心の持ち方で変われる。
パクられ、相手がそれで利益を得ているのを見ることは悔しいかも知れない。
また、パくられた本人としては自分に捧げられるべき賞賛を横取りしていると感じるかも知れない。
相手を憎んで鬱々としてしまう人がいるのは理解できる。
だがみの氏とは違い、あなたの周りにはあなたを慰めてくれる友人がいるのではないだろうか?
心の傷を癒してくれる人がいるのではないだろうか。
あなたの代わりに憤ってくれる正義感のある友人がいることを発見するかも知れない。
もしそうならあなたは幸せ者なのだ。
きれい事だと言われるかも知れないが、
綺麗に生きようが汚く生きようが、
所詮人間はいつか死ぬのだと思えば、
どう生きるかはあなたが決めることなのだ。

続きを読む

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

盗作者に告ぐ 盗作問題第2部に向けて

この場で盗作者へ告げておきたい。
謝罪は誠実さをもって成されるべきであり、
以前にもわたしは「誠実さ」を何より求めていると書いた。
「誠実さ」のない謝罪は言い訳と言い逃れに過ぎない。
嘘と見栄で書かれたものは人の心を動かさない。
わたしだけでなく、あなたの周り全ての人に
誠実さを持って謝罪の意を表明してもらいたい。
医療関係者であるなら、誠実さとともにこれからの人生を生きるべきである。
わたしの望むことはそれだけである。
こんなことを今更書かねばならないことに
絶望を感じている。
わたしは損害賠償請求権および今回のことの諸費用を盗作者に請求する権利を有している。
もしこの文章を読み、
反省したのなら、
再び河原崎法律事務所へ連絡して下さい。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

著作権その愛。 盗作問題追記

経過報告である。
現在、裁判に向けて準備中だ。
著作物対比表も完成した。
ここで言いたいことがある。
そもそも著作権とはなんなのだろうか?
最近の若い子は著作権のなんたるかも解らないようだ。
「なぜ使っちゃいけないの?」と主張する人もいるらしい。
著作権。
それは作者の人権だ。
作者の魂が生み出した血と肉を分け与えられた作者の一部だ。
ベストセラー作家であろうがわたしのようなごまめ作家であろうが、関係ない。
もちろん金に直結する場合もあるだろう。
だがごまめ作家だからないがしろにされていいというものではない。
それは「基本的」な「権利」なのだ。
「なんで勝手に使っちゃいけないの?」と主張する若い子にはこう言いたい。
あなたの名前を誰かが使って、なにか悪いことをしたり、
もしくはあずかり知らないところで何かがあなたのやったことになったりしてもいいのか、と。
「著作権」は「人権」なのだ。
「著作者人格権」が定義されていることでも分かる。
だからこそ、今回の「みの」氏の気持ちが理解できない。
虹は「愛」が基本だ。
キャラクターへの愛が無くては創作できない。
他人の創作を自分のものと偽るところには愛が感じられない。
盗作の理由が単に自分を実際以上のものとして見せかけたいだけに過ぎないとすれば、
今後の人生もその延長線上にあるだろう。
こういった問題に巻き込まれて思い出すのは
中島敦の1編だ。
中島敦は私の大好きな幻想作家で、
もちろん「光と風」も名作だが、
そして「悟浄出世」や、名人が「これは何に使う道具だね?」と尋ねてしまう話も大好きだが、
ここで思い出すのは「山月記」だ。
肥大した自我・自己愛・自尊心ゆえに獣となってしまう詩人の物語である。
誰しも自己愛や自尊心はある。
だが理性によって飼い慣らさねば、
それは膨れあがって自分自身を呑み込んでしまうのだ。
プライドと見栄、それは時には自分を高めるために必要なモチベーションだが、
自分を見失う前にぜひ「山月記」を読んでいただきたいと思う今日この頃である。

続きを読む

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

盗作問題 最終章

さきほど法律事務所で契約を済ませました。
すばらしい弁護士さんと巡り会えた幸運を神に感謝します。
「著作権問題はねえ、お金が取れないんだよね」
と笑いながらおっしゃった河原崎先生、ぐっと来ました(笑)
檜原の目的はあくまでも真摯な謝罪、
「悪いことは悪い」と言うこと。
以上二点で闘っていきます。
そしてHNみの 氏、
今からでも遅くありません、
下記のHPにあるメールフォームから謝罪の意を示して下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/
これからは相手側の出方によって裁判に発展する可能性がありますので、
しばらく闘争ブログはお休みです。
しかし檜原まり子は闘っておりますので、
みなさま陰ながら応援するなり嗤いものにするなり好きにして下さいませ。
ではいつか、善いお知らせを届けられることを願って。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

小説そのまま  盗作問題7

その頃までにわたしはある一つの感想を持っていた。
それは。
河原崎先生はわたしの「Still Heart」シリーズに出てくる功刀元法学部教授そのままじゃない!
功刀元教授は白髪で温厚な外見、
中身は結構お茶目で大胆、冒険好き。
「Still Heart」第3部に登場し、
木田の性格の悪い美人の兄・木田政基が所属する法律事務所の顧問という設定だ。
未だ取りかかっていない幻の第4部では小早川とともに活躍する予定なのだ。
ひょっとしてこの出会いは運命かも!
それはともかく、次にやるべきことは紙版の同人誌を手にいれること、と意見の一致を見る。
「それはどこかで売っているのかね?」
ウェブサイトで売っていましたが、今は売り切れです。
「国会図書館にあるんじゃないかな?」
ええっ?
いやいやいやいや。
ないですって。
「いつ発行したのかな」
昨年の夏です。
「じゃあもう、国会図書館に入っているんじゃないかな。あそこは日本で発行された全ての本が入っている」
ないですってば。
で、わたしの考えですが、
ツイッターで「有償で譲り受ける」と呟き、拡散してもらうのです。
600円で売られたものですから、高ければ誰かが名乗り出るでしょう。
「そうだね、それが一番だろう」
で、お願いがあるのです。
「何かね?」
連絡先をここの法律事務所にしていいでしょうか?
そのほうが信用されますし、いたずらや詐欺なども防げますから。
「それはかまわないよ。
引き受けるともう決まったのだから」
ファーストステージ、クリア!


そのあとは小説についてのおしゃべりをしてしまった。
先生はわたしが準備した文書に書かれた名前に目を留める。
「このレオン・ユリスってのは?」
アメリカのユダヤ系作家で、ハリウッドの脚本なんか書いた人なんです。栄光への脱出とか。
「おお、そうか」
で、QBⅦってのはクィーンズバー7号のことで…
ナチスドイツに協力した医者の話です。
自分のことを書かれて名誉毀損で作家を訴えるんですが、
その法廷が7号法廷で…
「なるほど」
わたし、QBⅦのTVミニシリーズのことまで説明してしまう。
その後、わたしの本に話題が移る。
「印税ってどのくらいなの?」
10%です。
「そうかあ、僕は8%だったよ。
僕も3冊ほど本を出したんだけどねえ、
あっという間に絶版だ」
河原崎先生が指し示したのは、わたしが座っている椅子の後ろにある本棚だった。
法知識の一般向け解説書といったもの。
じゃあ、電子書籍にして出しましょうよ!
わたしがdistributorを紹介します!
「いや、法も変わってしまったからねえ、手を入れなくてはダメだ。
ちょっと今はその暇がないなあ」
そうなんですか、残念。
「電子書籍の印税って同じなのかい?」
だいたい同じで、10から12.5%ってとこです。
ひどくないですか?
紙もインクも流通も要らないのに!
「もっと高くすべきだね」
でしょう?
「実は僕も小説が書きたいんだ。
ネタはたくさんあるからねえ」
書いて下さいよぉ、電子書籍で出版すればいいんです!
「時間が出来たらね」
ぜひぜひ!
「弁護士の小説家は和久俊三くらいかなあ。
あの人のは面白いなあ」
ジョン・グリシャムがいますよ。
「誰だね?」
ファームとか書いた人です。
アメリカの作家で…
「まあ、アメリカに弁護士は山といるからなあ」
ですよね~~~。
そしてそろそろ時間が来て。
先生、立ち上がる。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

Viva La Vida  盗作問題8

エレベーターの前で別れ際に河原崎先生はこう言った。
「面白くなりそうだねえ」
先生、そんなこと言っていいんですか?
めんどくさくてお金にならない案件ばかり来ちゃうかもしれませんよ?
「わはは、だいじょうぶだよ」
……………
ビルの外に出ると、わたしは暮れかけた空を見上げた。
ついこのあいだまであった夏の輝きはもうなく、颱風は暑かった日々を吹き飛ばしてしまったのだった。
メトロへ歩きながら、降って湧いた災難だったがわたしはいろいろなものを手に入れたと感じていた。
もちろん今日の出会いもすばらしかったし、
検証をして下さったかたとも知り合えた。
出会いだけじゃない、
断られた法律事務所や弁護士さんからだって、知らなかったことを教えてもらった。
溺れる者は藁をも掴む、だって?
藁を掴んで何が悪い。
転んでただ起きたらいけないのか?
わたしは藁を掴み、ただ起きてここまで来た。
今までもそうだったし、これからもそうだろう。
だからこそ、アイドック社に乗り込み、成井社長と知り合って
DRMに守られた自分の書店を開くことが出来た。
英訳版コミックを全世界に配信しようと転げ回って
翻訳者のYuri Aoiさんと知り合い、彼女の紹介で
カナダに素敵な友人が出来た。
SNSではFUSE networkの池田氏・小林氏と知り合い、
MediaTunesの安倍ちゃん(と呼ばせて下さい)と意気投合し、
その結果、日本初の個人作家のためのdistributorが誕生した。
これからも転んだらただ起きてやる。
だってそれしかできないから。
そして思う。
人間はやはりアナログな存在だと。
ゼロか1か。
お金になるかならないか。
ではなく。
「おもしろそうだね」
この気持ちが人を動かすのだ。
というか、アナログでなくてはいけないのだ。
人生はすばらしい。

…………
って、綺麗にまとめて終わり、じゃありませんよ。
これから盗作者との闘いが始まるのです。
まだゴングも鳴っていません。
さあ帰宅したら、ツイッターで紙版同人誌お譲り下さい、と呟かなくては!
そして最後にもう一度。
わたしの求めているものは
「悪いことは悪い」ということ。
ただそれだけ。
考えてみれば、「Still Heart」シリーズで主人公の小早川は
しょっちゅう恋人の木田に
「すまん」「俺が悪かった」「お前の言う通りだ」
と言っている(笑)。
小早川は檜原の理想の男で(あっ、エモちゃんも^^)、
つまり現実にはそう素直に言える人が少ないのだろう。
ビリー・ジョエルの歌にあるように、
「誠実さ」は今の世の中で、めったに聞かれない言葉だけれど、
盗作者のあなたからわたしは求めている。
あなたは医者の卵と称していますが、
それがもし本当なら、
わたしは医者は厳しい倫理観のもとに人生を送らねばならないと思っていますので、
より厳しい態度で臨むでしょう。
そしてもしそれが詐称であれば、
偽りで人生を塗り固めるのは今すぐにやめるよう助言します。
盗作と同様、何一つ意味がないからです。
今からでも遅くありません、
「ごめんなさい」と謝って下さい。
「もう決してしません」と。
そうすればわたしは訴えません。

続きを読む

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

官能小説家 盗作問題6

「あんたの本はあるのかな?」
いよいよ具体的な話に入って、河原崎先生からまずそう言われる。
あ~そうよね、小説家がある日突然
「あなたの新作は、今、わたしが書いている最中のものと一字一句まったく同じです、盗作したのですね」
という手紙をもらうことは時々あるものね。
わたしの盗作騒ぎが妄想の中の本だったら、そりゃ困るって。
もちろんわたしは盗作箇所にポストイットを貼った本を持っていっていた。
先生、それを受け取って奥付を開き「ほほう、たいしたものだね」と感心する。
「で、どんなジャンルの小説なのかな?」
うわあ、BLとか言っても絶対解ってもらえないって!
わたし、女性向け官能小説です、と説明。
「官能小説?
あなたは面白いねえ、わははは」
面白いって言っていただけて光栄で~す、はい。
先生、本をぱらぱらと捲り、
「で、同じなのかな?」
100%同じです。
でもそれはあなたが判断することです。
そしてあなたが同じじゃないと言ったらわたしはすぐ帰らなくちゃいけません。
持っていったPCを開き、検証サイトを見せる。
漫画化したものでは解りづらいと思い、
みの氏が自分で書いたと称している小説を見せる。
するとわたしの本の該当箇所を開き、河原崎先生、見比べ始める。
「あ~こりゃ同じだね。
季節だけ違えているけど」
でしょ?
そこで先生、お仕事モードに入る。
先生、一度ご自分のHPを無断転載されたことがあるそうで、
サーバーにすぐさま削除を求めたそうな。
同じ事をすればと言うが、
それでは本人が特定できない、と説明する。
アカウントは本名じゃなくても作れますし、すぐ消して別アカウントにするそうです。
「だろうな」
なので、紙版同人誌を手に入れることがベストだと思います。
そこには印刷所の名前が載っていますし、
わたしの名前では無理ですけど、先生の法律事務所の名前なら情報開示を求められますから。
「その通りだね」
では、案件を受けてもらえますか?
河原崎先生、「やりますよ」と気軽に返事。
そして「お金もかかるよ、
あなたの目的は何なんだね?」と。
前にも言ったように、わたしは賠償金を取りたいのではない。
お金がかかるとか別の問題なんです。
わたし以外はこんなこと出来ないと思うからです。
悪いことを悪いと言いたいんです。
だってみんなが泣き寝入りするからパクリが横行するんでしょう?
「もしそれが本当の目的なら、みあげたものだ。
だが最後までその情熱が続くかな?
たいてい途中でいやになっちゃうものなのだ」
わたしの情熱は変わりません。
それより先生のほうが面倒くさくなって
いやになっちゃったりしません?
「わっはっは」

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

外した? 盗作問題5

ハッキリ言って、その瞬間、外したかも知れない、そう思いました、すみません、河原崎先生!
だって彼からはあまりにも遠い世界のことですよ、みなさん。
わたしはBL作家で、
それってホモえろ小説で、
で、相手は「ヘタリア」って漫画のその二次創作。
同人誌をイベントで売ってて、
pixivってサイトがあって…。
1から説明しなくちゃならないんですよ?
無理無理、ぜ~ったい無理。
もう帰ろうか、とも一瞬思ったが、
ともかく、お金を払った30分は話す時間がある。
解ってもらえるかどうか不安だけれど、とりあえず説明しよう。
そう思い、尋ねる。
あの、ウェブでの盗作なんですけど、ネットとかご存じですか?(うわあ、今考えると失礼なこと言ったなあ、わたし)
「まあ、そこそこはね」
ええと、ダメそうならそう言って下さい。
別の詳しい先生を捜しますので。
と、これまでの経緯の説明を始めるわたし。
盗作者に謝罪を求めたいと別の法律事務所でも相談したんですが、
そこでは99%はダメだ、彼らは絶対謝罪しないって言われました。
「そうだろうなあ」
でもわたしはやりたいんです。たとえお金がかかっても。
賠償金を取りたいんじゃありません、
悪いことは悪いのだと言いたいんです。
河原崎先生、ふうむと考え込む。
そして先生の口から衝撃的な言葉が。
「謝罪か。
そうだ、こういう方法なら可能性がある」
こういう方法?
「こっちが謝罪文をどこかに掲載するんだよ。
そして相手側にその掲載費用を請求する」
それ、どういうことですか?
「つまりね、裁判所の判決に
これこれこう謝罪せよ、とあるわけだ。
その謝罪文をこっちが公表すればいいんだ。
こう謝れと判決が出ました、って」
それこそ、わたしが望むことです!そんなことが可能なんですか?
「もちろんだ。やるかね?
金がかかるよ?」
はいっ、かまいません、やりたいです!
「この方法ならあなたも満足するだろう」
そしてにやりと笑って付け加えた。
「ちょっと面白そうだね、
金にはならないけど」
ああ……そうだったのか。
ウェブや2ちゃん、パクリに詳しい若い弁護士だからこそ、
意味ないって最初から否定するってことなのだ。
そして「著作権の専門」と関係なく、
クライアントの気持ちに寄り添った法律家ならば、
必ず途を指し示してくれるのだ。
初めてわたしの目には希望の光が見えた。

テーマ : BL小説書きの日記
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

enjugroup

Author:enjugroup
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。